「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護の歌がオリコン50位に上がっている

2009-03-14 | ●介護録(~2015.2月)

「手紙~親愛なる子供達へ」(←タイトル間違っていたらゴメン)
…という曲がオリコン50位に上がってると昨日テレビで知った

老いて介護が必要となった親が子供に向けた言葉
簡単に言うと

「食べ物をこぼしたり下着を汚したりしたら
懐かしい昔を思い出してください
同じことを何度も聞いたり話したりしても
最後まで聞いてください
あなた(子供)に手を貸し育てたように
今、私(親)に暖かい気持ちをむけて
私の最期の時に少しだけつきあって」

というような内容

似たような詩?言葉?見たことがある
WEB上か本なのか忘れてしまったけど
介護者に向けたものとしては百の介護技術や理屈を講義するより
効果的な気がした


だけど………………

なんでこんな歌作るんだ

私は聞きたくない

「千の風になって」みたいに売れて紅白出場なんてことになったら……

「千の風~」
あの歌詞は良かったのに、あんな歌にしてしまってさ…あ~イヤだ

今度のはもっとイヤだな

だって内容が……

だから優しく介護してね…ってことだもん

優しく寄り添ってね…ってことだもん

これを聞いたら介護者は優しくなれる?

なれないよ

昔の思い出
そんなもの当然あるサ、だって親だもん
昔はちゃんとしていた記憶がイヤどいうほどあるさ
それを思い出して感傷に浸ることはあるかもしれないけど
それを思い出すことで日々の介護に優しく、穏やかになれるほど

介護は甘くない

でも、きっと、この歌に心を動かされる人はたくさんいるのだろう
今、親を介護している人でも優しい気持ちになる人もいるのだろう
しみじみと何かを感じる人もいるのだろう

まさか、この歌で介護虐待抑止?…なんて言わないでよね
なんたが介護者を追いつめてるように聞こえるんたけど……

あ~~~イヤだ、イヤだ

どうか、これ以上売れませんように……と願う私の心はかなりひねくれているみたい