阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

立憲民主党の代表選挙-国民のために自らの小さな既得権を打破する政党に

2021年11月20日 09時26分58秒 | 政治
立憲民主党の代表選挙が始まりました。今回は党員や協力党員にも選挙権があり、オンライン投票も可能なフルスペックの代表選挙。泉健太政調会長、逢坂誠二元政調会長、小川淳也元総務政務官、西村智奈美元厚労副大臣が立候補することが決まりました。

一時は躍進が報じられた衆議院選挙で大きく議席を減らした理由は何なのか。根本的な部分で広く国民に受け入れられていないこと、また、立憲民主党は何をする政党なのかが伝わっていないこと、人生を賭けて国政復帰を目指し、地域活動をしていた立場からは歯がゆく感じることが沢山ありました。

政治は、全ての人のもの。それは大前提です。その上で、自民党が長年政権与党であったことで大企業寄り、富裕層優遇の姿勢であることは明らかであり、その構造が生み出す様々な問題点、不条理に切り込み、正すことが私たちの使命。自民党にはできない改革をやり切ることが役割にもかかわらず、『批判ばかり』で、特に躍進した維新に比べると小さな既得権に安住しているように国民には映っているのかもしれません。従って、こんな状況を大きく変える新代表を選ばなくてはなりません。

私にとっては4人の全ての方々と様々な接点があり、それぞれに優れた候補であることを知っています。西村智奈美候補とは国際局長と副局長として一緒にアジア政党会議で中国の南寧に行くなど、様々な局面でご一緒しました。逢坂誠二候補には勉強会などでお世話になりました。泉健太候補には選挙前に岐阜3区に来て頂き、熱い応援を頂きました。

現時点で私が一番期待しているのは小川淳也候補です。外務委員会で隣の席だったこともあり、様々な影響を受けました。私は小川マニアと言ってもいいほどで、全ての著書や映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』、さらに多くの委員会質問にも目を通しています。特に『日本改革原案』は国会議員の本としては普遍的な価値を持つ、もっともすぐれたものと思います。一方で、この難局で党をまとめる政治力において、純粋な理想主義者であるがゆえの危うさも感じます。

自民党の総裁選挙以上に政策議論が高まること、そして『何をする政党なのか』が明らかになることを期待したいと思います。


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