「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

あやしきレイヤードルック?!

2005-10-12 | ●介護録(~2015.2月)
新しいデイサービスに移ってなんとか月に二回程度はデイで入浴してくれている。

昨日もデイで入浴。着替えた下着を見ると、なぜかパンティーが二枚ある。一枚はキレイ。着替えとして新しく持たせたパンティではない。それはちゃんと履いている。つまり、母はパンティを二枚履いていたのだ。
そういえば、この間もシャツを二枚、それも長袖シャツの上にノースリーシャツという不思議な組み合わせで着ていたっけ。

母は「着替えること」は出来る。ただ、定期的に「新しいものと取り替える」という意識がなくなっている。しかし「出来る」だけに他人の手が入るのは嫌う。
だから母がパジャマに着替えてトイレに行った時や入浴時に新しいものに取り替えておくしかない。(でも、チャンスを逸したり、忘れることも多い(^^ゞ)

時々、自分で明日の着替えを用意して寝ることもある母に油断していると、脱いだほうの下着か再び引き出しにしまわれていることもあるし、行方不明のままの時もある。
なんだか下着が減ったような気がする…と思っていた。
行方不明でもなんでもなく、母が重ね着していただけのことだった。

最近は「何を着ていいかわからない」ということがたまにある。おかしな着方をしている。そんなときは、「これをやめて、こっちを上に着たら」と言うと、素直に応じる。
正直言うと、こんなふうに言うことを聞いてくれるなら、着替えは全面的に私任せになったほうがいいかなーと思う……でも、そうなったら面倒になって文句を言いたくなるのかもしれないから、あんまり大きな声では言わないでおこう~

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2 コメント

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明日は我が身 (sena)
2005-10-13 11:40:09
ビゴさんの日記は、お母様の様子もビゴさんの心理状態なども具体的で読みやすく、とても参考になります。

私は、常々、明日は我が身という気持ちで読んでいますよ。



実は、7日の夕方、実母(62歳)が心臓発作のため緊急入院。(^^;

幸い、薬での治療で済み、2泊3日で退院。

電車でも車でも1時間の距離に一人暮らしのため、今後が心配です。



いよいよ、明日は我が身と気が引き締まります。
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いつかは… (ビゴ)
2005-10-15 15:53:54
私の身近な友人にはまだまだ介護と向き合っている人はいない。年齢的にはまだこれか…なのかもしれない。

でも、私がこうなったから、なんとなく、あり得ることとしてsenaちゃんみたいに感じているみたい。



確かに、親は自分より先に老いていくものだし、いつどんな状態になるかは分からないから、一応、遅かれ早かれ介護の日々が来るかも…と、そう思うものだと思う。



でも私は友人に「そう簡単に誰も彼も認知症にならないよ」って言うことがある。

90近くとか、そういう年齢になったら年相応に惚けるのは仕方ないとしてもね。



もちろん認知症にならなくても身体介護という問題もあるし、看病もあるかもししれないよね。



今は高齢化社会で、子供は少ないし、私たちの親世代は介護知らずに終わった人も多いと思うんだけどさ。

うちの親もそう。

自分たちはそんな経験してないから、自分の子供が親の介護と直面するなんてこと考えたこともないと思う。



時々、親をうらやましく思うわ。

自分たちは老親介護なんてほとんどせずに、父はサッサと死ぬし、母は認知症になるし……ああいいなーってね。
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