「なんで認知症なんかになるんだよォ」…と、そんなことが頭をよぎっても
大抵は「あ~あ」とか「なんでこんなことに…ヤダヤダ」
…ってそんなものなのに
昨夜は…
「どうしてこんなふうになっちゃうんだろ…認知症って残酷だ」
と思いだして涙が止まらなくなっってしまった
もう一度、お母さんと「フツーの話」がしたい
なんてことない世間話
くだらないテレビのスキャンダル話に「ばかだね~~」と言い合い
「これってどうしたらいいと思う?」と、ちよっとしたことを聞いてみたり
懐かしい思い出話をしたり
通販でゲットした服を「これ、いいと思わない?」って自慢したり
なんでもいい、ちよっとでいい、たった一度だけでもいい
でも叶わない
このまま最後まで二度とフツーの話は出来ない
母はなーんにも知らずにご機嫌で笑ってた
私の涙はなかなか乾かなかった
アメリカでは認知症のことを「Long good-bye」とか「Slow good-bye」と言うらしい
今日の記事のタイトルは「さよならの準備」にしてみた
「さよならの準備」はTMネットワークの初期のアルバムの中の一曲
彼らの曲のタイトルは横文字が多いからか、この言葉が印象深く残っている
介護中の私の「今」ってまさしく「さよならの準備」
その期間は三年かもしれないし10年かもしれない
最後の最後の瞬間に「フツーの話」が出来るなら………
そんな奇跡は起こらない
神様なんていない
おとぎ話じゃないんだから
私の記憶の中、「母が母であったころの記憶」がだんだん薄れていく様な気がする
この後何年続くのかわからない「認知症になってしまった母」を見つめている期間
長くなればなるほど、全てが終わった時に強く残るのは
「認知症になってからの母の記憶」になってしまいそうだ
残酷な「さよならの準備」
http://www.youtube.com/watch?v=itnQMJFRzAI
癒す言葉が見つからない…ごめんなさい。
日常の問題に振り回されて 気持ちが怒りや
あきらめモードの時はまだ自分の気が張ってられるけど・・・
特にシングル介護で二人きりで向き合っていて
会話の好きな自分だったら(わたしはあまりおしゃべりしないほうだけど)
意思疎通ができずすごくむなしい気持ちがする
と思います
家族がいれば誰かと会話ができてコミニケーションが取れることで軽減できるけど
シングル介護のきついトコがこの状態に入ってくると気持ちがほんとに辛くなるよね
わたしは、今でもどんどん壊れていく母と過ごしながら、人間でなくなる?と言う感覚を持ちます。 哲学的に人間って何なんだろうなんて
考えても・・・・ねー
英語の表現はぴんと来ますね たださよならと言い続け何年間もがねー けじめが気持ちの中でつけられないもの
今日は始めて昼間自宅のトイレ方向が分からなくなりました
あーぁ こうやってだれもいなければ違う所がトイレになるんだろうなー 問題がいつか夜中に起きそうだなー 気が重い一日でした
会話をしたいとはあまり思いません。
人間で無くなると言うより、本当に
赤ちゃんに戻っていくって感じです。
そして、いつか0歳より下になって
お母さん(私には祖母)のところへ
行くのかなぁ。でも、すごく健康なので
私より長生きするかもです。
私も、母が認知になって、突然、涙でること
多くなりました。心がしんどいって感じが
こんな感じなのかなぁ。
家も、夜、トイレわからなくなって、畳の
すみに小便してたときがありました。
トイレだけ電気つけっぱなしにしたら、
明かりのほうに行ってしてくれるように
なりました。でも、あっという間に紙パンツが
なくてはならなくなったら、夜トイレに起きる
と言うことがなくなりました。
そのかわり、シーツにもれもれという問題が
でてきましたが・・・。
朝、大変ですが、介護者が寝不足になることの
方が問題ですから。
ビゴさんやコメントかいてられる方と比べたら
私って、すごい不真面目介護者だなぁと反省
しきりです。
いくつくらいまでかよく知らないけど……。
あの方は年を重ねても変わらないですね~~
このまままともな会話出来ずにいつか最期の時が来るんだな~~って、たま~~~に考えると、虚しいな~と思います。
確かに、三年前なら、徘徊はするし拒否はあるし、そんな感傷的になってる余裕はなかったかも。
今、私も慣れてきて、精神的には強くもなり、あきらめとか、現実を受け入れることも出来て、母は進行とともに介護しやすくなり、でも、手間はかかるようになったけど…まあ、そんな こんなで、切ない思いを感じる余裕?も出来たのかも?
トイレがわからなくなる…
これもまた人よりそれぞれですよね
うちの場合、間に合わなくなる…ことのほうがおおかったです。
デイから帰ってきたら(私はデイで済ませてるだろという安心感で油断)上着を脱いで…なんていう間にモレモレ。
この頃って、多分、車に乗る前にトイレ誘導しても「出ない」なんていってたのでは?と思う。そして車の中で我慢してたんだろなー
そんな時は床に水たまりでした。
朝起きたらトイレまでの廊下が水たまり…とか。
おどすわけではないけど、押し入れあけたらブツがあった…なんて人の話もありました。
一人では何も出来なくなって、誰かを頼りにしてる感じ。
排泄のことは、うちもhachiさんと同じ。
最初は夜中にトイレに行っていて、そのうち、間に合わない…とか、お漏らしが出て紙パンツになり、そうなるとなったでパットを取ったりしないようにと夜中のトイレは監視しなきゃならなくて(でも回数が少なかったからヨカッタ)
夜中トイレがなくなると、朝のモレモレモード
夜中にパット替えたり、起こしてトイレ誘導する方もいるみたいですけど、私は起こさないし、パットも替えないです。
無理。
このへんの対応は介護者それぞれですね。
朝のモレモレは覚悟して寝ること優先する人もいれば、
しんどいけど、起こしてトイレ誘導したほうがヨイと思う人もいると思うし。
気になってかえって眠れない…という人もいるもしれないものね。
イヤでも起こされちゃう人もいるだろうしな~~
介護って、画一的に、ああしましょう、こうしましょうって絶対に言えないですよね。
みんな違うんだもの。