阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

独裁政治を許さないために

2007年07月01日 01時04分17秒 | 政治
 この週末は紀ノ川筋での活動が中心です。今日は、和歌山市→橋本市間を、住宅街にも入りながら、60キロほど自転車で走りました。赤信号で停止した場所を中心に、約60ヶ所でスポット演説も行いました。また、2つの会合で講演を行い、新聞取材などを受けた後、夜は橋本市内の盆踊りに参加しました。先ほど帰ってきたところです。

 明日も橋本市、かつらぎ町、紀の川市で活動予定です。最近は毎日、だいたいこんな感じですが、平日は早朝の駅頭活動もあり、もう少しハードな日程になります。

 話を聞いて下さる方、アイコンタクト、そして握手をさせて頂く方は、少ない日でも合わせて1000人は超えていると思います。そんな方々が全て私に投票して下さるわけではないにしても、少しずつ、私の認知度、そして支援の輪が広がっていくのを感じています。


 それにしても、安倍政権の国会運営は、まさに独裁政治そのものですね。衆議院の議席は前首相時代に獲得したもの。それも、郵政民営化一点突破の選挙だったのに、数の力を振り回す政治には品格のかけらもありません。

 私が安倍首相から感じるのは「怯え」です。転がり込んだ権力を失う恐怖にのたうつ独裁者の怯え。社会保険庁改革関連法案、年金事項特例法案、さらに国家公務員改正法案・・・。すべて抜け穴だらけのザル法なのに、国会でろくに審議もせず、強行採決に次ぐ強行採決。本来もっとも重視すべき国民の安心には全く関心がなく、落ちる一方の支持率を回復するためには、参議院選挙前にひとつでも法案を通さなくては・・・! との強迫観念に駆られているようです。

 首相としての器の小ささ、底の浅さをここまで露骨に見せられてしまうと、同じ日本人であることさえ、恥ずかしくなってしまいます。

 このような政治手法を二度と許さないためにも、まずは参議院で、まっとうなチェック機能が働く数の議席を、野党が獲得しなくてはなりません。