今朝は橋本駅で早朝活動を行い、鳩山由紀夫幹事長を橋本に招いての講演会(6月28日)への参加を呼びかけました。その後は、各地で街頭演説を行いましたが、打ち合わせのため、事務所に戻ってきたところです。開始まで少し時間があるので、パソコンに向かっているところです。
さて、昨日は高野山の普賢院で「和歌山県老人保健施設協会」の新人研修に招かれ講演をしました。約1時間半、和歌山そして日本の未来の姿について、私のビジョンをお話しさせて頂き、その後深夜まで、介護に携わる方々が置かれた状況について、マネージャークラスの若い世代の方々と意見交換をしました。夜は宿坊に泊まりました。
改めて感じたこと、それは、介護の現場で働く方々の労働条件があまりにも過酷で、将来設計を考えることさえ難しいこと。やりがいは大きいけれど、あまりにも少ない報酬、そして、今後ますます厳しくなる労働環境に、全員が大きな不安を抱いていらっしゃることでした。少子高齢化時代においては、介護に関わる方々が果たすべき役割、そして負担は増える一方です。しかし「いつまで我慢すればいいのか」先が見えない状況に、政治の力で待遇改善へのきっかけを作って欲しい強く要望されました。
私は講演やミニ集会でお話をする時、日本の未来図として、「高福祉・高負担」の北欧型を目指すべきなのか、「低負担・自己責任」の米国型がいいのか、単純化して質問をします。生活の安心を担保してくれるなら高負担も止むを得ないと考える方が多いのですが、「その前に、まずは、税金の無駄遣いを徹底的になくすべき!」今のまま増税を訴えても、絶対に国民の理解が得られないこと、改めて実感しました。
年間12・5兆円の天下り、毎年6兆円の道路予算。皆さんもご存じのように、そこは無駄遣いの温床です。無駄遣いの根絶、そして医療・介護など福祉を取り巻く環境の向上。それこそ民主党政権の最大の使命でしょう。皆さん、ともに、闘いましょう!
打ち合わせの後は再び橋本に行きます。街頭演説、そしてミニ集会(高野口)で民主党の政策、ビジョンを熱く訴えます。
阪口さんの様な政治に関わる立場の方に、今の日本の医療や介護の現実がどの様な状況になっているのか、実際に現場で働いている人の声が届くのは意義のあることです。
阪口さんの現場主義の姿勢を続けていってください。
私の桃山町の知り合いも、阪口さんを応援すると言っていました。