先週に続いて、介護者へのケアという内容だった。
コメンテーターとして出演しているのは、家族の会の代表者、精神医学の先生、介護福祉士の三人。
実際に介護経験者である荒木由美子が母親を介護する主婦役。
今回はデイサービスを使っているものの慢性的疲労等で円形脱毛症になり、母親を弟夫婦に預けてリフレッシュするまでのお話。
ドラマは最初、旦那さまも無理解、商売をやっている弟夫婦も非協力的なんだけど、一転、旦那様も子供も協力的になり、家族旅行の間、弟夫婦が母親を預かるという展開になっていく。
家族の理解・協力がなければやっていけないんだよーと、啓蒙する狙いなんでしょう。
理想的だが、ここまでうまく運ぶかなぁ~と思ったり、ひとりで看ている私にはあんまり関係ないなーと思ったり。
介護そのものより、家族に負担をかけることにストレスを感じるという、女性の立場の大変さを感じる。それがない自分はある意味楽なんだと思うことにした。
「制度の中では介護者へのケアは抜け落ちている」と精神医学の先生。自分が介護者になってずっと思っていたことだけど、そういう問題は制度外のことで、主張すべきことではないと思っていた。
家族の会でもいい、相談窓口でも心療内科でもいい、話をすることが大切と言う話が出ていた。
でも、そういう場所って案外見つからない。電話相談は繋がらない、窓口に行っても行政的な説明で終わったり、Netの掲示板(専門家が回答するタイプ)では説教されたり…。
Yahoo!掲示板を知るまでの私はそんなことの繰り返しだった。
今は、そこで知り合えた介護の先輩とNetを通してケアしてもらっている…そんな感じ。
そう!介護者は介護者同士でお互いをケアしているのかもしれません。それもNetがあればこそ。
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