「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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リハビリ効果?

2012-11-05 | ●介護録(~2015.2月)

本題に入る前に…
風邪ひいたーーー苦しい~~悪化する前に(悪化しないことを願いつつ)ブログ更新


小規模多機能がリハビリ指導を受けてからリハに力を入れている。

母の場合、力が入るから歩けるというので「歩くこと」を意識してくれている。

以前から、トイレ誘導は歩かせていたし、何もしてないわけではなかったけど
専門家の判断を受けて自信を持って取り組む…そんな感じ?

その効果なのか
最近、座っていても自分で立とうとすることが増えた。

そして、昨日の朝、ベットに座った状態の母に
「行くよ~」と声をかけたら
「はい、いきます」と言ってサクッと立った。
介助はしたけど、すごく軽かった。
こういう時はやはり脚がしっかりしている。
歩いて茶の間まで行った。
この日は、椅子に座っているときも背筋がのびている時間が長く、もたれかかって寝ていても
目が醒めるとグイッと起き上がり背筋を真っ直ぐにして座っていた。
夜も、歩いてベットまで。

車椅子不用な1日。

いったい……母の場合、車椅子ってなんなのだろうか…と思わず考えた。
機能的に麻痺があるというのではない
かといってサクサク歩けはしない
筋力は落ちているし、転倒の危険もある。
でも歩けないわけではないのよね………

最初に車椅子を使ったのは、デイに行くときの車乗り込み。
なかなか乗ってくれなかった。
「乗る」ことが伝わらないか、乗りたくないかわからない
ステップが出てくるので、それに脚を乗せ、二歩目で車の中へ
それがなかなか進まない。時間がかかる。
座席が高いから、お尻を先に座らせてから……ということも出来なかった。
それで、アパートの三段の階段も下りたところで車にスムーズに乗るために車椅子利用となった。

そのうちに、階段も本人には負担ではないか?という話も出た
そして帰りも車椅子で帰ってくるようになった。
(疲れて歩く気がなくなるのか、やはり車に乗り込むのが大変なのか)

車椅子で帰宅となると二人態勢だし、スタッフの負担もあるのでスロープを使うことを提案した。

「歩けないのか歩かないのか、歩きたくないのか、どうなんでしょう?」
なんて質問を何回もしたことを思い出す。
「力が入るのになぜ歩かないんだろう?」って質問も何回もしたっけ

そして今年の6月くらいから室内用車椅子をつかうことに

リハビリ指導受け、以前より歩くようになったこの頃。

本人には負担ではないか?から始まった車椅子だけど
その判断はあまりヨイこどてはなかったのかも。

自ら積極的に歩いて、どこに行きたいとか何かをしたいという意識はないだろうし
脳はこれからもどんどん働かなくなるだろうし
バリバリ回復することはないけど
それでも
まちがいなくリバヒリ効果はあるようで

ホントは「本人には負担」より介護するほうが
「時間が掛かるし~~危険だし~~手間がかかるし~~」ということだったのかも……
いえ、けして小規模多機能さんを批難しているわけではありません。
私も、「ああ、もう歩くの無理だわね」と思っていたもの。

認知症って本人の意志が確かめられない
機能的には問題ないと分かっていても、単純に歩けるのに歩かないだけと判断していいのか
それとも脳から指令が行かないから歩けないのか、そういう理由なら無理させてもいけないだろうし
判断が難しいところだと思う。

けど………
リハ効果が出ると、椅子に座っていてもいつ立つかワカラナイから
それはそれで大変だったりする………… ( ̄◇ ̄;) ハゥー