博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『雪山飛狐』その2

2007年07月10日 | 武侠ドラマ
『雪山飛狐』第7~9話まで見ました。

ここまで非常に丁寧にストーリーが展開してきたので、商家堡でのエピソードもじっくり描かれるのかと思いきや、ここら辺はごくあっさりと済まされてしまいました(^^;) まあ、馬春花をめぐる恋の鞘当てなんてじっくり描かれても仕様がないですが。彼女の兄弟子の徐錚も、その恋敵となるはずの商宝振もあっさり死んでしまい、彼女はいきなり福康安に引き取られることに。

しかしこの馬春花のいでたちが何だかケバく、また他の女性キャラと比べて特に綺麗というわけでもなく、福康安がなぜ彼女に惚れたんだかよくわかりません……

商家堡での惨劇の後、ドラマ版では胡斐は趙半山とともに回疆へと向かい、陳家洛・駱冰・常兄弟・徐天宏といった面々とともに武芸の修行に励むことになります。紅花会(ドラマの方ではなぜか鉄花会という名称になってますが)のメンバーがいきなり総登場するあたりはサービス精神満点ですね。どうやら胡斐に直接関わる場面はじっくりと描き、あんまり関係ないところは思い切って端折るという方針のようです。ちなみに陳家洛と福康安は同じ役者さんが演じております。

ここらあたりで胡斐は子役から青年役の聶遠に交替です。しかしこの子役が少年胡斐を割と好演していたので、もう少し彼の活躍を見たかった気がしますね。
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