2010-08-26 23:57:16 | ゲーム(その他)
今日のソフト



コープスパーティ ブラッドカバー リピーティッドフィアー 公式サイト



伝説のゲーム、復活。


何がどう伝説なのかというと。

「コープスパーティー」とは、今から15年ほど前に開催された
㈱アスキー主宰のソフトウェアコンテストにて
最優秀賞を受賞したゲーム。賞金500万円。


製作ツールはRPGツクールの元祖、Dante98。

当然、機能は非常にチープながら
その制限の中における恐怖の演出が卓越しており
シナリオ・音楽・グラフィック含め
プレイした誰もが納得の受賞だった。


その後、10年以上も根強いファンに支えられ、プロジェクトが復興。
携帯アプリや同人ゲームを経てこのたびPSP版が発売。




ゲーム内容は2Dのフィールドを歩き回る
まんまRPGツクール製のアドベンチャー。
古臭くはあるものの、
「廊下の脇に置いてあるバケツの中の液体が実は…」
といった、プレイヤーの操作に対するリアクションとして
恐怖を与えることに非常にマッチしたシステム。
流石に良く出来ているなぁーと15年越しに感心。



しかし。
かなり大きなマイナスポイントが3点。


1.操作性最悪

PSPだから仕方ないのか?
数秒のロードが移動中に頻繁に起こる。



2.死にすぎ

最初から登場するメインキャラが、ストーリー上で死ぬことが避けられない。
ほとんどセリフもなく、死ぬためだけに用意されたようなキャラも。
ホラーとはいえちょっと安易。
ゲームなんだから「助かる方法があるのにそれを実行できず死ぬ」
という演出にしたほうが怖いのになー。
そうすると必然的に複雑なマルチシナリオになってしまうけれど。


3.声優の演技がヘボい

人気声優をこれでもかとばかり詰め込んでいるにもかかわらず
実力を引き出せていない。
(笑)の多用など、声優に演じさせることを前提として
テキストを作ってないように見える。
それ以前に、こんな演技ではそりゃ富野も怒るよなぁ、という人もいるけど。



旧作ファンは当時を回顧しながら楽しめるけれど
これを新作として遊んだ場合にはどうかなーというのが正直なところ。
ただ、ホラー系の作品を冷めた目で見る自分が
柄にもなくビクビクしてしまった部分があるのも事実。

今の時期の暑気払いにちょうどいいかも。
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