「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
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「ガンバレ」って…

2006-08-26 | ●介護録(~2015.2月)
って言葉はなかなかやっかいです。

まあ挨拶替わりに「がんばってね~」なんて簡単に言っちゃうし、ホントに頑張っている人には、ついつい「がばって」と言ってしまう。

この間、どこがて(ネットだったか新聞か覚えてない~)入院中の人が、周りが「頑張らなくていいからね」っていうのよ……と不満そうに打ち明けたって話を見たのです。
つまり焦らずゆっくり養生してねって意味の「頑張らなくていい」なんだけろうけど、本人、頑張ろうとしていたんだろう。

逆に、重い病で亡くなった少女のメッセージの中に(江原さんの番組で)「いい加減にして」というのがあった。家族が「ガンバレ、きっと治るから」っていうのが、彼女にはつらかった。きっと「もういいよ、頑張らなくて」と言って欲しかったんだろう。

こんなに奥深く難しい言葉だったのか…

多分本人が前向きな時には「ガンバレ」が力になるし、そうじゃない場合には重荷になるんだろう。相手の心の中まで分かった上で使うっていうのは、これはなかなかムズカシイ。

介護に関して、自分はそれほどムリして頑張っているつもりがないので、誰かに「かんばってね」と挨拶替わりに言われても、気にならない。

ガンバルってなんだ?
どこまで何をやればガンバッていることになるんだ?
本気で必死にこれ以上出来んというほど頑張っていると、その言葉の重みをいろいろ感じるものかも…って意味では、私はまだまだ大して頑張って生きてないみたい。