博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『功夫厨神』

2009年07月03日 | 映画
たまたま近所の量販店でDVDをゲットし、『功夫厨神』を鑑賞。日本では『カンフーシェフ』というタイトルで春頃に公開されたようですが、大陸ではこの夏公開とのこと。

甥の黄継祖(樊少皇)が仕掛けた陰謀によって村長の地位と伝説の包丁「龍頭刀」を奪われ、村を追われることになった黄秉義(サモ・ハン)。取り敢えず沈青(応采児)・沈(加護亜依)姉妹が経営するレストラン「四海一品」に身を寄せたところ、たまたま店にやって来た龍健一(ヴァネス・ウー)に料理人としての素質を見出し、弟子として仕込むことに。しかしレストランの経営が軌道に乗りかけたところで黄継祖が手下を送り込み、営業を妨害。「四海一品」の面々は厨神大会に参加し、店の名を挙げて客足を取り戻そうとしますが……

龍健一が卒業した学校というのは武術学校じゃなくて料理学校だったのかよ!とか、「龍頭刀」がまるで『中華一番』の伝説の厨具みたいだとか(下の画像参照)、途中で一瞬だけ出て来た村人たちは一体何だったのかとか、身を切られても気付かずに水槽で泳ぐ魚って、『包丁人味平』かよ!とか、とにかくサモ・ハンの動きが良すぎるだろうとか、様々なツッコミが「細けえことはいいんだよ!」とばかりに驀進する展開に紛れていつの間にか気にならなくなってくる痛快作(^^;)



しかし前回の厨神大会のチャンピオンがこの人↓というのは、ミスキャストのような気が……

コメント (3)
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