感想:EVE ghost enemies

2022-07-23 07:40:39 | ゲーム (Switch)








舞台はまだ90年代。

戦後に自然水の販売で巨大な財を成した沢城一族。
そのひとりである沢城隆二が不審な死を遂げる。
小次郎は当主の沢城荒原の依頼で、事件の調査を始める。

一方、突然街を暴走し始めた車を止めたまりなだが、
海に落ちた車が謎の大爆発を遂げる。かつて存在しえなかったその爆薬。
CIAとの交渉のなかで次々と新たな事実が現れていく。





シリーズ伝統の好きなタイミングで小次郎とまりなを切り替えられるシステム。
片方で行き詰まったときにもう片方の捜査を進行することで
シナリオがクロスして先に進めるようになる。

前作をプレイしたとき、作中で日付が進んだタイミングで
小次郎とまりなを切り替えたほうが楽しかったなーと反省したので
今回はそのとおりに実行。





しかしそのせいもあって、
ストーリー構成上のトリックが明かされる前に気づいてしまった……。
むかしこの手のミステリをたくさん読んだしなー。

そういうネタも嫌いではないのだけれど
この作品にはあまりそぐわない気がしたな。



とはいえ、トリックが読めたからといって面白さ自体が削がれるわけではないのが
このシナリオの骨太っぷり。






まりなの部下、アホカワの杏子ちゃんが今作も登場。
おっさんが好きなタイプの女子を良くわかっているキャラだw





序盤の重要キャラである小次郎の依頼主、沢城荒原。

大富豪ながら既によぼよぼの死にかけジジイなのだけれど
この手のキャラのセオリーである嫌味で悪辣な感じがあまりなく
女好きで冷静で頭脳明晰という魅力的なキャラに仕上がっているのが実に良かった。
ジジイキャラを魅力的に描いてるシナリオほんと好き。




旧KGBのスパイであるイヴァンカ。
結構な歳なのに小清水の若々しい演技とのギャップがたまらん。
このゲームが発売延期になったのってロシア情勢を様子見したからなのかな……。






見えてないじゃん!! 見えてないじゃん!!
『Burst error』ではこれでもかというほどパンツを見せてたのに
サービスカットが著しく減少している!!





まあ俺はパンツは別に好きじゃないので
おっぱいさえきちんと見せてくれれば不満はないです。






そして。
ストーリー後半以降で一気に顕著になる「親子の絆」という作品テーマ。
今までのシリーズに共通していたソリッドな雰囲気とうってかわって超ウェット。

さらに、過去作ですでにクローンが作成されてしまっている世界観なので
「実はこのキャラとこのキャラが親子」という意表を突こうとするネタも
さすがに数が多すぎてぐったりしてしまったw



もっとも、このシリーズのファンは当然のようにみんなおっさんだろうから
「親子」というネタに弱いのを見越してのテーマなんだろうな。

90年代末という時代を懐かしむ余裕のある大人たちへのバラード。
『EVE』らしくないなんて野暮なことを言うファンはいないだろう。



近未来的なモチーフから深まっていく謎。
派手なガンアクション。
集まったヒントから一気呵成に解き明かされるミステリ。


シリーズ共通の爽快感が前作からしっかり引き継がれていて
日々の疲れが吹き飛ぶほど面白かった。
シナリオ的に続編もまだまだ作れそうなので期待!





あと、クリア後に『DESIRE』がまるまる1本オマケとして遊べる。
作中でこの2作品が共通の世界観であることが明かされたが、
『DESIRE』の内容を考えると、ストーリー自体を交わらせなかったのは英断。
リスペクトとはこういうことだよな!


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感想:シェフィ(switch版)

2022-05-14 08:11:25 | ゲーム (Switch)



元のカードゲームが好きだったこともあり、
ニンテンドーeショップのセールで100円だったのでつい買ってしまった。







内容は一人用のカードゲームである、いわゆるソリティアゲー。

手元のカードを使って1・3・10・30・100・300・1000までの
7種類のひつじカードを操作していき、
ベーシックモードでは1000のカードを出した時点で勝利。



敗北条件は
・場からすべてのひつじカードが消える
・敵ひつじが1000になる(山札が3巡する)

の二つ。










ひつじの絵がシュールすぎて素敵w






カードの効果はこんな感じ。






★産めよ

選んだひつじカードと同じ数字のカードを場に1枚出す。
ていうか家庭用ゲームでこの絵はいいのかw





★統率

複数枚のひつじカードを、合計以上の1枚にまとめる。
たとえば3・3・3・3の4枚を10の1枚にする。
クリアするための最重要カード。





★黄金の蹄

場のなかで最大でないひつじを好きな枚数1ランクずつアップさせる。
これも使い方次第で特大アドになる。





★暴落

場のひつじカードの枚数を半分に減らす。
手札が尽きるまで次の山札を出せないので
こういったマイナスカードをどうやって避けていくかが重要。




★シェフィオン

場に出ているひつじカードを7枚除去する。
場に出せるのが最大7枚なので
このカードを出さざるをえなくなった時点で敗北確定。






1000ひつじを出すまでのタイムアタック・手数アタックもあるし
「チャレンジモード」では1000匹になった時点では終わらず
何匹まで増やせるかの挑戦。
パーフェクト7000匹のゲーム内実績もあるができる気がしねえ……。








あとはストーリーモードである「ポストラヴズ」。

哲学的な物語とともに、ステージごとの様々なお題をクリアしていく。


これが相当にしんどくて、
どうすればクリアできるかを全種類のカードから逆算しながら
必要なカードを引いてくれることをひたすら祈るパズルw




どのモードも1プレイが長くないので息抜きに最適。


もちろんアナログゲームは実際の手触りが楽しいのだけれど
机に座ってずっとソリティアゲーをやってるとさすがに虚を感じることがあるので
気が向いたときにパッと遊べるデジタル版はありがたいね。


■■■現在の進行状況■■■

ベーシックモード
 クリアタイム 3分17秒
 ベスト手札数 42

ポストラヴズ 7話


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感想:夜廻三

2022-05-06 06:57:50 | ゲーム (Switch)





『夜廻』シリーズ第3弾!!
お外で遊びたいからSwitch版を買ったぜ!!
PS5が泣いてる!!


~~あらすじ~~

ひどい虐めを受けて屋上から飛び降りた主人公が目覚めたのは
これまでに見たことのない場所。
謎のお姉さんの手引きによって戻ることができたものの、
朝の6時までに記憶を取り戻さなければ呪いにより死んでしまう。
呪いを解くためには街に散らばった思い出の品を見つけなければならない。

~~~~~~~~






まずは開始時にヘッドホンの指示を受ける。

確かに音へのこだわりはかなり強い。
鬱陶しいほどの虫の音や、遠くを走り去る車のエンジン音など
夏の終わりの夜に感じる不安を音で表現している。

ただ、お化けが出たときにキーンと耳鳴りのような音を出すのが
素で耳鳴り持ちの自分にはきつかったので少なくともヘッドホンはギブ。





こんなこと書かれるとビビるわw






今までのシリーズと同様、神社や港など、街の色んな場所をステージとして
その場所に即したお化けに追い掛け回される。
お化け屋敷のような多彩さはシリーズ共通。




夜の街のマップを埋めていく楽しさも従来どおり。





ボス戦が面白い。
といってもこちらから攻撃することはほとんどなくて逃げ回るだけなんだけど。

主人公のもどかしい移動スピードと、じわじわ迫るボス。
スタミナ切れで走れなくなる部分まで考慮して
ギリギリで逃げ切れる計算にしているのがホラーゲーとして実にうまい。





どのボスも怖いのは当然として、
潜在的に違和感・不快感を生み出すデザインが実に見事。

おそらくそれぞれのボスに設定はあるのだろうけれど、
それをあえて作中で明確にさせないのが
主人公であるプレイヤーと得体の知れない存在との距離感を表していて
じんわりとした怖さを増幅させているのがいい。





「朝の6時まで」という期限はリアルタイムではなく設定上のもの。
ボスを倒して得たアイテムから記憶を思い出せる。
ストーリー的には小出しなものの、終盤で一気に動かすのが爽快。





前作『深夜廻』ほどのえぐいトリックはないけれど、
心に染みるビターなどんでん返しはシリーズ共通。
思い出の中でたびたび出会う「謎のお姉さん」の存在感と安心感。
絶望からわずかに見える光明をたどれるのがホラー作品として良質。





クリア後は過去作と同様に夜の街をまわってアイテム探し。

Switchに実績機能があればもう少し頑張ったけど
めんどくさいからいいか。



■■■現在の進行状況■■■

本編クリア済

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感想:おすそわける メイドインワリオ

2021-09-20 20:21:29 | ゲーム (Switch)




初代からの『ワリオ』ファンとしてずっと期待してた!!





ミニゲームがすべて新作という豪胆さ。
それもそのはずで、今回は操作するキャラクターが選べて
同じゲームでもキャラによって攻略法が全然変わる!!

すなわち、「瞬間的に何をすれば良いかを判断する」という
シリーズのゲーム性に奥行きが出ている!!

とはいえ、性能に差がありすぎてキャラ選択の幅は恐ろしく狭い。
よって、全員からランダムに選ばれるモードが
このゲームの本チャンといえる。




ただ、これがなんというか…。
ゲームとキャラの組み合わせによっては「ほぼ詰み」の状況が発生するので
運ゲー無理ゲーの印象が強くなってしまい、
これまでのシリーズで明確だった「なぜ失敗したのか」の理由づけに
納得できない部分が発生している。


だからこそ、各モードでハイスコアを狙おうという意欲が失われてしまった。
過去作だと繰り返しムキになって遊ぶほど楽しかったのに
「すごく面白いけどあまり楽しくない」というのがこのゲームの率直な感想。






あとは、これまでのシリーズだと

ゲーム内容を判断する

クリア方法を把握する

クリアする

というシンプルなミニゲームだったのが

キャラクターを把握する

キャラクターの操作方法を確認する

ゲーム内容を判断する

クリア方法を把握する

キャラクター別のクリア方法を判断する

クリアする

といった形でプロセスが増えているので、
スピードが上がりまくったときのトリップ感に
ゲームシステムが追い付かなくなってしまった。
これはシリーズのファンとして本当に悲しい。



キャラクターごとのクリア方法を差別化するために
「ただボタンを連打するだけ」のような
シンプルなゲームもなくなってしまっている。

ボタンを連打してクリアするゲームが面白いかといえば
そりゃ全然面白くないのだけれど、
スピードが上がりまくってテンパってる状態で
瞬間的に何をするかを判断しなければいけないときこそ
シンプルな連打ゲーが生きてくるので
やり込むほどに連打ゲーの重要性が見えてくるという仕組みは
まさにミニゲーム界における逆説的な革命だったと思う。







こういう「動かすだけで気持ちいいゲーム」を作ることに関しては
このチームは本当に天才的なんだけどな…。


結論として、ゲーム自体は文句なしで面白いのだけれど、
ハイスコアを狙って繰り返し遊ぶ楽しさが失われている。
こればっかりは本当にもったいない。





そんななか、ネットランキングモードの「ワリオカップ」は神。
週替わりのハイスコアランキング。

キャラが固定ならみんな同じ条件だし、
キャラを選べる場合は性能が低いキャラほどボーナスがつく。


やはり対人スコアアタックはムキになってやり込んでしまう!!

歳をとったら反射神経が鈍ってしまって泣きたいけれど
泣きながらなんとか上位1%に到達。


ていうかこれも非常にもったいない要素があって、
通常ゲームで集めたコインを使ってアイテムを買い、
キャラに与えることで上がる「やくしょくレベル」によって得点に倍率がかかる。

こういうのは純粋にプレイヤースキルで勝負したいんだよなぁ…。
本当にもったいないなぁ…。


■■■現在の進行状況■■■

ミッション埋め中

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感想:ファミコン探偵倶楽部 その2

2021-07-16 20:20:48 | ゲーム (Switch)


だいぶ遅れたが「消えた後継者」の感想。

最後に遊んだのがGBA版だから17年ぶりだなぁ。
きちんとしたリメイクは今回が初!!



先に「うしろに立つ少女」のほうをプレイしたので色々と新鮮。








あゆみちゃんが大人っぽくなっててたまらん!!
こっちのほうが好み!!
皆口裕子の声もベストマッチ!! おっぱいさわりたい!!

というわけでおっぱいを調べまくってたら隣で見てた小4の姪に「変態死ね」と言われた。

ていうか「うしろに立つ少女」でおっぱい調べまくってると
マジでバッドエンドになるんだよなw








背景のビジュアルが詳細になったおかげで、
舞台である明神村によりリアリティを感じることができる!!





綾城家の胡散臭い面々のビジュアルも素晴らしい!!(アキラのぞくw)






「うしろに立つ少女」の最大インパクトがクライマックスだとすれば
「消えた後継者」は、やはり最初の被害者である完治の死体ではなかろうか。







うおぉ……。
原作のイメージをきっちり再現しながらも、全体の色調も相まってなかなかの凄惨さ。
死体の調査時はウインドウが赤くなる演出もいい!!


ファミコン版の発売当時はゴールデンタイムにもかかわらず
CMで完治の死体が流れまくってたなw
見たことない人はyoutubeで探してみて。







八つ墓村のオマージュでありながら、
当時流行していた社会派サスペンスとしての瀟洒な雰囲気の折衷。





それでいて昭和の街並みも見せてくれてノスタルジー半端ない。
コ〇モスの自販機なつかしい!!
やはりリメイクってのはこうあるべきだと思うわ。




古いADVってのは行き詰ってストレスを感じてから、いかに先に進むかという
解放のカタルシスがあると思うのだけれど、そのゲームバランスも絶妙。

システム自体はだいぶ親切になっているものの、詰まるときは詰まる。
このバランスの取り方が本当にすごい。







「うしろに立つ少女」は非常に出来の良かったSFCリメイクをはさんでいるので
色々と粗が見えてしまったのが惜しかった。
演出の追加自体は非常に素晴らしかったのだけれど、
やはり全編に追加するのは大変だったらしく中途半端に感じてしまった。

一方こちらは無駄な演出を追加することはせずに、
キャラクターの表情の変化に集中していて、
ファミコン版の正統進化を感じられて感動した!!

制作スタッフが違うのかなぁ…。
スタッフロールを見比べないとわからんが。




そしてやはりストーリーも素晴らしい。
犯人が確定している状況からのどんでん返しは度肝を抜かれる!!

しかし、この事件って今の科学捜査なら30分で解決してそうだなw
スマホがある時代に犯罪のロマンを作るのは難しいね!





というわけで、33年越しのリメイクとして大満足の出来。



ちなみに。
BGMをアレンジ版とファミコン版の原曲から選択できる。

このリメイク版ではエンディングのあとに「あるセリフ」が追加されているのだけれど
ファミコン版の音源を選択するとそのセリフがない。

一瞬、「?」と戸惑ったが、これはおそらくファミコン版の余韻を再現する意図なのだろうと思う。
「引き算」での心憎い演出。
ファンの心理をわかってくれているリメイクに最後まで感謝。


■■■現在の進行状況■■■

「消えた後継者」「うしろに立つ少女」クリア


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感想:カプコンアーケードスタジアム

2021-06-02 07:52:47 | ゲーム (Switch)




また3か月ごしの感想になってしまったが、発売日からじわじわ遊んでますよ!!
他機種版も発売されたし、あえてここでswitch版の感想。


まず最初の衝撃はその価格。
30本セットで20000円くらいは覚悟してたんだが、驚きの価格4000円!!




自分にとっていちばんの感動は『19XX』が家で遊べるようになったこと!!
ていうか大きい声では言えないがずっとエミュレータで遊んでたので
目新しさ自体はないのだけれど、リーガルに遊べることがうれしい!!




1週間ほど毎日練習してなんとかクリア。
1000万点に届かず無念。





ていうかさー。
スコアランキングを入れてくれたのはうれしいけれど、
こういうのってキャラ別機体別に集計しないと意味ないよなー。

スコアアタックモードでクリアしたあとエンディングが見れないのもつらい。
記録更新した余韻に浸りながら見るエンディングこそが最高なのに。


プレイ中に隣の筐体をのぞける機能とかいらねーから!!

なんで作る側がユーザーを楽しませる配慮ができないんだろう…。







今ハマってるのは『1943』。
本当にいいシューティングだなこれ。

いまだに伝説の凶悪ボスである大和に勝てず地団駄を踏む日々。





トップ勢のスコアがガチすぎてすごいw






あと、週替わりで開催される「スペシャルチャレンジ」。
「ハイスピード」「難易度最大」など、通常とは異なるプレイ条件でのランキング。





スパ2xのタイムアタックでトップとったぜ!!





……えっ?


報酬どころか結果のアナウンスすらなし。
なんの意味があるんだこれ…。

せっかく「CASPO」という、プレイ結果に応じてもらえるポイントがあるのに
ランカーにはその程度の報酬くらい与えてもいいだろうよ。




あと、俺の大嫌いなリワインド(巻き戻し)機能をご丁寧に入れている。
パターン研究をしたい人やエンディングを見たい人には
用意してあげることに異論はないのだが、
もらえるCASPOにほとんど差がないのがクソ。
「ノーリワインドボーナス」として1.1倍加算されるだけ。
使った時点で報酬ゼロにしないとおかしいだろ…。
「チートを使ったもの勝ち」って最低だと思うわ。





というわけで、今回の自分の不満はすべてゲームとは関係ない部分なので
純粋にゲーム集として見れば数年かかっても遊びきれない神ソフト。

昔のアーケードゲームのシビアさと、
それを乗り越えてワンコインクリアしたときの感動は
是非とも後世に語り継いでいかねばならん!!



■■■現在の進行状況■■■

いろいろプレイ中


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感想:ファミコン探偵倶楽部 その1

2021-05-21 05:59:38 | ゲーム (Switch)




待ちに待ったファミ探リメイク!!
もちろんCOLLECTOR'S EDITIONを買ったぜ!!






先に遊ぶのは当然「うしろに立つ少女」のほう!!
俺のゲーム人生のなかでいちばんの衝撃だったかもしれないゲーム!!





まずパッと見てビジュアル面で「うおっ!」となるね。
全画面でキャラのグラフィックも大きいので
ファミコン版のイメージからするとかなりの迫力。

会話の最中にも背景でちょっとした動きがあって臨場感を演出。
こういう細かいところでしっかり楽しませるのは好き。
サスペンスドラマをイメージしたんだろうな。






ただ、ずっと見てるとなんかキャラのグラフィックに違和感があるんだよな…。
美形キャラはより美形になってるし、あゆみちゃんも超カワイイんだけど、
漫画を見た目だけ似せて実写化したときのようなズレを感じる。
SFC版をプレイしたときは正統進化だと思ったんだが。


純粋にキャラデザの問題なのか、原画の質の問題なのか…。

ていうか無色透明な印象だった主人公も
なんだか胡散臭いエロゲ主人公みたいになってるしなー。







ストーリーはやはり面白い。
調査に出るたびに謎が解けていくストーリーラインが美しい!!

チョイ役のモブにも人間臭いキャラ付けがされていたり
さすが、元のシナリオがしっかりしているのでリメイクされても面白い!!






声優のチョイスが謎。

主人公が緒方恵美って何故…?
ダンガンロンパでの実績もあるし、別に下手じゃないからいいけど、
もうちょっとおとなしくて気弱なイメージだったわ。





あゆみ役が皆口裕子。レジェンド声優!!

でもやはり女子高生役は少し厳しかったんじゃなかろうか。
初代寧々さんからも10年以上経ってるわけだしな…。

洋子役に石見舞菜香、しのぶ役に市ノ瀬加那を起用しているんだから
そのどちらかにあゆみ役を任せても良かったんじゃないのかな…。






あとBGM。
アレンジがシックすぎる。
サスペンスドラマの曲調を目指したのだろうけれど、
名曲ぞろいである原曲のメロディがまるで生きてないのが勿体ない。

FC版とSFC版の曲も選べるのが良心的。
ダイレクトに曲を楽しみたければFC版。
美麗になったグラフィックに合わせたければSFC版。
今作のアレンジ曲を選ぶ理由がまったくないのは悲しいな…。







で。
ネタバレになるので内容は書けないが
クライマックスの演出がまるでダメすぎる!!!

文字の表示タイミング、音のタイミング、BGMの迫力、グラフィックの衝撃。
全てが完璧だったファミコン版から超絶劣化。

こればっかりは怒りを抑えきれん。

任天堂のチェックがきちんと入ってこれだとしたら
ちょっと何してくれてんのって感じ。
懐古ファンにアピールできなきゃ30年以上前のゲームをリメイクする意味ないだろ。


制作がMAGES.と聞いた時点でかなり嫌な予感はしたんだよな…。
YU-NOリメイクでやらかした実績があるからな…。



別にゲームとしてつまらないわけではないので、
思い出は思い出、リメイクはリメイクで楽しむべきと割り切るしかないね。






株主総会で宮本茂さんが言っていた
「フルボイスとローカライズの難しさ」をスタッフロールから感じられて
ちょっとうれしい不思議な気分になったw



■■■現在の進行状況■■■

うしろに立つ少女 クリア済

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感想:カプコンベルトアクションコレクション その1

2021-02-08 06:41:05 | ゲーム (Switch)




完全にブログ放置ですみません。


最近こっそり頑張ってたのがこのゲーム。
もともとD&Dとして発売したかったけれど権利が取れなかったらしい。




スコアを稼ぐとレベルが上がって強くなる!!
稼ぎが強さにつながるゲーム性、好き。




こういうファンタジー世界の生活が見える背景の細かさが素敵。


死にまくりながらパターンを詰めて少しずつ先へ進めるようになる。
やっぱ昔のアーケードゲームは楽しい。


クリアするなら弓による射程の長さ&連射の利くエルフが簡単と言われてたのだが
ある程度ボスのパターンを覚えてしまえば
至近距離のダメージがでかいウィザードが有利。





というわけで、なんとかワンコインクリア達成。記念撮影。


今月カプコンのアーケードゲームがセット販売されるらしいので
しばらく睡眠不足が続くな…。
世界規模でのスコアランキングが楽しみだ!! いい時代になった!!



■■■現在の進行状況■■■

キングオブドラゴンズ 1コインクリア(ウィザード使用)

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感想:ミスタードリラーアンコール その1

2020-07-22 07:08:09 | ゲーム (Switch)


公式サイト

昔からこのゲームが好きで今でもゲーセンで見かけるとつい金を入れてしまう。

ゲームキューブの移植らしいのだが
そちらは遊んだことがないので嬉しいチャンス。

ちなみに今回「アーケード版」と言ったら
「ミスタードリラーG」のことだと思ってくれ。



ゲームモードが5種類。





ワールドドリルツアー

ひたすら掘って下へ!! 残りエアーには気をつけろ!!
結局シンプルな基本ルールが一番面白いという皮肉w
でも細かくて目が痛いわ…。
背景色がやたらブロックに近くて誤認してしまう仕様もひどい。




スタードリラー

アーケード版の「宇宙」ステージをベースにしたモード。
?アイテムの取得でランダム効果が発生。
アーケード版にあった「ハーフエアー」のマイナス効果が
あまりに安易すぎたせいか削除されて
ステージの頭に戻される「ブラックホール」「UFO」が代わりに入った。
マイナスだけれど回避しようと思えば可能なバランスと
あえて戻ることでスコアを上げる上級者向けの要素としてなかなか面白い。





ドリンディーアドベンチャー

ステージ内の様々なトラップを切り抜けながら進むモード。
昔からこういう「覚えゲー・死にゲー」が苦手なので
転がる岩の挙動がいまだにつかめなくて死にまくる。つらい。





ホラーナイトハウス

マップに落ちている聖水をブロックに注入し
弱った敵を倒して一定数のジュエルを集めればクリア。
弱ってない敵がいるブロックを壊してしまうとダメージ。
「ディグダグ」の目変化と「パックマン」のパワーエサを
うまく組み合わせたナムコならではのアイデア。
でも面白いかといわれると微妙。





ドルアーガの穴

ランダム生成されるマップからカギを見つけて扉を開き
ボスのドルアーガを倒せばクリア。
1堀りで1エアー減るので、道中に落ちているアイテムを駆使するのが重要。
まあドリラーのシステムでローグライクを目指したわけですね。
落ちるブロックや移動する敵キャラのおかげで
アクション性が失われていないのもいい。
確かGBAの「ドリラーA」にもこんな感じのオマケがあったな。







すべてのモードにオンラインランキングがあるのがありがたい。
世の中には頭のおかしいすげえやつもいるもんだなぁーと感心させられる。
でも週替わりでランキングがリセットされてしまうのはなんだかな。
上達してランキングを登っていく楽しさが欲しかった。

あとせっかくならキャラ別に集計してほしかったなあ。
伸び悩んだ時に別なキャラでプレイするとあっさり超えたりするしね。
そういう意味ではDSの「ドリルスピリッツ」は良かった。






DL配信含め、昔のアーケードゲームの移植ばかり買っているのは
我ながら後ろ向きすぎる。

でも短くサクッと遊べて上達を実感できるという
ゲームの醍醐味を味わえるのが昔のアーケードゲームなんだよね。



■■■現在の進行状況■■■

クラシックLEVEL3クリア(ノーアイテム)

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感想:スーパーリアル麻雀LOVE▼2~7らぶに~な その1

2020-05-03 08:54:33 | ゲーム (Switch)



公式サイト



伝説の脱衣麻雀シリーズが6作セットに!!
配信で買ったPVとP7の代金返せこの野郎!!





スーパーリアル麻雀PII(グラフィティ内)

子供の頃に地元のボウリング場に置いてあったが
麻雀をまったく知らなかったのでスルーしてた。
ちなみにこれはサターンで出た「スーパーリアル麻雀グラフィティ」の移植なので
対局中は妙に小綺麗なショウ子の顔グラフィックが入る。
正直に言えばベタ移植で当時の空気を味わいたかったので
そういう意味ではちょっと残念。
まあそうすると対戦相手がガラの悪いおっさんになってしまうんだが。




スーパーリアル麻雀PIII(グラフィティ内)

新潟駅南の「UFO」というゲーセンで香澄のおっぱいまであと1枚と追い込んだが
興奮して足元の電源コードを蹴飛ばしてしまい電源断になった思い出。
そのすぐあとに店も潰れて再挑戦すらできなくなってしまったが
あれは20年以上経った今でも悔いてる。
ちなみに稼働日数に応じて難易度が上がっていくのを知ったのはその数年後。
詐欺じゃん。




スーパーリアル麻雀PIV(グラフィティ内)

順序は変わるが、これが自分が初めてプレイした脱衣麻雀。
このために麻雀のルールを覚えたし!!
ゲーセンで金を使うのが嫌だったので友人からPCエンジン版を借りたが
ブラを脱いだ下にブラを着けてるのが理解不能すぎてSAN値が下がりまくった。
しかもアーケード版になかったはずの股間の食い込みが追加されてるせいで
非常にくさそうなゲームになっていて、何度「ナグザット死ね」と呪ったかわからん。
その後無事にゲーセンで100円を積みまくってクリアしました。ナグザット死ね。




スーパーリアル麻雀PV

自分は基本的に年上属性がないので
やっぱキャラクターだけ見ればこの3人が最高。
脱衣時のあざといセリフもシンプルでグッと来る。
80~90年代のOVAっぽくて、かつラスボス感溢れる晶の対局BGMもたまらん。
クリアしてもまたしばらくすると遊びたくなる。
そして今でもこの当時と声や演技ががほとんど変わらない丹下桜すげえ!!




スーパーリアル麻雀PVI

これは単純にキャラが可愛くないせいであまり遊ばなかった。
眼鏡っ子全盛期にもかかわらず2人目の眼鏡のブサイクっぷりがひどい。
しかも苦労して脱がしても乳首が汚いというクリティカル。
こいつに負けるとコンティニューする気力すら起きずに離席してた。
もったいぶらずにクリスを2人目にしておけばもっと金入れたのにな…。




スーパーリアル麻雀P7

シリーズの実質的な最終作。
PVIの反省もあったのか、キャラクターはかなり力が入ってるし、
みんな美乳で素晴らしい。
俺の巨乳好きの1割くらいはエツ子さんで構成されているような気がする。

シナリオを3本用意したからインカム3倍!! と思ったかどうかはわからんが
ストーリー性はブーム真っ只中のギャルゲー群の足元にも及ばないし
インカムは対戦モードも搭載されたホットギミックに負けて
あまつさえサターンの自主規制で乳首ありの移植も不可になってしまったという
なんとも不遇な作品。
そんな今だからこそきっちり遊んで供養してやらねばならん!!

ていうか配信版もそうだったんだが
サターン版の移植をひととおりクリアしないとアーケード版が遊べない。
めんどくせーな…。




PV以降はグラフィックも配信版より綺麗になっているし
謎の光もさらにギリギリになってるのがいいね!!
配信で買ったPVとP7の代金返せこの野郎!!

でもまあなんというか、やっぱり乳首が見たいよなぁ。
勝ったときのカタルシスは乳首がきちんと見れてこそだと思う。

それでも、「女の子が性的なニュアンスで男におっぱいを晒す」という
インモラル極まりない作品が任天堂ハードで遊べる日が来るとは思わなかった!!
PIII開始時の「いらっしゃいませ、わたし香澄です、よろしく。さあ始めましょうか」
なんて、あからさまに「そういう店」って設定だもんな。
PCエンジン版ですら「雀荘のクーラーが壊れて暑いから脱ぐ」という
意味不明な大義名分をかざしてたのに!!


お布施の意味も含めて特装版を買ったが、ファンとして十分満足な出来。
青春に思いを馳せたい気分になったらまたプレイする!!


■■■現在の進行状況■■■

P2~P6クリア

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