「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

幸せな最期……と思った話

2017-01-23 | ●介護回想(2015~)
知り合いの話です。

旦那さんのお母さん。自宅からわりと近い老健入所中の90代。
夫婦で出掛ける朝、お母さんの顔を見てから行こうと奥さんが提案。
旦那さんは、忙しいからやめようといったけれど、虫の知らせなのか、奥さんは、いや、行こう!と。

お母さんは食事を口にしてなかった。
旦那さんが抱え込むようにして(旦那さんが胡座で椅子がわり?)奥さんが正面から食事介助。
二口くらいで白眼を向くような状態に。
医師からは
「老衰です」と。

苦しむことなく
息子に抱かれで旅立った

一番楽な終わり方は枯れるように死ぬことだと医師が書いていた。
まさしく、そんな終わり方

羨ましかった。
涙が出てきた。

飛行機で出掛けるはずだった御夫婦。
(親戚の挙式だったそうで)

こんな話は、
何かの力が働いた?!と思えてしまう。


枯れるように死にたいけれど、それには長生きしなくてはならない。
おひとりさまの私としては、あまり長生きをするわけにはいかん!と思う。
ボケないうちになんとかなっておかなくては……と。

誰か暗殺してくれないかなぁ~~なんて冗談を言うと
「お金、かかるよ」と友人。

死ぬこと自体も、この世での最後の修業なんでしょうか?


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4 コメント

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Unknown (案山子)
2017-01-25 08:52:27
また お邪魔します 息子がいても 全く期待出来ない私 多分今世は誰もが同じ
冗談で 冬の北海道に置き去りにして、、なんて言った事あるこど 道民の方に迷惑かけるし ここでもその位の寒さはあるし、、
高齢者の安楽死を認めてなどという声があるけど 実現には至らないよね
息子さんに抱かれて天寿をまっとうされ なんて最高。 神様のご褒美だね
枯れるように自然に、、はなかなか難しいね。

哀しみの扉 やっぱり少し開いてしまう でも ちょっとしたら閉じます そんな想いは誰しも抱えているのでしょうね 。

柳月初めての商品がカタログにのってきたので 迷わずチェック、再来週が楽しみ
プチプチハッピイの積み重ね、です

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案山子さんへ (ビゴ)
2017-01-25 14:03:56
うちの北向き部屋(物入れ部屋なので暖房使ってないせいもあり)の窓は結露がガンガン凍ってしまいます。でも、こんなにガッツリ凍ったのははじめてです。

地元で介護者同士が集った場合は、どこからか話が誰かに伝わる可能性があるので本音をどこまで言っていいか……というのがありますよね。私は引っ越してきた立場で、昔からの~~という人がいないから、その点はある程度話してもOKだったんですけどね。
ネットはその点で気楽。本音言えるから。
中には、遠い親戚に状況を伝えるためにblogしている人もいて、そうなると本音言えないことも。

兄弟を亡くされた方と最近話したんですが、しばら~~くしてから、もういないんだ……と思ってポロポロ泣いたって。
人の感情って不思議です。

わたしはやっぱりまだまだやる気エネルギーが足りてないみたい。
家族が誰もいなくなって、宙ぶらりん。なんの役目もない。気楽でいいと言われてもなかなかそう思えない。
いつかはこの状態がいくらかマシになっていくのだろうとは思うけど。
ホント、小さな幸せを大切に……ですね。
幸せって小さいんだよ……と言った友人がおりました。
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Unknown (hachi)
2017-01-26 16:31:36
私も、母親の死に目に会えるのかなぁと不安です。
最近、表情も乏しくなり、寝てばかり・・・。こわいなぁ。

私は、母親みたいになる前に、できるなら自殺したいと思ってますが、でも、できないと思う(笑)

母が4人部屋になったけど、みんなしゃべらない笑わない・・・。つらいです。私も病院で寝てるだけ、誰も見舞いに来ないって状態になるんだろうなぁと思うとそれまでにと思っちゃう。
どんどん沈みそう、これではダメなので楽しいこと考えます(笑)
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hachiさんへ (ビゴ)
2017-01-27 13:09:27
考えてもどうしようもなく、なるようになるしかないと思いながら、どうしても考えちゃいますよね~~
自分で始末できなくなったら……ホントにこまる。
不安で怖くて、なんか切ないし悲しいし。
あとはどうとでもなれ!って思えば楽になるかな?
死ぬまでとにかく生きていかなくちゃいけないし。
小さな幸せを拾い集めて、今は、自分のことを自分で出来る体であることに感謝しなくちゃ……なんてことも思ったりするのでした。
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