![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5e/b5fbae67108ad3784c3b9263c05bec72.png)
ファミコン40周年なのに何も書かないまま終わってしまうのもなあー
なんて思ったので好きなゲームのひとつでも挙げておこう。
ゴジラ-1.0が面白かったのでせっかくだからこのゲームを。
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X星人が地球へ宣戦布告を行い宇宙怪獣を送り込んできた。
ゴジラはモスラと共に敵怪獣を殲滅するべく、太陽系をめぐった戦いに挑む。
まず、ゴジラ作品として見ると世界観がかなり微妙。
なんでゴジラが宇宙で戦うんだ、というトンデモに対するツッコミがまず出るし
人類の汚染が原因で生まれたはずのヘドラを宇宙怪獣として
送り込んでくるのもどう考えてもおかしいw
まあ「未知の敵」ということにしないと色々問題が出るだろうしな。
当時の東宝発売のゲーム一覧を見るとゲーム自体をかなり下に見てた気がするな……。
そんな企画のなか、制作はコンパイルということで
いかに面白いものを作るかという矜持が見てとれる!!
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地球チームはゴジラとモスラの2体。
シミュレーションっぽい移動画面ながら1マスがアクションの1ステージになっていて、
ステージ自体もすぐ終わるのでテンポもいい。
ファミコン当時にしては大きめのキャラを操作できるのが感動的。
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敵怪獣のマスと隣接すると対決シーンに入れる。
各マップのボス怪獣を倒してそのマスへ到達できればクリア。
シミュ的な戦略性自体は高くないものの、対決シーンは制限時間が過ぎると即終了し
次のターンには敵怪獣の体力も一定量回復してしまうので
アグレッシブなプレイが求められる。
また、こちらの体力を回復させるために
回復アイテムの出現するステージの近くで戦う必要もある。
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Aボタンでパンチ、Bボタンでキック、↓+Bボタンで尻尾を振る。
それぞれダメージと隙の大きさが弱中強の関係になってる。
そしてパワーゲージが溜まった状態でスタートボタンを押すと熱光線の放射!!
レベルが上がってゲージが長くなるほど長く吐けるし
時間によるゲージの回復速度も上がる。
このゲームデザインとゲームバランスが実に楽しい!!
ゴジラがぴょんぴょん飛び跳ねるのは違和感があるかもしれないけれど
操作の気持ち良さのほうが上回るのでOK!!
なによりも、このゲームでゴジラらしさが出ているのは、
「敵の攻撃に怯まず進める」というところ。
敵の攻撃をそのまま受けると「のけぞり」が発生して、
さらに次の攻撃を受けることになってしまう。
しかし何かしらの攻撃を出していれば、
敵の攻撃を受けた際にダメージはあるものの、のけぞることなく進める。
格闘ゲームでいうところのいわゆる「スーパーアーマー」。
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たとえば中盤以降に出てくる、この破壊不能の貫通してくる兵器。
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攻撃を受けるとのけぞりながら貫通してしまい大ダメージ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a0/73e57d5d0cc29321c65e20edd17d0caa.png)
でも尻尾を振っているあいだは攻撃を受けてものけぞらないので
ダメージは受けるものの、連続で攻撃を受けることは避けられる。
敵の攻撃が激しいステージでも、熱光線を吐きながらガシガシ食らいまくるのが爽快。
この操作感が想像以上にゴジラらしくて楽しい!
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特に敵怪獣との対決では画面端に追い込まれてのけぞると
抜け出せないままハメ殺されることもあるので
攻撃時間の長い熱光線を使って押し返していくことも重要。
ただし光線を密着状態で当てるよりも先端に近い方がダメージが大きいので
その駆け引きも面白い!
まだ格闘ゲームの概念すら存在しなかった時代。
スーパーアーマーの一点だけでゴジラを操作している感覚を大きく高められる神発想。
思いついた人は震えただろうなぁ。
あとモスラについては何も書いてないけど、弱すぎて使い物にならないので
マップ序盤でさっさと殺してゴジラ単独で進めたほうが楽しいです。