介護生活になって丸六年が過ぎて、人から「どう?」と聞かれると
私はいつも「前よりは楽」と最初に口から出る
なぜなのかは明白で
「徘徊が消えた」「進行のせいで意志力が低下し拒否が減ったこと」
それと単純に「慣れ」
つまり、介護の最初の三年間くらい(私の場合)が精神時に一番ツライのだと思う
シンジラレナイ、ワカラナイ、カナシイ、クルシイ、キツイ、ツライ
大げさに言うと毎日泣いてるような日々
情報もなく、知識もなく、なのに、○○しちゃダメとか、××しましょうって正論ばかり聞かされる
しかも介護度が低いので、使えるサービスも少ない
そんな状態の時と比べるから、あの頃よりは楽…って言葉になるだけで
ホントに楽になったわけではない
介護は楽にはならない
最近は
やりようでいくらでも楽しく介護出来るはず…という風潮もある
気の持ちようだとか、発想の転換だとか
笑って介護だとか、不真面目介護だとか、絵日記介護だとか……etc.
そんなの、単純に介護を何年かやってきて行き着いたというだけのことだと思う
介護はツライのが当たり前
「介護はツライ」でいいんじゃない?
今の流れだと、介護はキツイ、ツライって言えなくなる、愚痴も言えなくなる
楽に介護出来ないのはその人が悪い?
なんか違う
「介護はつらくて、キツクて、イヤになるもので、イライラして、苦しくて、カナシイもの」です
ホントの意味で楽になんかならない
それでいいんじゃないの?
介護はツライのがフツーだ
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その程度の「楽」なんでしょうね。
私は…なんかこれまでのいろいろな経緯から
「いくらか楽になってます」くらいのこを言わないと、すぐに施設入居の話されるので、前より楽…って言ってるような気がしてます。
ツライ…といったら話が面倒になる。
で、最近は、ツライ、キツイって愚痴くらい言わせてよーと思うようになりました。
私も楽はさせてもらってると思うのですが、やっぱりしんどいし、つらいし、悲しいです。
悲しいって書いただけで涙でるくらい・・・。
暑い、暑い夏、介護者の皆様、お体ご自愛くださいませ!