阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

政見放送の収録と自民党総裁選-自民党は変わらない。変われない。

2021年10月01日 09時08分22秒 | 政治
 昨日は政見放送の収録。中小零細企業の経営者や有機農業を営む方、また子育て中のお母さんなどと対話をしている様子などを撮影してもらいました。

 同時進行の自民党総裁選挙では岸田文雄総裁が誕生しました。外務委員会で何度も質疑した岸田外務大臣。とても紳士的で安全運転の答弁が印象的でした。しかし、安倍元首相などキングメーカーの思惑が何より優先し、皮肉なことに岸田氏本人が言う『国民の声が政治に届かない』象徴が、民意とは逆の岸田総裁誕生だったと思います。小泉進次郎氏が河野太郎候補を応援する理由として、現在の自民党は既得権益にまみれた正当であり、この現状と決別できる政治家は河野氏しかいない!と断定していましたが、まさに古い体質を象徴するプロセスで選ばれることになりました。

 また、UR疑惑に対して説明から逃げ続けた挙句大臣を辞任した甘利明氏を論功行賞で幹事長に登用する方針には唖然としてしまいます。これも、自民党は変わらない、変われないことを明確に示していると思います。