「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

初ショート、行ってらっしゃい

2005-04-24 | ●介護録(~2015.2月)
お迎えが来て家を出るまで20分。
これを長いというべきか、短いほうだと思うべきか……微妙である。けれども、途中、今日は無理なのでは、と思ったことを考えれば、無事に行ってくれたと思った方がいいだろう。

初のお泊まりに心配がないと言えば嘘。フクザツな心境でもある。「拒否しているし。泊まるなんて知らない母なのに」そんな心の痛みもある。

でも、例えばこうしてNetしていても時間を気にしなくてイイ、こういう感覚は日々のデイでは味わえない。
だって、丸一日、自由なんだよー。こういうの普通に暮らしていたら絶対に分からない感覚。
思い出すのは、初めてデイサービスを使った日。一人だけで街を歩いた瞬間のあの解放感。

自由の素晴らしさを知ることが出来たのは介護生活のおかげ…。まっ、こんなふうに思うことで介護生活でも得るものがある…ということにしておこう~




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5 コメント

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20分 (タンポポ=トラ子)
2005-04-24 14:46:25
20分は優秀です!



ウチ、二時間ごねた。

怒り狂い、嘆き悲しみ、すごかったのでした。

でも、父の入院と言う事態が、「行かない」という選択を許さなかったので

私は最後まで、ポーカーフェイス。

二時間近くなって、母が「何を持っていけばいい?」と言い出したときは

私がなきそうになった。



でも、その夜、母のそばに、母が不安になったときに

それを見ていてくれる人が居る、と言う安心感は

何にも変えがたいものだったの。



母がショートデビューした日は、

父がアキレス腱接合後の皮膚がくっつかず、

新しい病院に賭けた接合手術の日、

手術室へ入る父を見送り

母と修羅場を演じ

旦那の舞台が京都であって、絶対に来い、

母を送ってから、京都まで走ったんです。



車を飛ばしながら、涙でた。

ごめんよって、思ったけど、

その夜疲れ果てた私は、安心して熟睡した。

母が自宅で一人で、父の入院の不安を抱えながらうろうろしてたら

とても眠れなかったと思うの。



母は・・・不安げにうろうろしたらしいけど、

それも忘れて、後は熟睡したらしい。



翌朝、血圧が今までになくあがったのは、言うまでもないんですけどね

私が病院へ行く途中で、迎えに行くまで、

何度か帰る用意をしては、怒ってたらしい。



いろいろだよね~

あ、今阪神、勝ってますぜ!今日もいけそうだね~!!

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こんにちは (mimi)
2005-04-24 14:49:24
お母様、ショートステイ行かれたんですね

行くのを嫌がられると、辛いですね



でも、ビゴさんは毎日頑張っているから、

今は自由の時間を楽しんでください

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初ショート (かい)
2005-04-24 21:13:11
まずまずのすべり出しってとこかなー?



>こういう感覚は日々のデイでは味わえない。



距離をおきながら、冷静になれる時間を持つことで、長期戦の介護に備えていけるのだと思います。

自分の時間も大切にすることだと思う。



もちろん、芯から楽しめるってことは

ないけど、それでも、やっぱりあるとないでは違うと思うし、



他人に託す心配もあるけど、介在してくれる人が家族以外にいるという安堵感もあります。





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前向きに (syouko)
2005-04-25 10:27:41
いよいよ初ショート・・

前向きに、介在してくれる人が家族以外にいると言う事が、介護者の心にゆとりを持たしてくれるのでは??



良い結果が出ますように・・

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みなさんへ (ビゴ)
2005-04-25 22:26:36
トラ子さん、mimiさん、かいさん、syoukoさん、コメントありがとうございます。

まとめて一つになってゴメンナサイ。



結果を見ると、私の心配はいらなかったみたいです。

ある意味、それだけ、母の認識レベルがホントに曖昧になっていたんだって、よーくわかりました。



トラ子ねーさんの、お母様の最初の時は、状況がホントに読んでいて辛いです。大変だったですよね。

うちみたいに、認識テキトーになっていたほうがやはり「楽」ということかもしれません。

あとは送り出しだけ頑張ればヨイという感じです。



こっちはイロイロ心配して、ドキドキしていたけど、

なんたが、母は、もう誰でもいいのかもしれないですね。



でも、帰ってきた母は、とても調子が良く、私のこともしっかり「娘」だと認知してくれてました。

刺激を受けて、多少、神経がピピッとなっていたんでしょうか
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