「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
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あれはストレスだったのかな?

2007-10-05 | ●介護録(~2015.2月)
まりママさんは最近気分が沈んでいるらしいデス。
デイサービスへの拒否も強いので、そんなことも影響してのウツ的な状態なのかしら?というお話(もちろん、それだけではなく、まりママさんは、技術的なことが出来なくなっている自分を感じ取っているようで、その不安などもあるのかな?…と。その点、ビゴママは、出来ないことを「情けないオッカサンだわ~」などとその場で嘆いてもその言い方はとことん明るいし、すぐにケロッとしているタイプ)

そんな話に、母が介護認定を受け出したころのことを思い出した。
母は最初、デイサーピスと病院のデイケアに通っていた。デイケアとはトラブル続きだったし、とにかく、お迎えが来ても「どうしてそんな所に(といってもどこに行くかは分かっていない)行かなきゃならないの、私は家でやることがあるのよ」と激しく拒否。

思えば、その頃の母は、「胃がへん」とか「食べたくない」などを繰り返していた。
認知症発症前に十二指腸潰瘍をやったこともあったし、とにかく神経質なタイプなので、胃がヘン…なんてのはよくあったので、「いつものこと」と思っていたけど、いま考えてみると、お迎えに対してなんの疑問も持たずにスルスルと出かけるようになった一昨年の秋頃以前の母は、(拒否が出るときがありつつもそれなりにきちんと出かけていたけど)ずっと、私や周りには見えないストレスを感じて続けていたのかもしれませんね。

多分本人もストレスだと思っていない、本能の奥でのストレス。

急にお腹が苦しいと言いだし、呼吸まで乱れて、内科に駆け込んだこともあったけど、医師の前に座った時には治っていたっけ。
それでも一応胃カメラを飲む手続きをしたけど、その場になってみると、胃カメラを飲むことを理解していないので、検査出来ずに途中断念。

明るい認知症タイプの母なので、ストレスを感じていても、周りにはわかりにくい。
骨折で入院したときだって、何年も前からそこにいるようになじんでいたし、退院した時も、ずっと家にいたようになんの問題もなかったけど、それから二ヶ月、三ヶ月、めまいや吐き気に見回れて、「自律神経失調症」と診断された。

ストレスってコワイね。
私たちは、一応、ストレスを自覚する。マズイと思えば、なんとか解消する道も探せる。
でも、認知症の母たちは、ソレが出来ない。
なんせ熱が出ていても自覚出来ないんだから……。

トラママさんは、ギプスが取れたのに、今度はニンニクちゃんになってしまった。
過度のストレスにさらされませんように。
まりママも早く気持ちが上向きになるといいね。