「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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荷下ろし症候群

2015-09-03 | ●介護回想(2015~)
荷下ろし症候群なるものがあるとは知らなかった。
燃えつき症候群なら聞いていたけど。

介護友達の叔母様が介護終了後に体調を崩し、最終的に荷下ろし症候群の診断が下ったという話を先日聞き
検索してみると

燃えつき症候群は、大きな仕事や目的達成後の虚無感などから起きるもの。

荷下ろし症候群は、介護や育児が終わり肩の荷がおりて晴れ晴れするはすがそうならない。

明確に分けているサイトと同じものとして説明しているサイトかありました。

サクッと晴れ晴れ出来る人もいれば、時間のかかる人もいるはずで、私はちょっと時間がかかってるみたい。

理由は色々あるかな?

がっつり在宅してきたから、なんというか、介護の密度が濃い……みたいな?
もしかして、早くから施設介護だったら荷下ろし感はもう少し楽だった?

それと……
誤えん性肺炎にならず、寿命かな……という亡くなりかただったらまた違う思いだったかも?

孤独感も今は強いし……
一人っ子なので、昔から親が亡くなったら独りという覚悟はしてたけども。

納骨おわり、手続きもおわり(遺品整理とかまだそのままだったりはするけど)
気が緩んだのか、だんだん泣けるようになり、
最近は夢を見るようになった。
亡くなったばかりの頃は、全然夢に出てこないなぁ~と思っていたけど。

その夢がリアルでちょっと辛い。


「荷おろし感」は私にもある。
介護は体力的にも精神的にもキツイ。それをもうしなくていいんだから肩が軽くなるのは当然。

ただ
介護での荷おろしは、普通は死別で起きるもの。
治るわけじゃないし
介護の責任を誰かに譲って解放されるなんてことはほぼないはず。
そういう意味では、単純に軽くなるってものでもない

介護中、我慢していたこと、中断していたこと、休止していたこと
明確に介護終了したら「やる」「やりたい」ことがまっているなら、一段落ついて落ち着く前に(荷おろし症候群に陥る前に)サッサと手をつけてしまったほうがいい……多分。