感想:ソニプロ

2014-08-19 10:00:12 | ゲーム(DS)


ソニプロ 公式サイト

プレイヤーが芸能事務所のプロデューサーとなり
すーぱーそに子をアイドルとしてプロデュースするゲーム。
4月から始まり、さまざまなイベントをクリアしながら
8月末のフェスを成功させるのが目的。

育てる過程の行動によりピンク・白・黒のカラー別に
ポイントがたまっていき、それに合わせてそに子の性格も
ピンク→元気 白→癒し 黒→強気 に変わっていく。

カラーによってシナリオも変化するし
周回プレイの奇数回と偶数回でもイベントが変わるので
テキストのボリュームはかなりのもの。

初回はのんびりボイスを聞きながらプレイしたので
クリアまで10時間超(カラーはピンクを選択)。
やはりそに子の声は癒されるわ。


ゲーム内容はストーリーの進行に合わせて
グラビア撮影とライブの音ゲーがミニゲームとして挿入される。

衣装のモデリングはけっこう多彩だし、
音ゲーの曲数も20曲以上あるようなので
そこそこやり込めそうに見えるのだけれど
どちらもあまりに単調すぎて
序盤ですでにかったるくなってしまった。

プレイヤーの慣れや技術に合わせて難易度が上がっていけば
長く楽しめるゲームになったのに
その調整ができていなかったのがなんとももったいない。



アニメでそに子のファンになったので
バリエーション豊かなストーリーを期待したのだけれど
ひたすらプロデュースに徹した内容なのでちょっと期待はずれ。

それに、メーカーのイメージキャラクターであるがゆえに
どんなに良い雰囲気になっても主人公との恋愛はご法度。
それでもそに子の元気で健気なキャラクターの良さに助けられて
個人的には結構楽しめた。

そに子がどれだけ好きかによってこのソフトの価値が変わる。
逆に言えば「そに子に興味があるのでこのゲームでファンに!」
というきっかけにするのは少し難しいかも。


発売を延期しただけあって、
ファン向けのソフトとしては非常に作りこまれているので
迷うくらいならば買ってしまえ! と太鼓判を押しておきます。

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感想:ドラゴンクエストモンスターズ2

2014-05-23 09:09:42 | ゲーム(DS)


公式サイト

子供の頃ドラクエが大好きだった。
もちろん社会現象と言われるレベルの熱狂に飲まれたというのもあるけれど
ものすごくシンプルにまとめられた世界観、
あらゆる場面で冒険心を盛り上げる音楽、
新しく出会うたびに興奮するキャラクター、
想像力を喚起する演出。

どれをとってもヒットするべくしてヒットしたゲームだと思う。


それが、ドラクエ5を境にパッタリと遊ばなくなった。
モンスターを仲間にできるシステムにものすごく興奮したのだけれど、
実際に仲間にできるのはごく一部のモンスターだけ。
頑張ってレベルを上げてもモンスターごとに限界レベルが決まっている。
当時のメモリや容量を考えてもこの仕様はお粗末すぎた。


その数年後にポケモンが出てきて、「これは絶対に売れる!」と確信。

たった1本のソフトで終焉間際のゲームボーイを復活させたどころか
任天堂の山内社長に「100年に一度の奇跡」と言わしめるコンテンツに成長したのは
ご存知のとおり。



となれば、ドラクエの素晴らしいキャラクターを使った
ポケモンの後追い作品が出るのは当然。

シリーズとしてはゲームボーイの1を遊んだきりなので
15年ぶりのモンスターズ。すごく楽しみだ!!



しかし。

なんでわざわざ最初に思い出話なんかを書いたかというと
この作品の評価を長々と書きたくなかったから。


冒険に出るために必要なカギが
一度使うと復活するまでリアルタイムで待つ必要がある。
メタルエリアへ行ってレベルを上げて、数時間待ってからまたメタルエリアへ。
なんだこのソシャゲもどき…。

自分のようにゲームを一度に長時間遊ばない人間にとっては
有利なシステムではあるのだけれど、
起動のたびに メタル狩り→配合→スキル振り直し の繰り返しで、もう嫌になった。
飽きたじゃなくて嫌になった。ヤメじゃ。
やることの幅が狭すぎて本気で苦痛。

配合でどんどん初見のモンスターを作れるのは確かに楽しいのだけれど
逆に言えば気に入ったモンスターに思い入れをもって育てても
すぐに前線から外さざるをえないバランスが悲しい。

ゲームで生き物を消費あつかいするのって「ドラクエらしくない」よね。


対戦のインフラがものすごくしっかりしているので
ある程度渡り合えるレベルまで頑張れれば面白くなるのだろうけれど、
そこまで気力が持たん。

せめてデスピサロを入手するまでは遊びたかったんだけどなー。
続編にモンスターを引き継げるらしいので
本気で頑張るのはその後でいいや…。
コメント (4)
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感想:A列車で行こう3D

2014-03-23 21:39:16 | ゲーム(DS)


公式サイト

恒例の鉄道経営シミュレーションの新作。
DS版はその出来の良さから中古相場も高値安定。

自分はDS版をプレイ済みだったので
チュートリアルだけ終わらせて即座に最高難度でプレイ。

なのだけれど、DS版で基本戦法だった
「マンションを建てるだけで人口アップ」が通用せず
きちんと立地まで考慮されるようになったので
いきなり出鼻をくじかれた。


シナリオをクリアして次のシナリオに進むたび、
それまで通用していた資金調達法がひとつずつ削られていき
製作者のドヤ顔が目に浮かぶよう。

ゲーム内にある様々な要素を網羅することで
クリアが可能となるバランス調整は見事!

「ここにビルを建てると黒字になるか?」
「現時点の資材の数で駅が作れるか?」
等々、ひとつひとつ試行錯誤を繰り返すのがたまらなく面白い。
本体のスリープ中もゲームが進行する設定にもできるので
セーブ→街に手を加える→寝る→気に入らない展開だったらロード
というやり方も可能。


興味深い点として、シナリオごとに年代が異なり
さまざまな相場が当時のものだったり
技術的に作れる建物が変わったりする。

また、その頃の世相を表すネタも頻繁に秘書が報告してくれる。
ドリフ全員集合の生放送中の停電から
東北の地震まで(ゲーム上でも株価が暴落する)
その時代を生きた人には懐かしさを喚起させる要素。
無機質なゲーム画面ではあるけれど、
そこに生きた空気を流れ込ませる工夫として素晴らしい。


DS版にもあった、電車からの視点モード。
街並みのパーツのしょぼさが全然変わってない…。
ゼロベースで描き直せとは言わないけれど、
もう少し「電車に乗ってる感じ」を出して欲しかった。
3Dモードにしてもあまり立体に見えないのも惜しい。
まあ、あくまでオマケのモードなのでゲームの良し悪しには関係ないけどね。


クリアまでの過程が非常に楽しいので
同じシナリオを何回でもクリアしたくなる。

眺めているだけで街が発展していく楽しさ。
プレイするたびに異なる街が出来上がる喜び。
遊んでいると幸福感を味わえる箱庭づくり。
休日に寝転がりながらテレビを観る片手間にピッタリなゲームです。

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感想:闘神都市

2014-03-09 23:47:10 | ゲーム(DS)


公式サイト

闘神都市IIといえば。
今もエロゲ界では大御所であるアリスソフトの名作。

東のエルフ、西のアリスと言われた
二強エロゲメーカーの戦国時代に発売され
そのシナリオやグラフィックの質の高さだけでなく
RPGとしての出来の良さでいまだに根強いファンも多い。
当時エロゲーが遊べる環境の人は9割がプレイしたであろう作品。

と、思い出補正全開で褒めちぎってみました。

そのリメイクが発売されるとあれば当然買うしかないだろ!!


原作の設定と異なる点として、
大会で負けた選手のパートナー(女性限定)は
相手と一日デートしなければならない。

ってなんだそりゃwww

アリスのシナリオからエロを抜いただけで
こんなにもつまらなくなるんだなぁ…。
エロシーンだけ取り除いて発売できるエロゲーが
幅を利かせすぎてる現状も良くないんだけどな。


グラフィックについて。
今風にリファインされたキャラクターはみんな可愛い。
可愛いのだけれど、やはり旧作の絵のオーラが凄すぎて
見劣りしてしまうのが残念。
特にヒロインの葉月はコレジャナイ感が強すぎる。
たとえ古くても当時のエロゲ界最高峰のグラフィックだったわけだから
比較にならないレベルなんだよなぁ。
せめてもう少し実績のある絵師に原画をやって欲しかったなぁ。

CEROもD指定なのに全然エロくないのでそちらに期待するのも無駄。
題材が非常に良いだけに実にもったいない。


戦闘について。
敵とは1対1のバトルなので
本来であればバランスのとり方が非常に難しいシステム。

当然、敵はかなり強く設定されていて
スキルの組み合わせを練って、アイテムを駆使して、
満身創痍でようやく撃破できるバランスは実に楽しい。

なのだけれど、1ターンの行動回数に影響する「AP」の値が
レベルによって増えていくのは明らかに失敗。
APが1上がるだけであまりにも強くなりすぎて
ボス戦における「適正レベルの調整」が見え透いてしまい
低レベルで進める面白さが台無しになっている。
これはシナリオ上の特定イベントで増やすべきだった。

一方、スキルを獲得するには
戦闘で女の子モンスターをカード化する(手順はポケモンと同様)か、
女性キャラからのクエストをクリアする必要がある。
これはゲーム的に燃える要素。RPG好きならコンプを目指したくなる。
自分は期限ありのクエストをスルーしまくっていたら
後半の戦闘がえらく苦しくなってしまったので
バランスにも良い影響を与えているっぽい。


さて。
原作の神シナリオの再現度。
まぁ案の定、相当酷いことになってる。

改変部分はいまどきのチャラいJRPGっぽい。
原作は様々なおちゃらけを含みながらも
全編をダークファンタジーで通していて
衝撃的なイベントも多いのだけれど。

こちらは前半がほのぼの活劇で、後半で急に叩き落とす。
その落差で意識を急に切り替えられない不快感が残る。
柔らかめのキャラデザもここで完全に仇になってしまい
ギャップ萌えもなくひたすら困惑。
「人間の業」がテーマになっていたはずなのに
内容がえらく安っぽくなってしまったよ…。


原作へのリスペクトがあるのはわかるし、
システム的に現代風の工夫がなされているのもわかる。
ただし、「神作品」と言われたゲームのリメイクとして
不足しているものが多すぎただけのこと。


まあさんざん悪く書いたけれど
原作を知らなければもちろん普通に楽しめるので
購入予定であればなんの問題もないですよ!!

ただし、プレイ後は是非原作のほうも遊んで欲しい。
著作権フリーで配布している、大手メーカーとしては
ありえない太っ腹なので。

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感想:ぷよぷよテトリス

2014-02-27 01:16:50 | ゲーム(DS)


公式サイト

いやー。
トレーラー見たときすげぇつまらなそうだと思ったけど
気まぐれで買ったら超ハマった。
やはり対人戦は燃えるよ。


各ルールの説明。
★の数が多いほど好きな形式。

VS ★★★★☆

ぷよ・テトのどちらかを選んで従来通りの対戦。
一撃は当然ぷよぷよのほうが大きく
テトリスは小刻みに手堅く攻めるタイプ。
相手がどちらかによって攻め方を考える必要がある。


スワップ ★★★★★

プレイヤーごとにぷよとテトそれぞれのフィールドがあり
一定時間ごとに入れ替わってしまうトンデモルール。
入れ替わる瞬間に消して、直後にもう一方でも消すと
連鎖がつながるのがたまらなく面白い。


ミックス ★★★★☆

同じフィールドでぷよとテト両方が混在。
選択するキャラごとに性能があり、落ちてくるぷよの形や
テトリスブロックのバランスなどが変化する。
ぷよぷよの上からブロックを落とすとぷよぷよがブロックの上にせり上がる。
マジカルドロップのように消えている最中もリアルタイムに落として
時間内に消せば連鎖扱いになるので、ぷよぷよの連鎖が途切れても熱い。


ビッグバン ★☆☆☆☆

ぷよ・テトどちらかを選択。
ゲーム開始時点で最初からブロックが配置されていて
ぷよ側はいわゆる「なぞぷよ」。一瞬でパターンを見抜く洞察力が必要。
テト側は1種類のブロックで全て消せる初期配置。正確無比な操作が求められる。
クリアもしくは失敗で次の問題に切り替わり、
一定時間内の正解数が多いほうが相手にダメージを与え、ゲージがなくなったら負け。
でも俺は正確な操作も暗記も苦手なんだよ!!


パーティー ★★★☆☆

ぷよ・テトどちらかを選択。
フィールドに必ずアイテムブロックが存在し、
おじゃまと同様に消すことで効果が発揮される。
使用キャラによって出てくるアイテムの出現率が変化。
積みあがっても負けにはならず、相手の得点が上がり
一定時間内の最終得点で勝ち負けが決まる。


どのルールもバランスがきっちり調整されていて素晴らしい。
上位陣を見るとみんなテトリス派らしいけれど
ぷよぷよの達人の攻撃力は凄まじい。

結局自分はぷよぷよが素人レベルなので
スワップとミックス(あと苦手なビッグバン)は除外して対戦してる。
ぷよの腕が上がれば間違いなく楽しさ倍増なので時間を見つけて修行します。
ぷよぷよはファミコンディスクシステム版の発売日に入手したので
キャリアだけなら誰にも負けないんだがなー…。



現在のランクはこんな感じ。




1818位/25673人中。
自分では全然上手いと思わないのだけれど割と上位だ。

このゲームで粋なのが上位ランカー同士の対決リプレイを
自動でダウンロードしてデモ画面で見せてくれるところ。
参考にするもよし、酒の肴にするもよし。
ホント、こいつらの頭って一体どうなってんだろうなー。


というわけで。
ものすごく楽しいゲームなのだけれど、最悪な点がひとつ。
一度対戦を始めるとやめ時が見つからないこと
DSのテトリスもそうしたように、近いうちに封印しないと
延々と時間を奪われる羽目になってしまう…。
今日も6時間ぶっ通しでプレイしたので眼精疲労で死にそうです。

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感想:ハイスクールD×D

2013-12-30 22:11:33 | ゲーム(DS)


ハイスクールD×D 公式サイト


至高のおっぱいアニメとして名高い
「ハイスクールD×D」が3DSでゲーム化!!
これは色々と飛び出すのを期待せねばなるまいな!!!
最近買うゲームの半数が「脱がすゲーム」か「さわるゲーム」です!!


ゲームはボタンを押して進めるADV。
アニメ一期とまったく同じストーリーで展開。
アニメを観た人にはわざわざ読む価値はないし
観てない人には端折られすぎてて意味不明。


ストーリー中に原作アニメのムービーが挿入されることがある。
1回10秒程度だけれど、けっこうな頻度なので頑張ってる印象。
ただ、メインのキャラ以外が出てくる場面では
音声がカットされて不自然極まりない。
声優へのギャラが発生しないようにしてるんだろうな…。
ゲーム全編を通じて新規のボイスはまったくなし。
どれだけ低予算なんだよ…。


内容はストーリーパートと戦闘パートに分かれていて
ストーリーは例によって要所で3択を選ばされるけれど
選んでも展開が変わらないゴミADV。
戦闘もボタンを押してるだけで勝てる紙芝居。

途中で表示される一枚絵は書き下ろしなのかな…。
3DSの解像度では仕方ないとはいえ、かなりのガッカリ画質。

とにかくゲームとしては存在意義がないくらいつまらん。
アニメ版のほうが何十倍もエロいんだから
ゲーム性で勝負しないとどうしようもねえだろ!


あとEDのムービーはアニメ版と同じものが使われているのだけれど
歌ってるのが明らかにStylipsなのに
名義が「オカルト研究会ガールズ」にされてる。
そりゃあ同じStylipsでもこの当時は旧メンバーだから
権利的にも色々アレなのはわかるが、嘘ついちゃイカンだろ。


あーそういえば。
立体視で色々飛び出すんじゃないかと思ったけれど
実際は全然そんなことはなくてキャラの立ち絵と背景に
奥行きが出ただけでした。


正直すべてがダメすぎて、怒りが沸点超えた。
定価がクッソ高いくせにこんな地雷踏ませやがって!!

なんつーか、角川の汚い部分だけを凝縮したソフトだわ。
忠告としては遅いかもしれんが、ファンは絶対買うな!!

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感想:星霜のアマゾネス

2013-12-19 22:21:17 | ゲーム(DS)


星霜のアマゾネス 公式サイト


3DRPG+おさわりゲーとくれば俺のためのゲームだ!!


まずゲームを開始するとものすごく気になるのが。

キャラの名前。

「ガンタイ」とか「シンイリ」とかナメとんのか。
本名ではなくコードネームのようなものらしいが、
それにしてももう少しなんとかならなかったのかね。
買う前は自分で変更できるものだとばかり思ってたのに…。
まあ変更したところで「トルコ」とか「デリー」なんだけどさ!!


ストーリーは中学生が書いたの?と言いたくなるレベル。
シリアスでもギャグでもセリフのひとつひとつが中二臭くて耐えられん。
世界観の構築すらまともにできていないので、読むだけで脳がぐんにゃり。
雰囲気バラバラなキャラクターたちを見てもらえればその酷さが大体掴めると思う。


声優のチョイスはアニメで準主役クラスの人ばかり。
自分は色んなアニメを観るから知ってる人も多いけれど。
もうちょっと売り上げにつながる人は起用できなかったのかなー。
まぁ有名どころを揃えて売り上げがサッパリなゲームが多いことを考えれば
演技力さえあれば全然問題ないよね!!
でもゲンをかつぐためにも主役が藤村歩はやめようぜ…。


キャラの3Dモデリングについて。
3DSの時点でレベルが高くないのはお察しだけれど
遊んでるうちに慣れてくるし、戦闘時のテンポも思ったよりは悪くない。

ただし。
イベントやエロシーン含めて全て3Dキャラで押し通すのはどうなんだ。
みやま零のキャラデザがメチャクチャもったいない!!
本人の原画でなくてもいいから、せめてイベントグラくらいは
予算をケチらずに二次絵でやってほしかった…。


戦闘について。
パーティー全体の行動に使用する「AP」という値と、
キャラごとに攻撃に必要な「電池」の値があり、どちらが足りなくても行動不能。
最大6人パーティだけれど、1ターンに得られるAPが3なので行動が制限され、
全てのキャラをバランスよく戦わせる戦略が必要になる。

しかし。
戦闘バランスを考えたとき、装備の概念が無いに等しいのが問題。
各キャラの装備枠がひとつで、内容も「攻撃+10・守備-10」のようなものばかり。

結局、パラメータの上昇はレベルへの依存が大きく、
適正レベルを維持させるために敵から得られる経験値が
次のダンジョンへ進むごとに5倍くらいになるので自由度が低く
「遊ばされている感」が大きい。
上手くやれば戦略がものすごく面白くなるシステムだけに
これは非常に勿体無い部分だった。


で。
このゲームの最重要要素のエロシーンについて。

女の子型の敵キャラは、雑魚なら一定確率、ボスなら100%で「因子回収モード」に入る。
画面に表示された女の子の性感帯を見つけ出してタッチし、
制限時間内にできるだけポイントを溜める。
部位ごとにポイントの量が異なるので、いかにすばやく弱点を見つけだせるかがカギ。
タイミングよくタッチするとコンボによりポイントボーナス。

一応「触る」ではなく「見る」という設定なのだけれど
おっぱい揺れるのでどう見てもさわってますね。

こういうアホなシステムは個人的には大好きなのだけれど
前述のとおりポリゴンキャラが微妙なうえ、動きがグニャグニャしてるので
ミミズをつついてるような気分になってクソ萎えた。


結論。
総合的には時間つぶしに遊べる凡RPG。
ただし、公式サイトを見て購入しようと思った人の9割は肩透かしを食らう内容。
値崩れも早いと思うのでそれまで別なゲームを遊ぶことをオススメします…。

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感想:ルーンファクトリー4

2013-03-28 22:33:49 | ゲーム(DS)


ルーンファクトリー4 公式サイト

夏購入ゲー感想第6弾。


どんなゲームか一言で表すと

狩ったり釣ったり耕したり料理したり鍛冶したり
商売したり育成したり恋愛したり結婚したり

まあ一言で表せないほど盛りだくさんなゲームなわけです。


DSで発売された前作のルーンファクトリー3は
その評判の良さから、常時入手困難なソフトとして有名だったのだけれど
続編の名に恥じぬスケールアップ。


前作からの大きな変更点のひとつとして、
男固定だった主人公キャラが男女から選べる。
恋愛の要素も主人公の性別で分けられていて
前作は女性に偏っていた街の住人も男女比率が均等になっている。
また、キャラデザも女性は特に前作よりスレンダーになっていて
ギャルゲーっぽさが緩和されている。

前作からのファンとしては「ギャルゲーでいいじゃねえか!」
と言いたくなるのだけれど、
女性への販売も視野に入れたことで売り上げ大幅増だったらしく
マーベラスAQLの株価が上がって美味しかったです。


内容はアクションRPGなのだけれど、
農耕や料理など、何をやるにしても操作性が小気味よくて
ボーっと遊ぶだけでも楽しい。
特に戦闘は装備の組み合わせによって手軽に様々な技を出せるので爽快感は格別。
難易度選択でハードを選べばマニアも納得のボス戦を楽しめる。


ちょっと動かすだけで簡単にスキルが上がっていくので
ゲーム初心者でもやり込みの楽しさを味わえるし
30以上の中から気に入ったスキルから上げていけるという
間口の広いやり込みが大きく支持された理由のひとつ。

終盤になるとお金がほぼ自由になったり
経験値やスキルが大量にもらえるアイテムが手に入ったり
それまでのやり込みを否定されるような要素が多いのが残念。

あと前作にあったネットランキング廃止も残念。
せめてすれちがい通信でいいから他の人との実績の比較をしたかったなぁー。


とはいえ、総合的には非常に高レベルな良作。
1月からダウンロード販売も始まっているので
作業ゲーが好きな人は是非プレイしてください!!
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感想:カルドセプト

2013-03-01 00:00:43 | ゲーム(DS)
今日のソフト



カルドセプト 公式サイト



夏購入ゲー感想第5弾。

シリーズ自体は結構な歴史のあるカードゲーム+ボードゲーム。
わかりやすく言えばMTG+いたスト。

第一作はセガサターンで発売されていて
一画面での対戦ができるように、相手のカードも見えたうえで
バランスがとられているシステム。その潔さがいいね。

土地にクリーチャーを置くと自分の領地になり、
土地に投資してレベルアップすると
防御力が上がって奪われにくくなるとともに
対戦相手が止まったときの通行料が跳ね上がる。

クリーチャーを倒せば丸ごと土地を奪えるという
簡単に一発逆転ができてしまうシステム。
これをCPU戦でやられてしまうと発狂しそうになる。

CPU戦ですらこうなのだから
ネット対戦のストレスは推して知るべき。

でも素晴らしいことにネットランキングが実装されているし
ネット対戦で使われたデッキの分析まで公式でやってくれている。
ここまでファンを大切にする姿勢はどのメーカーも見習ってほしい。


もちろんソロプレイのやり込み要素もたっぷり用意されているけれど、
そこまで意識してやり込まなくても
手が空いたときに軽く弱っちぃCPUキャラを叩き潰すだけでも十分楽しい。


1月からダウンロード販売も開始されているので
ストレスで本体を床に叩き付けたい人は是非プレイしてください!!
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感想:閃乱カグラ Burst

2013-01-23 23:03:33 | ゲーム(DS)


閃乱カグラ Burst 公式サイト



夏購入ゲー感想第3弾。

もうアニメも始まってるから急いで書かねばなぁー…。


前作の主人公だった善忍たちのライバルである
悪忍5人が今回の主役。
悪の側にシフトしても萌えも熱血も変わらぬテンションで突っ走るシナリオ。良し。


ていうか前作もまるまる同じソフトに入ってる大盤振舞っぷり。
このソフトが出るまで前作はプレミア扱いだったからな!
みんなおっぱい大好きだな!!


システムは変わらずドカドカ蹴散らす爽快アクション。
手軽な操作で大量コンボが決まるという、無双ゲーに近しい楽しさ。

まあ残念なことに、ボタン連打であっさりクリアできてしまう単調さも前作と変わらず。
何故ゲーセンのベルトアクションが長く愛されているかを考えて
少し凝ったステージも欲しかったんだよなぁ。


やることはほぼ同じなのにステージ数は膨大で
さらには実績解除のためには使用キャラ6人でそれぞれクリア(かつ「優」評価)という
ぐったりするやり込み要素もあり。前作ぶんも収録されているのでさらに倍。
好きな人はそれだけの時間を注ぎ込めるんだろうけれど
自分はその作業が楽しいとは思えなかったのでパス。
実績解除後のエロ絵が見たいんだけどなぁ。鬼やでホンマ。


すでにVita版の発売も迫っているわけなのだけど、
プロモ映像を見るとすげえ面白そうなんだよね。
これのためにVita本体ごと買ってしまうと人として何か間違ってる気がして
絶賛ためらい中。


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