阪神タイガースがクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージで読売に4連勝。日本シリーズ出場を決めました。
こんな日が来るとは。「生きていて良かった!」としみじみ思うレベルの感動です。何より読売を圧倒して勝ったのが嬉しい。伝統の一戦、永遠のライバルと言われますが、実際には一方的に負け続けた歴史。40年以上阪神ファンをしていますが、読売とマッチレースで優勝を争って勝ったことは一度もなく、今年も勝負所ではことごとく負けて独走優勝を許しました。
熱狂的ファンの贔屓の引き倒しのせいか、阪神は伝統的に短期決戦では弱さが際立ち、CSでは去年まで通算1勝8敗。正直、昨日の第4戦で負ければ間違いなく流れが変わって逆転されたことでしょう。4連勝が勝てる唯一のパターンであり、それはきっと奇跡以上のことだと思っていたので、未だ夢なら覚めないで!と実感が沸きません。しかし、先制攻撃で一気に主導権を握り、藤浪晋太郎投手がノーアウト満塁を凌いだ第1戦で流れを掴み、上本博紀選手の頭部直撃死球の後、立ち上がったプレーを続行した気迫に応えて連続タイムリーで試合を決めた第2戦。第3戦は先制されながら終盤鮮やかな逆転で王手をかけました。私はそれでもやっと五分になったとしか思えませんでしたが、マット・マートン選手の鮮やかな先制3ランで呪縛から解き放たれた第4戦は序盤から圧倒。これしかないというパターンでの完全勝利でした。この経験、この歴史は大きな財産になるはずです。
宿敵読売を奈落の底に突き落とした快感と感激。敵地での4タテの価値は計り知れません!歴史を作った選手たちには心から感謝です。正直、道頓堀川に飛び込みたい気分ですわ!