片岡珠子展

今日は難波に行くことがあったので、高島屋の「片岡珠子展」を
見てきました。
何年か前に富士山の強烈な絵を見てからのファンでした。

片岡さんは昨年１０３歳で亡くなるまで、現役で画を描き続けました。

若い頃は何度も何度も展覧会で落選し、「落選の神様」とあだ名をつけられ
、死のうとさえ思ったことがあるそうです。
個性の強さゆえに作風を「げてもの」といわれ、それを何とか克服しようと
努力をしたそうです。
執念に近い「努力」と「自分を信じる心」…これが片岡珠子の絵です。

あなたは人にない素晴らしい可能性があるのだから、
とにかく個性が洗練されるまで書き続けなさい。と弟子を信じて疑わない
姿勢の師匠の存在は大きな心の支えだったでしょう。

まっすぐで強烈な片岡さんの個性。へこたれない片岡さんのパワーを
奔放な作品からもらってきた展覧会でした。

なかでも富士山シリーズはすごいです。
富士に取り組んで、富士山へのお礼に花を描き、きれいな着物を
着せてあげたのがこの富士山シリーズだそうです。

いろんな色彩を使い、筆のほかにも指や手で直接絵の具を使うこともあり、
自分の絵にはみんな指紋が付いている…という言葉も印象に残りました。

パンフレットを撮りました。



夕方帰ってから、昨日のワラビと筍、それからデパートで買ってきた
湯葉ひろうすを炊き合わせました。
ワラビ、筍どちらも柔らかくておいしかったです(^_-)-☆
それとワラビに大根おろしと、自家製のなめたけをかけたお浸しもどき
をしてみました。さっぱりで美味しかったです。
あとはウナギのかば焼き…これが今日の夕食です！