「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

残りゆく感性(?)―〈介護〉

2006-08-01 | ●介護録(~2015.2月)
「キレイなもの」は「キレイ」

↓に書いた介護者の集まりで、奥様を介護中のオジサンとの話の中で、入院中の時の出来事。
それはそのオジサンの発見なのだと、話してくださった。

入院患者さんの中に、やはり若年性と思われる、重度の男性がいた。
食堂?かホール?みんなで集まる時、その人は寝たきり状態で、時に、声を上げ、落ち着きをなくす。

そんなときの特効薬

オジサン曰く「ヘルパーさんの中に洗濯などするために、短パン姿の人がいる。それは僕の目からみて、スタイルがいい!と思う。その人が近づいて優しく声をかけると、いっぺんに安定する」

笑いながら聞いていたけども、感情は最後まで残るという話の通りに、様々な能力が失われていっても、感性というか、人間の本能として、心地よいものとそうでないものを分ける力というのか、とにかく、そういうモノはちゃんと存在しているんだな~としみじみ思ったのでした。

きっと薬で抑えられるより、本人も気分がいいだろうね。

赤ん坊と同じようなもの…と考えるなら、不安定になって声を荒げるのは、「不快」だからということになる。
とはいえ、現実には、赤ちゃんを抱っこしてあやすようなわけにはいかないけど。

昨夜のニュース番組の特集

介護者への支援をすべく、介護者のためのカウンセリングをはじめた病院が紹介されていた。
いいですね~欲しいです、そんなところ。
ちょっと気軽に、話を聞いて貰えるところ。必要です。