阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「よく走る馬はいい馬!」台湾・馬英九総統とマラソンと人生を語る

2013年10月09日 15時37分25秒 | 政治

台湾の馬英九総統と総統府で昼食を頂き、今、ホテルに戻りました。「よく走る馬はいい馬と私も思いますが、最近は激務の中でジョギングや自転車で走る時間は確保できていますか?」と質問したところ。30分近く、マラソンに関する話題で盛り上がりました。高橋尚子選手を例に、「不調の時もじっと耐えて最後は勝った姿から学びました」と話されたり、訪日時には皇居や大濠公園でジョギングをしたこと、福岡ドームでダイエー・西武戦の始球式の機会を頂き、王貞治監督の助言を参考に大濠公園で投球練習を積んだら本番ではストライクだったこと(議会からはデッドボールを当てたりしたら予算は通しませんよ!とプレッシャーをかけられていたそうです)、また、尊敬する王監督からもらったボールは総統府の執務室に飾ってあること、マラソンを通した日台交流を進めたいと思っていて、東京マラソンで抽選に外れたランナーにチャンスをもらえるように石原都知事(当時)にお願いしたことなど、表情豊かに目を見て話して頂き感激でした。最初の総統選挙の時は自転車で台湾を一周した馬総統、ストレスを感じる時ほど体を動かすことが大切ですよ!と言っていましたが、私もまったく同感です。今、台湾でも「倍返し」が流行語になっているとか。台湾から日本への旅行者は増えているけど日本から台湾への旅行者が減っているとのこと、是非、仲間を募って台湾のレースも走ってお返ししなくては!!

台湾には昨夜入り、立法院の方などとビジネス連携などについて意見交換をしました。中国や東南アジアを結ぶ物流・販売、生産、さらに研究開発のハブとしての台湾の役割について、また、健康増進も含めた社会を良くするための事業展開の在り方など、有意義な意見を聞くことができました。



(この写真は2011年5月8日、八田興一が建設した烏山頭ダムと記念館を視察した時に撮影したものです。)