ヒマラヤの懐に抱かれて始まった2023年、その後、山本太郎代表を先頭に本気で闘う野党、れいわ新選組の一員として迎えて頂き、新たな環境での政治活動をスタートすることになりました。
何より力を注いだのは『ボランティア本部』の立ち上げ。事務局長として、全国7つのボランティア支局をスタートさせることでした。これは、れいわ新選組を応援する個人ボランティアと、これまで様々な活動の中心になっていた勝手連の方々が出会い、党とつながり、協力して活動していくプラットフォームです。各政党の県連に準ずる組織を、このボランティア支局内に立ち上げて、仲間とつながり、ともに学び、社会を変えるための選挙にもつなげていく。今はそんな挑戦の真っ最中です。産みの苦しみに直面しながらも、憲政史上なかったボランティアが主役の政党の在り方を追求し、そのためのプラットフォームをより良く機能させるよう努力しているところです。
一方で、『ボランティア10カ条』の作成や、『ずぅむかふぇ』『全国勉強会』『七部会』というボランティアが出会い、学び、交流する機会の創出にも尽力してきました。ある程度軌道に乗ってきたこともあり、これからは中身をより魅力的なものにできるようサポートをしていきます。
12月1日には次の衆議院選挙を目指して岐阜3区で立候補予定であることを表明。以来、多くのボランティアの方々に支えられ、地域活動にも力を入れています。私の活動がいつの間にか誰かに撮影され、映像になり、SNSで拡散していく。そんな新しい政党文化の中で多くの新しい出会いがあり、立憲民主党時代に支えてくださった方々も、さらにパワーアップして応援してくださっていること、嬉しく思います。
ミャンマー、ウクライナ、ガザで殺戮が続く毎日に心を痛めながらも、今年は国内での活動に専念し、米軍の戦争の下請けをする日本ではなく、日本だからこそできる平和外交に私自身が携わる未来に向けての準備に集中する一年になりました。カンボジアでともに平和構築活動に取り組んだ中田厚仁さんが殺害されて今年で30年。4月には、UNTAC特別代表を務めた明石康氏や当時の国連の上司でもあった長谷川祐弘氏と一緒に『中田厚仁平和フォーラム』を実施しました。私は基調講演を行い、日本の平和貢献の在り方についての具体的な提言を行いました。7月のカンボジア総選挙では、彼にとっての終焉の地になったコンポントム州プラサットサンボ郡などでインターバンドの仲間とともに選挙監視活動を実施。衆議院議員として私自身が提言し、実現に力を注いだカンボジア選挙における有権者登録の電子化がどのような影響を与えているのか、検証する機会にもなりました。
一気に多忙になり、朝から深夜まで様々な役割に追われる日々になりましたが、そんな毎日で力を与えてくれたのは優勝したWBC、そしてMLBでの大谷翔平選手の異次元の大活躍。そして阪神タイガースの38年ぶりの『A.R.E.のA.R.E.』でした。様々な分野で日本人が活躍する中、一番遅れているのが政治そのものであることが明らかになった一年でもありました。来年は間違いなく総選挙があります。この国を守るとは、あなたの生活を守ること、そんな理想に向けて来年も走ります。皆さんも是非、一緒に!!