ただいま積みゲー消化中。
というわけで一応クリアしました。
マコト編で全て謎が解けるのかと思ったら全然そんなことはなく
かえって謎が深まってしまった。
ていうかマコトなんなんだよ。
あっさり色んなやつに洗脳されるし
恋人のアルはほったらかして浮気するし。
キスしただけでなぜかセックスしたことになってる理不尽。
コンシューマーへの移植の仕方が本当にヘタッピだわ。
当時の声優の再録ができない関係上、
Vitaへの移植に際してシナリオの修正もきかないんだな…。
グラフィックはおそらく相当頑張ってリファインしたのがわかるだけに
なんだかもったいないなぁ…。
ティーナは非常に可愛いです。
べつにロリコンじゃないよ。
そしてその次に始まったのがマルチナ編。
ババアが主人公じゃ感情移入できねえんだよ!!
見た目がババアなら声もババア。
この当時でも池田昌子は無理があったんじゃないかね…。
たぶんサターン版のスタッフがメーテルのファンで
作品のテーマに合わせてゴリ押ししたんじゃなかろうか。
一応謎に関してはある程度の説明があったけれど
作中のキャラがそれを理解して納得する展開がないので
結局色々なところがモヤモヤしたまま終わって
あまり面白い作品とは思えなかった。
設定はおそらくかなり練られているだけに
それをプレイヤー側で考察して補完しろってのはなかなか厳しい。
残念ながら自分はそこまで脳内メモリの多い人間ではないです。
しかし前回も書いたように、
当時の近未来に向けた憧憬の雰囲気が非常に良く出せていて
この作品からシナリオゲーの過渡期として
非常に重要なポジションの匂いがする。
この時代から徐々にエロゲはノベルゲーに移行していくけれど
たとえ雰囲気ゲーと揶揄されても、サブカルチャーとして
文・絵・音の三拍子そろっての世界観を作るのは容易ではないし、
そのターニングポイントのひとつを確認することが
この作品をプレイしての大きな収穫になった。
ちなみに。
なぜ後発の『EVE burst error』を先に出したのか疑問だったのだけれど
こっちを先にプレイしてたら『EVE~』は買わなかったかも知れないので
販売戦略としては一応正解だったんだな。
■■■現在の進行状況■■■
オールクリア
トロフィー100%