「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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CMのフレーズに誘発?

2007-10-15 | ▼ユルユル日常
「あなたは、あなたの選んだモノで出来ている」…というCMのフレーズが気になる。
そっか~そういうことか~~…と、聞くたびになぜかハッとする。

私の今の生活は、積極的に選択したきたモノではないのよね。進学も仕事も、人生全部が、「これだー」なんて感じで選んだのではなく、なんとなく…これかな~~程度の、こんな感じならこれしかないかな~、まあ、これよね~みたいな。
まあ、消極的選択による今の私…でしょうか。

介護してるのも、考え方によっては、私が選んだことになる。
「他に看る人もいないし、施設は早い…という思いで、だとしたら私が在宅介護するしかないワ」という「選択の余地なし」ともいえるけど、どうしても選びたい道があるなら「お母さん、ゴメン」といって施設介護の道を選べないわけではないのだから、そう思えば、やっぱり、私は私の選んだモノで出来ている…ってことだろう。

なんて思ったら(これは暗い話ではなく明るい話ですよ~)
とりあえず、家の中を「自分の選んだ」ものにシフトしたくなった。
元々母と住んでいた家だから、私の「選んだもの」は個人の持ち物、自分の部屋の家具くらいで、茶の間だとか台所は母仕様から受け継いでる。
だから、気に入らないものも一杯ある。古いものも、使い勝手の悪い物も。
使い慣れたモノ、見慣れたモノがなくなるのはマズイと思い、新しく取り替える時には注意をはらい、母にとってあまり重要ではないもの、手にしないモノから取り替えてきたけど……もう、いいかな。

思い切ってチェ~ンジしたい
私は私の選んだもので出来ている…のなら、やっぱり、私の好きなもので納得するもので私を作り上げたいもんね。
…と、精神的なことはさておき、「物」から入る私デス

パソ不調につき…

2007-10-13 | ●介護録(~2015.2月)
携帯から。iPod接続してからおかしくなった…サポートにきかなきゃ無理ぽい…

さて、CS第二ステージが開始。ダルちゃんで一勝デス。
ガオラでは夜に再放送してくれたので、生中継に続き、夜も観戦。…だってナイターだったトラの試合が…あまりにも…だったんで…。

外野を守る森本ヒチョリ選手が映った時、母が「この人、ツンツルテンテン(ゴメンねヒチョリ、こんな単語使って。でも岩本ガンちゃんもピッカリーノなんて言ってるからいいかな?!)の人でしょう」と言って、ビックリ。帽子かぶってるし、よくわかったなぁ~。感動してしまうワ。

それだけハム話題がオンエアされ、その中でもヒチョリ選手がよく顔を出してるってこと。あのスキンヘッドが母には印象深いんだろうネ。

あっ、札幌Dには新庄が来てたんだよね~ あいかわらず歯が無駄に白い…

笑える?ヒゴママ語録

2007-10-11 | ●介護録(~2015.2月)
「阪神、もう優勝は無理なんだよね~~」と私がつぶやいた時
「私が行って(試合をして)あげようか?」と母が言った。
「お母さんは野球選手じゃないからダメ」と言っても
「そうかしら~?」と、俄然やる気?!

その日、お腹が痛かった私。
私「なーんか、お腹が痛くて…」
母「あら、じゃ、新しいの買ってきたら」
……健康でお値段手頃な胃腸が売ってるならね。

お腹の脂肪をチョイとつまんで
私「このひとつまみがなくなればいいのに」
母「ほどいたら?」
……ほどけるものならほどきたい。


昨日、今日とイライラが右肩上がり。しばらくこんな状態が続きそう。いつも耐えられることが耐えられん……キツイ。


穏やかさと進行

2007-10-10 | ●介護録(~2015.2月)
昨日の朝、母が薬を(錠剤)飲み込まないで、かじっていた。

最近はこっちの言うことを受け入れて素直に飲むけれど、手のひらの薬を見ながら
「これ、飲むの?」とか、「二つでいいの?」とか、心許ない発言をするので、
「このまま口に入れて……お水飲んで…ゴクンとして」
などと、声かけしているのだけど、ついにかじってしまった。
(幸い、昨日の夜はそんなことはなく飲んだけど…)

それで、数年前、母が介護認定を受けた頃にみたNHKの番組で、薬を飲めなくなったオトーサンのために、娘さんがすりつぶしてペースト状にしていたのを思い出した。私もそのうち、そんなことするのかな?

そのオトーサン、とにかく穏やかで、終始ニコニコ。デイサービスも大好きで、なんの抵抗もなく嬉しそうに出かけていた。
こちらの言うことを何でも素直に受け入れているオトーサンに、
「いいな~、母とは全然違う。こんなに穏やかだったら、介護はどんなに楽だろう」と、認知症に関して大した知識もない私は単純にそう思ってしまった。
なにしろ、当時の母は、徘徊する、デイは拒否、薬は飲んでくれない、お風呂には入らない……とナイナイづくし。

でも、今なら分かる。
そのニコニコも、穏やかさも、こっちのコントロールのききやすさも、1段階進行の階段を上がったからだって…。
そして、母が確実に、そちらに向かって進んでいることも。

私の想像よりずっとゆっくりな進行。
マニュアルにあるような経過をたどって寝たきりになるのか、その道筋はワカラナイ。
言葉も発せず寝たきり……そんな状態になるまで、どれくらいの時間があるの?
それが早く来るのは悲しい
けど、あまりに先でも………………。

◆追記
こんな記事を書いたモノの、今日の母、着替えない、薬飲まない、のナイナイづくしで、機嫌悪いし、頑固だし……なんなんだよ!って感じであります。
わかりません…認知症って。

振り返って好きな曲Queen

2007-10-09 | ■Music・Book・Movie

Queenといえば、私の幼なじみが大好きで、確か中学生のころ、彼女にLPを聞かせてもらったのを、すっごく強く記憶している。

でも、その時の私には、Queenの良さがイマイチ分からなかった。

聞かせてもらったLPは「オペラ座の夜」だったんだと思う。だから、私の頭の中にあるロックとは別世界って感じがして……ついていけなかった?

さらに、さらに、フレディー・マーキュリーのピチピチタイツ姿にドン引きしたので……。
しばらくの間、Queenといえば、タイツってイメージが…お亡くなりになっている方に申し訳ないけど、あまり似合っていなかったような……

思えば、その後、西城秀樹が同じピチピチタイツ姿で球場ライブをやっていたのよね。それはカッコよかったんだワ~。
こんな感じで、ピチピチスタイル。

でもやはり、あるとき、Queenの良さに気づかされて…改めてベスト盤を買ったのでした。

Queen「愛という名の欲望」をYoutubeから選んでみました。


ポスペのモモちゃんが…

2007-10-06 | ■ももちゃんと一緒(おまけ)
以前、誕生日に友達からもらったポストペットのアイピロー。
今、玄関に飾ってるんだけど……

アイピローなので、クタァ~としてるわけで、やはり、↑写真のようにうつぶせ状態で置くものだろうと…

ところが、母は…

このように立てかけてお座りさせる。
オモシロイので、母がこうすると、私が元の状態に戻し、また母が…というのをずっーーと繰り返している。

すると最近、母は……

なぜかこんなスタイルに…く、くるしそう~~~~


あれはストレスだったのかな?

2007-10-05 | ●介護録(~2015.2月)
まりママさんは最近気分が沈んでいるらしいデス。
デイサービスへの拒否も強いので、そんなことも影響してのウツ的な状態なのかしら?というお話(もちろん、それだけではなく、まりママさんは、技術的なことが出来なくなっている自分を感じ取っているようで、その不安などもあるのかな?…と。その点、ビゴママは、出来ないことを「情けないオッカサンだわ~」などとその場で嘆いてもその言い方はとことん明るいし、すぐにケロッとしているタイプ)

そんな話に、母が介護認定を受け出したころのことを思い出した。
母は最初、デイサーピスと病院のデイケアに通っていた。デイケアとはトラブル続きだったし、とにかく、お迎えが来ても「どうしてそんな所に(といってもどこに行くかは分かっていない)行かなきゃならないの、私は家でやることがあるのよ」と激しく拒否。

思えば、その頃の母は、「胃がへん」とか「食べたくない」などを繰り返していた。
認知症発症前に十二指腸潰瘍をやったこともあったし、とにかく神経質なタイプなので、胃がヘン…なんてのはよくあったので、「いつものこと」と思っていたけど、いま考えてみると、お迎えに対してなんの疑問も持たずにスルスルと出かけるようになった一昨年の秋頃以前の母は、(拒否が出るときがありつつもそれなりにきちんと出かけていたけど)ずっと、私や周りには見えないストレスを感じて続けていたのかもしれませんね。

多分本人もストレスだと思っていない、本能の奥でのストレス。

急にお腹が苦しいと言いだし、呼吸まで乱れて、内科に駆け込んだこともあったけど、医師の前に座った時には治っていたっけ。
それでも一応胃カメラを飲む手続きをしたけど、その場になってみると、胃カメラを飲むことを理解していないので、検査出来ずに途中断念。

明るい認知症タイプの母なので、ストレスを感じていても、周りにはわかりにくい。
骨折で入院したときだって、何年も前からそこにいるようになじんでいたし、退院した時も、ずっと家にいたようになんの問題もなかったけど、それから二ヶ月、三ヶ月、めまいや吐き気に見回れて、「自律神経失調症」と診断された。

ストレスってコワイね。
私たちは、一応、ストレスを自覚する。マズイと思えば、なんとか解消する道も探せる。
でも、認知症の母たちは、ソレが出来ない。
なんせ熱が出ていても自覚出来ないんだから……。

トラママさんは、ギプスが取れたのに、今度はニンニクちゃんになってしまった。
過度のストレスにさらされませんように。
まりママも早く気持ちが上向きになるといいね。

ちょっと休憩…

2007-10-04 | ●介護録(~2015.2月)
肩が痛くて死にそう~頭をとって首と肩を休めたい…PCお休みして携帯から…

今年の高校生ドラフトはみんな どの球団でもOKってことで、気持ちヨイです。それぞれ好きな球団も心のうちにあるだろうけど、トレードのイメージも変わり、FAもあり、生涯1チームなんて意識も薄れ、あそこのチームじゃなきゃイヤ!なんて時代じゃなくなった感じ。
注目の中田君はハムが交渉権獲得で、運を使い果たした?……イヤまさかそんなことはない!!

二度目の催促メールにはやはり返信ナシ ムカつく!といってK市まで行ってられないし。
ネットは怖いね
何を信じればいいんだろう。
介護という同じ痛みを共有しているという一点だけを信用した。甘かった。

また文句書こう~(^◇^;)

2007-10-01 | ●介護録(~2015.2月)
ある介護関係のHPに、被介護者に水分補給してもらうための、おいしいお茶の入れ方が載っていた。

○○茶は病気のときにヨイ…とか、いろんなお茶を紹介して、おいしいいれかたが書いてあった。

知識としてはよいけどさ、読んでて、思った。

ここって、レシピ紹介とか、お茶関係のHPではなくて、介護のページてしょ。
だったら、水分補給の理屈も通じない相手、「いらないわ」と拒否することもある相手に、スムーズに飲んで貰うコツ…そういうことを書いてよねって。

少なくともうちの母は、なかなか素直に飲んでくれないタイプ。それでも最近はマシになった。介護が始まった頃は、夏の暑い盛りにもほとんど飲んでくれなくて、だけど、水分、水分って、市の保健師や医師に言われて、私に言われたってーーーと心の中では叫んでたけど、どうしても、私が飲ませてない…という流れになっちゃう。他人様にはおだやかで物わかりのいい母だから、私に対して頑固に拒絶する母というのがイメージされないみたいだったなぁ

……こうやって私はいつも介護HPに文句を言ってる ( ̄◇ ̄;) ハゥー