感想:NG その1

2018-10-10 23:27:10 | ゲーム(VITA)


公式サイト



はいVita生産終了のニュースきました。

ソフトのほうも今後のラインナップを見る限り、
新作として買うのはこのゲームが最後かもしれない。

でも積みゲー消化だけでもあと1年は終わらないと思うので引き続きいきます。



エクスペリエンスのホラーADV第2弾。
今回の感想の前に前作「死印」の感想を読んでください。





舞台は今回も90年代末。
主人公はアングラマッチで稼ぐアウトローな高校生の鬼島。
友人はヤクザの息子である天生目(あまのめ)。
池袋ウエストゲートパーク的な世界観がいいね。

ていうか「天生目組」とか、なんかスキだらけな感じのヤクザだなw





相手の問いに表情で返答するジャッジメントシステム。
この選択によってストーリーが分岐するということは(たぶん)ないけれど
主人公が勝手にキレたりするよりは、
プレイヤーの気持ちとの乖離を埋めるための手段としてなかなか良いシステム。





前作ではボス戦における「救済」と「破壊」がわかりづらくて
1周目では気づかないまますべて破壊ルートで進めてしまったけれど
今回は最初に両ルートの存在を教えてくれる。

破壊ルートだとパートナーが死んでしまうのも前作と同様ながら
雑な死に方だった前作から、そこそこドラマティックな死に様に昇格。
しかも専用のグロ死グラフィックあり。いいぞ。





ストーリーも様々な「かくや遊び」の呪いに振り回される緊迫感がいい。
全体に芯が通っていて、きちんと怖いしきちんと面白い!!
色々な伏線を生かして一気に収束させる終盤は
ミステリ好きな自分からすると選択肢はほぼ一発正解。
考えて解いてもよし、適当に選択肢総当たりでもよしの親切設計。


まあワザと破壊ルートを選び続けたからバッドエンドだったんだけどな。




で。

このゲームを遊んでいると、
スタッフはこのブログの前作の感想を読んで
色々調整してくれたんじゃないか…? という
非常におこがましい考えが頭をよぎるんだよな…w


ショッキングな演出に対して
「いきなりこういう絵を出すのやめて!」と
冗談めかして書いたつもりだったのだが…





恐怖演出の発生頻度を設定できるオプションなんかついちゃったりすると
なんか申し訳ない気持ちになるなw










恐怖モードがマジやばい。
主人公として作中の世界に没頭しているときならまだしも、
システム系の画面を見ている最中にいきなりこの不意打ちはずるいw



細かいところでいえば
バックログもついたし移動もシンプルな操作になったし。
書いた要望がほとんどフィードバックされてる。


唯一かなえてもらえなかった点といえば、
「暑い盛りに発売して欲しい」という希望。
今年はとても暑かったのでこういうゲームがベストマッチだったのだが
残念ながら発売延期で涼しくなってから遊ぶ羽目になった。

でも夏発売を目指して頑張ってくれたのは純粋に嬉しい。
できれば来年以降もこのシリーズを続けてくれないかなー。
VitaかSwitchで出してくれれば買うので。


■■■現在の進行状況■■■

1周目クリア(バッドエンド)


コメント
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