阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

小川淳也衆議院議員を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観てきました

2020年07月11日 18時04分18秒 | 政治
今日は立憲民主党の党員やパートナーズになって下さった方々の名簿整理の一日です。

午前中は、小川淳也衆議院議員を追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観てきました。小川淳也議員とは衆議院外務委員会で隣の席だったこともあり、仲良くさせて頂いていました。またその言動、政治姿勢には様々に影響を受け、勉強させて頂きました。

国会審議での小川議員の言葉、必ず心に響きます。答弁者である大臣に向き合うだけでなく、対象になるテーマに向き合い、自分に向き合い、国民に向き合う。それも、全身全霊真っ直ぐに。目先の利益や狭い国益ではなく、未来の世代、そして地球社会にとってどのような意味があるのかを問う姿勢が一貫していることが、心に響く理由だと思います。委員会の空気を支配できる数少ない議員です。また、小川議員が書いた『日本改革原案』は、政治家が書いた本としてはもっともすぐれた本のひとつだと思います。不都合な現実から目をそらさず、痛みも伴う解決策を提案する真摯な姿勢。様々なデータを提示して、改革の必要性を提示している一方、日本の未来はどうあるべきかと全体像を描く中での改革の位置付けも明示している点が特にすぐれていると思います。これは省益で動く官僚にはできない、まさに政治家の仕事だからです。

1時間56分があっという間でした。小川議員の言葉や表情をじっくりと追った映像は、ワンセンテンスの劇場型政治や、言葉を短く切り取ってテンポよく展開するエンターテイメント映画とは全く異質のものでしたが、よりリアリティがあってとても勉強になりました。世襲でもなく、お金があるわけでもなく、ただ世の中を良くしたい一念で大きな壁に挑む政治活動は、全く他人事とは思えない、私自身が経験し、これからも立ち向かっていくテーマ。私も小川議員に負けていられないと奮い立ちました。是非、皆さんにも観て頂きたいと思います。