秋晴れの16日、友人と京都文化博物館の「京の小袖展」へ行きました。
小袖とは…現在のキモノの源流で、もともと十二単の一番下の下着
だったそうです。
それがだんだん表に出てきて庶民の着るキモノに転化されていきます。
安土桃山から慶長、寛文を経て小袖も色々と変化し、とくに江戸時代の
友禅などがきれいで興味深いものがありました。
100年もの時を経て、擦り切れたり、薄くなっていても絹物や麻の生地は
まだ確かに生きていまた(*^_^*)
斬新な意匠は現在でも充分に通用する…というよりずーと受け継がれ残されて
現在の着物デザインとして残っているのだと感じました。
友人が「私の羽織の模様に似ている…」と言ったのには思わず笑って
しまいましたが、確かに江戸時代に考えられた模様を
今の我々も受け継いで着ているということです。
背を向けて飾られた着物が多かったので、上前の模様も見てみたい…
鏡でも置いてくれたらいいのにな~と感じました。
振袖を一度切って、多分また娘さんなどが着るために袖を足す…
そこには刺繍をしたりして工夫を凝らし、より豪華に見えるようになっている。
そんな知恵を出しながら、大事に大事に着物を着続けたのだな~と
感銘しました。
とても豊かな気分の2時間余りを過ごしました(^_-)-☆
着物を着る機会が少なくなり、需要も減り寂しい限りですが、会場にはさすが
素敵な着物姿の方が何人もおられました。
せっかくの京都、せっかくの紅葉シーズンなのでちょっと近場で散策を…と
歩いて高台寺まで行きました。
修学旅行生や観光ツアーのバスの人たちでいっぱいでした!
紅葉にはまだ少し早かったですが、今話題の高台院、ねねのお寺として
人がいっぱいでした。
舞妓さん???と思って写真を取りましたが、観光客の1日舞妓さんです。
カップルの着物姿も多かったです。たぶんこれも1日着物カップルでしょう(^^♪
でもこういう風にしてでも着物に親しむ機会というのはいいな~と思いました。
方丈の前庭は夜にはライトアップされるといい、瓦で龍が2匹配されていました。
ライトで微妙に瓦のうろこや石庭が浮き上がるのでしょう。
池にうつる紅葉はまだ10日くらい早いでしょうか?
御霊屋には秀吉と高台院の木像があり、高台院の木像の下には
彼女が土葬されていると、他所のツアーのガイドが説明をしていました。
小高い山の上にある茶室。傘亭と時雨亭。
傘亭は伏見城から移築したものとされ、千利休の作、秀吉好みの茶室と
伝えられる。(ただし伏見城建設は利休の自刃後)
内部の天井が竹で組まれ、その形が唐傘に似ている所から傘亭と言われる。
時雨亭、傘亭との間は屋根付きの土間廊下でつながれている。
珍しい2階建ての茶室で、2階南側の上段の間は柱間に壁や建具を
設けない吹き放しとなっているらしい。傘亭同様伏見城からの移築とされ、
千利休の作、秀吉好みと伝えられているそうだ。
ロープの中に入れないから天井の様子がうまく撮れないが…
この茶室の前で説明をしていたお嬢さん、話し方、アクセントに癖があり
中国の娘さんと感じたが…ちがうかな?
日本に留学中か何かでアルバイトをしているとか…
京都の観光を含めて世の中も変わったな~と思いました。
観光客の中にも白人のほか中国、韓国らしき人も多かったようだし…。
手前が時雨亭、向こうが傘亭。京都の町が見下ろせる場所である(*^_^*)
ゆっくりライトアップも見たい気もするけれど…なにせ主婦なもので…(;一_一)
心を残して帰る事に…
帰り道の庭に、萩の花の咲き残りが鮮やかな色で咲いていた。
小袖とは…現在のキモノの源流で、もともと十二単の一番下の下着
だったそうです。
それがだんだん表に出てきて庶民の着るキモノに転化されていきます。
安土桃山から慶長、寛文を経て小袖も色々と変化し、とくに江戸時代の
友禅などがきれいで興味深いものがありました。
100年もの時を経て、擦り切れたり、薄くなっていても絹物や麻の生地は
まだ確かに生きていまた(*^_^*)
斬新な意匠は現在でも充分に通用する…というよりずーと受け継がれ残されて
現在の着物デザインとして残っているのだと感じました。
友人が「私の羽織の模様に似ている…」と言ったのには思わず笑って
しまいましたが、確かに江戸時代に考えられた模様を
今の我々も受け継いで着ているということです。
背を向けて飾られた着物が多かったので、上前の模様も見てみたい…
鏡でも置いてくれたらいいのにな~と感じました。
振袖を一度切って、多分また娘さんなどが着るために袖を足す…
そこには刺繍をしたりして工夫を凝らし、より豪華に見えるようになっている。
そんな知恵を出しながら、大事に大事に着物を着続けたのだな~と
感銘しました。
とても豊かな気分の2時間余りを過ごしました(^_-)-☆
着物を着る機会が少なくなり、需要も減り寂しい限りですが、会場にはさすが
素敵な着物姿の方が何人もおられました。
せっかくの京都、せっかくの紅葉シーズンなのでちょっと近場で散策を…と
歩いて高台寺まで行きました。
修学旅行生や観光ツアーのバスの人たちでいっぱいでした!
紅葉にはまだ少し早かったですが、今話題の高台院、ねねのお寺として
人がいっぱいでした。
舞妓さん???と思って写真を取りましたが、観光客の1日舞妓さんです。
カップルの着物姿も多かったです。たぶんこれも1日着物カップルでしょう(^^♪
でもこういう風にしてでも着物に親しむ機会というのはいいな~と思いました。
方丈の前庭は夜にはライトアップされるといい、瓦で龍が2匹配されていました。
ライトで微妙に瓦のうろこや石庭が浮き上がるのでしょう。
池にうつる紅葉はまだ10日くらい早いでしょうか?
御霊屋には秀吉と高台院の木像があり、高台院の木像の下には
彼女が土葬されていると、他所のツアーのガイドが説明をしていました。
小高い山の上にある茶室。傘亭と時雨亭。
傘亭は伏見城から移築したものとされ、千利休の作、秀吉好みの茶室と
伝えられる。(ただし伏見城建設は利休の自刃後)
内部の天井が竹で組まれ、その形が唐傘に似ている所から傘亭と言われる。
時雨亭、傘亭との間は屋根付きの土間廊下でつながれている。
珍しい2階建ての茶室で、2階南側の上段の間は柱間に壁や建具を
設けない吹き放しとなっているらしい。傘亭同様伏見城からの移築とされ、
千利休の作、秀吉好みと伝えられているそうだ。
ロープの中に入れないから天井の様子がうまく撮れないが…
この茶室の前で説明をしていたお嬢さん、話し方、アクセントに癖があり
中国の娘さんと感じたが…ちがうかな?
日本に留学中か何かでアルバイトをしているとか…
京都の観光を含めて世の中も変わったな~と思いました。
観光客の中にも白人のほか中国、韓国らしき人も多かったようだし…。
手前が時雨亭、向こうが傘亭。京都の町が見下ろせる場所である(*^_^*)
ゆっくりライトアップも見たい気もするけれど…なにせ主婦なもので…(;一_一)
心を残して帰る事に…
帰り道の庭に、萩の花の咲き残りが鮮やかな色で咲いていた。