阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

中朝国境で接した北朝鮮の自然や人々の暮らし

2014年05月21日 21時02分58秒 | 政治

 中朝国境では非常に印象的な多くの光景に出会いました。現地で撮った写真を通して紹介します。



朝鮮民族にとっての聖なる山、白頭山(中国名:長白山)の頂上で。年に何度とない快晴でした!



山頂のカルデラ湖、天池。こちらもめったに見ることはできないそうです。



長白山瀑布。天池の水は、鴨緑江、豆満江など中朝国境を流れる川になります。



延吉から列車で約1時間の図們(ともん)市にて。対岸の北朝鮮の山々は全く木がありません。国境の貿易業者は、中国への輸出のために切られたと言っていました。



延吉市から約500キロの道のりを走って到着した長白の町の対岸、恵山市の夕方の様子。つかの間の安らぎの時間にも見えます。この後すぐに町は真っ暗になり、電気が来ていない様子は明らかでした。



ゴミを拾う人々。以前はプラスティック系のゴミは争って拾われるため落ちていることなどはなかったそうです。清掃というよりは資源ごみを探しているように見えました。



洗濯をする女性の隣で髪を洗う少女



洗濯する人々の様子が延々と続きます


鉄道周辺でも多くの人が作業をしていました。専門的な技術者は少なく強制的に駆り出された人々が人海戦術で作業を行うので非常に効率が悪いそうです。


土砂崩れの処理に関わる作業でしょうか?



左上は木が伐採されたため、以前よりも遥かに大きな流れになったみたい!とは、同行した方の推測です。私も同感です。



ヤギは根っこまで食べてしまうので、食糧事情はますます悪循環になることが懸念されます。



子どもたちは元気に遊んでいました。この子たちがもっと希望が持てる未来をとしみじみ思いました。


この地域では犬肉料理を食べる文化があります。これは犬足料理です。