「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

迷う気持ち

2006-01-16 | ●介護録(~2015.2月)
たまたま「おもいっきり」の電話相談のコーナーを見た。

80代のお母様が認知症。独身の妹さんがみていたけど、仕事のことや疲れがあり、今は相談者である姉が通って介護している。
結局、このお姉さんも疲れてしまったんだろうね。
たけどこの姉妹は、10数年前になくなったお父様が(なんの病気か分からない)入院して三ヶ月でなくなったので、母は最期まで在宅でみようと思っていた。それで迷っているんだと思う。

司会者の最初の答えは冷たかった。
「施設も今は昔と違うんだから、そういう考え方を変えなさい。それかイヤで在宅で看ると決めたなら愚痴はいわない」

確かに「大変だ、でも在宅でみたい」と言われたら、そういうしかない。

バッサリとキツイ言い方もするのが司会者のスタイルだし、後でいろいろと話を展開していくから最初の一言が全てではないけど、言われた瞬間、電話の向こうの相談者の「ハイ」という返事は憮然としていたわ。

気持ち分かる。
理屈は分かってるけど、感情の部分で悩んでいるから、そこを聞いて欲しい、その気持ちを分かってほしいってことだろう。

でも、こういう相談はやはり難しいと思った。
第三者になったときは、私だって「こうした方がいい」って考えが浮かぶ。介護者の人生と、被介護者の余生を冷静に考えることはそんな難しいことじゃない。
ただ、家族になったときに、感情がついてこないだけ。

今の私、迷っている間は「このまま」…と思うことにした(とりあえずね)。
母が介護認定を受けて一年半だから、私にはまだ力が残っているけど、いずれ、迷う余地なく、このままでは限界だと思う日がくる。その時はためらうことなく新たな道を選ぶと思う。そこまでいったら割り切りもスパッと出来ると思う。そんな気がする。


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4 コメント

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私も見ましたよ。 (mimi)
2006-01-16 22:43:51
電話で相談しても、結局、自分で決めるしかないんですよね。

テレビでは、施設に入るように、すすめてましたが、相談者はどう思ってるんでしょうね。





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多分… (ビゴ)
2006-01-17 10:19:16
私が思うのは、もうホントにダメなら電話相談なんかしないで、施設入所を決めてるんじゃないかなーと…。



誰かに話したいっていうのは、まだ迷いがあるからで、ということは、まだやれそうな部分もあるからじゃないかなー。

デイも利用しているみたいだったし、後は、夜中に三度のオムツ替えをするっていってたから、その辺の困難さなのかなー。



どう結論出すのか分からないけど、在宅がだんだん困難になっているんだろうから、そんなに遠くない未来に施設入所とかに、必然時になっていくかもしれないですよね。
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これは・・・ (としちゃん)
2006-01-18 12:06:20
これは・・・

電話相談すること自体に無理があるような・・・。

だって、この問題って簡単に解決できひんやん。

相談された方も困るやろ~。

私ら、介護してるもの同士でさえも、この問題にはいい知恵が出てけーへんくらいなんやからなぁ。
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確かにね… (ビゴ)
2006-01-18 13:45:17
コレが正解ってにもないしね。

介護環境やらなにやら、ホントに千差万別だもね。



第三者というスタンスだと、やはり、施設を勧める感じになるんだろうなー。



答えが出ないから話したい、聞いて欲しいってとこなだと思うわ。
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