中3息子、今週から受験。
本命は来週の公立高校なのだけど、今週はすべりどめの私学併願を2校受験した。
本心では、朝、受験会場まで送ってやりたい気持ちがある。
でも自立がモットーなので送らない。ぐっとこらえる。
息子も送られることを良しとしない。1歳の頃からなんでも自分でやりたがる子だった。
息子が、朝7時台に受験校に着くと
通っている塾の先生がおふたり校門の前にいて、激励してくださったそう。
サプライズ!
カイロをくださって。
先生、朝5時台に起きたんだろうな
先生たち、生徒が受けるすべての学校に分散して朝待ってたんだろうな
先生がいてくれたこと、すごくうれしかった。
お仕事といえばお仕事だけど、そんなふうには全く思わない。
そういうことがとてもありがたい。
うちはミニマム最小ユニットの家族だけど
そばでなにも言わず見守ってくれる人や
北野天満宮のお守りを買って届けてくれたともだちや
寒い朝にカイロを手渡してくれた塾の先生。
冬休みに自宅で生徒ひとりひとりにミサンガを編んでくれた担任の先生。
息子は周りの大人のあたたかい気持ちで出来た虹色の気配に包まれて生きてるように思う。
とてもありがたい。
ありがたいという言葉では表現しきれない。
息子の親友は、少し前にお父さんを亡くした。
お母さんは哀しくてメンタルを患いお仕事を休職した。
彼は家でも一度も涙を見せなかったそうで、生活を崩さず、
模試でぶっちぎりの首位をひた走り続けて、今週、京都でいちばん難しい高校を受験してた。
まぶしすぎて正視できない!
彼に会うたびに、虹色の見えない気配を、シャボン玉のように無言で密かに飛ばしている。
今朝も早よから受験だったのに、帰ってきて今夜も彼らは塾に行って23時に帰る。
15才、がんばってるなぁ。
このカイロ、もう冷えて固まっちゃったけど、捨てれないよ!
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