京都・FANJへ
滋野誠さんのワンマンライブ
へ行ってきた。
滋野さんのバンドのギター
仁岸新さんは
わたしが16才の頃、
生まれて初めて行ったライブハウスで
生まれて初めて見た生身のバンドマンだった。
生まれて初めて見た生身のバンドマンだった。
16才の頃、バイト先の女性社員さんが
「今日彼氏のライブあるし、ライブハウス連れたげようか?」と誘ってくれて
テレビの中でしかバンドマンを見たことなかった16才はドキドキしながらライブハウス(磔磔)へ行った。
そこにいたのが仁岸さんだった。
それから30年以上
仁岸さんがどうしているか知らなかった。
久しぶりに見た仁岸さんは、
まずライブ前にアンプの前に立っているだけでおそろしく絵になっていて
わたしは、うぉぉぉ…とプルプル小刻みに震えた。
わたしは、うぉぉぉ…とプルプル小刻みに震えた。
昔は、仁岸さんのワイルドでロックなギターが好きだったけど
今はさらに繊細さや歌心が増し増しで、昔よりかっこいいと思った。
今はさらに繊細さや歌心が増し増しで、昔よりかっこいいと思った。
たたずまいも、ちょっとした手の上げ方も。
空間系のエフェクターの使い方がとてもうまい。
空間系のエフェクターの使い方がとてもうまい。
そしてボーカルの滋野さんがすごい。
曲が良いとか歌が上手いだけでは聞いている人の心は動かない。
滋野さんは、そんなところを遥かに超え、
人間で勝負している。
ライブって曲だけじゃない、絶対に人間の魅力だと思う。
滋野さんは天下一品だと思う。
ミドルエイジになり、生活の中で心折れて
ギターは弾いていても、バンドをやっていても
心が音楽に向かえなくなる時が数年に一度ある。
心が音楽に向かえなくなる時が数年に一度ある。
そんなものはないとカッコつけたいけれど、本当はたまにある。
でも歌う滋野さんを見ると、
いや!やるで!と折れた心にいそいそとテープを貼って立ち上がりたくなってしまう。
ドラムの岡松くんは
20代の頃、少しの間一緒にバンドをやってた。
5年前、はじめて滋野さんのライブに行ったら
岡松くんがドラム叩いててびっくりした。
5年前、はじめて滋野さんのライブに行ったら
岡松くんがドラム叩いててびっくりした。
20年以上ぶりに見た岡松くんは
冷静に叩いていても、気迫、気炎のようなものを感じた。
本当にええ感じに歳を重ねてはる。
元バンドメンバーが活躍しているのを見るのは本当にうれしい。
そして、自分が若い頃に見たバンドマンが
何十年後の今も活躍してる姿を見ると本当に本当にうれしい。
元バンドメンバーが活躍しているのを見るのは本当にうれしい。
そして、自分が若い頃に見たバンドマンが
何十年後の今も活躍してる姿を見ると本当に本当にうれしい。