『少年楊家将』第36~最終43話まで見ました。
楊業と七人の息子達は太宗の護衛のため、いよいよ金沙灘へと出発。その直後、潘家の動向を探っていた柴郡主は潘仁美が皇帝のみが着ることができる龍袍を密かに作らせていたことを知る。潘仁美に皇位簒奪の意思があることを悟った彼女は金沙灘の六郎らのもとへと向かう。楊業は郡主からこのことを知らされると、潘仁美が遼と結託して謀反をおこそうとしていると太宗に訴えるが、太宗は取り合わない。ただし、用心のために遼との和議には楊大郎を影武者として出席させることに同意した。
そして和議の当日。金沙灘にやって来た遼軍は楊家軍に襲撃をかける。やはり和議のことは太宗をおびき出すための罠だったのである。遼軍の攻撃により楊大郎・二郎・三郎は戦死を遂げるが、六郎の投入した新兵器により楊業と四郎・七郎は敵襲から逃れ、六郎・郡主とともに付近の山中へと身を隠す。楊業は七郎に太宗のいる本陣へと救援を求めに行かせる。
楊家軍が襲撃を受けたという情報は太宗にも伝わったが、潘仁美は言葉巧みに楊家と八賢王が結託して謀反をおこそうとしていると信じさせ、太宗は援軍を送ることを禁じる。本陣に到達した七郎は潘仁美に捕らえられ、太宗の護衛として本陣に残されていた楊五郎も宋兵に取り囲まれるが、救援として単騎駆けつけた妻の関紅に救出される。
楊業一行は遼軍に見つけ出されて包囲され、楊四郎が乱戦の中で行方不明となる。楊業は遼の国師・天霊から自分が謀反人とされたことを知らされ、投降を促されるが、投降を拒み、付近にあった李陵碑に頭を打ち付けて自害する。更に潘仁美の手から逃れた楊七郎も逃走中に耶律斜の軍隊に襲われて戦死を遂げた。
金沙灘の戦いで天波府に帰還できたのは五郎と六郎、そして関紅と柴郡主のみであった。夫や息子が戦死したと知らされ、佘賽花ら楊家の女性たちは悲しみにくれる。都に帰還した後、太宗は楊業の謀反が事実無根であったこと、またそれによって楊業らを死なせたことで潘仁美を責めるが、潘仁美は言い逃れをして罪を免れ、更にこれ見よがしに天波府を弔問し、楊家の面々を徴発する。
この仕打ちに怒った五郎は皇宮に押しかけ、潘仁美を懲罰するように求める。太宗は五郎・六郎と八賢王を宮殿に召し入れ、楊業らを死なせたことを詫びる。太宗も潘仁美を苦々しく思うようになっていたが、彼は丞相として強大な権限を握っており、思うように彼を処置できないのである。そこで六郎は潘仁美を朝政から排除し、彼と結託している遼軍とも決着をつける秘策を太宗に提案する……
この後の展開ですが、ぶっちゃけて言うと原典の設定にムリヤリ辻褄を合わせて大団円を迎えます(^^;) しかし金沙灘以後の話は展開が急ぎ足になって消化不良気味でしたね。潘影が父親から忌み嫌われていた理由も結局語られないままですし、行方不明になった後の楊四郎のエピソードについてももうちょっと何とかしてほしかったところです。全体的に良く出来た面白い作品だっただけに惜しいですね。
楊業と七人の息子達は太宗の護衛のため、いよいよ金沙灘へと出発。その直後、潘家の動向を探っていた柴郡主は潘仁美が皇帝のみが着ることができる龍袍を密かに作らせていたことを知る。潘仁美に皇位簒奪の意思があることを悟った彼女は金沙灘の六郎らのもとへと向かう。楊業は郡主からこのことを知らされると、潘仁美が遼と結託して謀反をおこそうとしていると太宗に訴えるが、太宗は取り合わない。ただし、用心のために遼との和議には楊大郎を影武者として出席させることに同意した。
そして和議の当日。金沙灘にやって来た遼軍は楊家軍に襲撃をかける。やはり和議のことは太宗をおびき出すための罠だったのである。遼軍の攻撃により楊大郎・二郎・三郎は戦死を遂げるが、六郎の投入した新兵器により楊業と四郎・七郎は敵襲から逃れ、六郎・郡主とともに付近の山中へと身を隠す。楊業は七郎に太宗のいる本陣へと救援を求めに行かせる。
楊家軍が襲撃を受けたという情報は太宗にも伝わったが、潘仁美は言葉巧みに楊家と八賢王が結託して謀反をおこそうとしていると信じさせ、太宗は援軍を送ることを禁じる。本陣に到達した七郎は潘仁美に捕らえられ、太宗の護衛として本陣に残されていた楊五郎も宋兵に取り囲まれるが、救援として単騎駆けつけた妻の関紅に救出される。
楊業一行は遼軍に見つけ出されて包囲され、楊四郎が乱戦の中で行方不明となる。楊業は遼の国師・天霊から自分が謀反人とされたことを知らされ、投降を促されるが、投降を拒み、付近にあった李陵碑に頭を打ち付けて自害する。更に潘仁美の手から逃れた楊七郎も逃走中に耶律斜の軍隊に襲われて戦死を遂げた。
金沙灘の戦いで天波府に帰還できたのは五郎と六郎、そして関紅と柴郡主のみであった。夫や息子が戦死したと知らされ、佘賽花ら楊家の女性たちは悲しみにくれる。都に帰還した後、太宗は楊業の謀反が事実無根であったこと、またそれによって楊業らを死なせたことで潘仁美を責めるが、潘仁美は言い逃れをして罪を免れ、更にこれ見よがしに天波府を弔問し、楊家の面々を徴発する。
この仕打ちに怒った五郎は皇宮に押しかけ、潘仁美を懲罰するように求める。太宗は五郎・六郎と八賢王を宮殿に召し入れ、楊業らを死なせたことを詫びる。太宗も潘仁美を苦々しく思うようになっていたが、彼は丞相として強大な権限を握っており、思うように彼を処置できないのである。そこで六郎は潘仁美を朝政から排除し、彼と結託している遼軍とも決着をつける秘策を太宗に提案する……
この後の展開ですが、ぶっちゃけて言うと原典の設定にムリヤリ辻褄を合わせて大団円を迎えます(^^;) しかし金沙灘以後の話は展開が急ぎ足になって消化不良気味でしたね。潘影が父親から忌み嫌われていた理由も結局語られないままですし、行方不明になった後の楊四郎のエピソードについてももうちょっと何とかしてほしかったところです。全体的に良く出来た面白い作品だっただけに惜しいですね。