『大宋提刑官』第39~46話まで見ました。
臨安では侍女の小鳳を暴行・殺害したかどで兵部侍郎史文俊が捕らえられ、更に臨安知府の取り調べにより敵国(具体的な名前は挙がってませんが、たぶん金国。)との通謀が発覚し、天字大牢に投獄されて処刑を待つ身に。この史文俊、高官の割に性格が悪く、こんな時に助けてくれる知り合いもいないのでありました。牢内で「我が史家は三代に渡って宋のために戦ってきた」とか何とかわめいてますが、楊家将は五世代に渡って宋に忠義を尽くしましたが、全く報いられませんでしたという話をこいつにしてやりたくなります(^^;)
ちなみに史文俊を取り調べた臨安知府とは、その2で出て来た呉水。太平県の事件の後で一旦罷免されましたが、その後再び登用され、しかも前より出世してる始末……
で、この史文俊に仕える老執事が京畿提刑官となっていた宋慈に助けを求め、勅命により馮御史・呉水とともに捜査にあたることに。小鳳殺害の件では史文俊を訴え出た下男の唐二宝が犯人であることを突き止めますが、当の唐二宝は宋慈らの眼前で逃亡し、高級料亭の酔花楼に逃げこんでそのまま行方をくらましてしまいます。
宋慈の意を承けた趙捕頭は官印の入った印籠を掲げて酔花楼内を捜索しようとしますが、酔花楼の店主、印籠に全く恐れ入りません(^^;) 印籠が効かない。全く見るべきものは見たという感じです。しかも酔花楼の元店員夫婦が殺害されると、呉水の陰謀により宋慈がその犯人であることにされてしまい、密かに私宅を設けて女を囲っていた、妻がありながら助手の竹英姑と長年不倫の関係にあった、史文俊と通謀していたなど、あることないことデッチあげられて地字大牢に投獄されて処刑を待つ身に……
あ…ありのまま今 起こった事を話すぜ!「おれは他人の無実の罪を晴らすために頑張ってきたと思ったら、いつの間にか自分が無実の罪に陥れられていた」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 冤罪だとか政治的陰謀だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
その後、妻や英姑の尽力により罪人として牢内に留まったまま事件を捜査することを許されますが、岳父の薛庭松が事件の黒幕であることに気付いてしまいます。「大義親を滅す」で自分の政治的な後ろ盾でもある岳父を告発するか、家庭の安寧と今後の出世のために見て見ぬふりをするか選択を迫られる宋慈ですが、もちろん「大義親を滅す」の方を選択することに。やったッ!!さすが宋慈!おれたちにできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
前にも書きましたが、大事なことなのでもう一度書きます。中国で水戸黄門や遠山の金さん的な存在が使命を全うするのはまったく簡単なことではないのです。
しかし宋慈の試練はこれで終わりでは無かったのです。待て、次回(^^;)
臨安では侍女の小鳳を暴行・殺害したかどで兵部侍郎史文俊が捕らえられ、更に臨安知府の取り調べにより敵国(具体的な名前は挙がってませんが、たぶん金国。)との通謀が発覚し、天字大牢に投獄されて処刑を待つ身に。この史文俊、高官の割に性格が悪く、こんな時に助けてくれる知り合いもいないのでありました。牢内で「我が史家は三代に渡って宋のために戦ってきた」とか何とかわめいてますが、楊家将は五世代に渡って宋に忠義を尽くしましたが、全く報いられませんでしたという話をこいつにしてやりたくなります(^^;)
ちなみに史文俊を取り調べた臨安知府とは、その2で出て来た呉水。太平県の事件の後で一旦罷免されましたが、その後再び登用され、しかも前より出世してる始末……
で、この史文俊に仕える老執事が京畿提刑官となっていた宋慈に助けを求め、勅命により馮御史・呉水とともに捜査にあたることに。小鳳殺害の件では史文俊を訴え出た下男の唐二宝が犯人であることを突き止めますが、当の唐二宝は宋慈らの眼前で逃亡し、高級料亭の酔花楼に逃げこんでそのまま行方をくらましてしまいます。
宋慈の意を承けた趙捕頭は官印の入った印籠を掲げて酔花楼内を捜索しようとしますが、酔花楼の店主、印籠に全く恐れ入りません(^^;) 印籠が効かない。全く見るべきものは見たという感じです。しかも酔花楼の元店員夫婦が殺害されると、呉水の陰謀により宋慈がその犯人であることにされてしまい、密かに私宅を設けて女を囲っていた、妻がありながら助手の竹英姑と長年不倫の関係にあった、史文俊と通謀していたなど、あることないことデッチあげられて地字大牢に投獄されて処刑を待つ身に……
あ…ありのまま今 起こった事を話すぜ!「おれは他人の無実の罪を晴らすために頑張ってきたと思ったら、いつの間にか自分が無実の罪に陥れられていた」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 冤罪だとか政治的陰謀だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
その後、妻や英姑の尽力により罪人として牢内に留まったまま事件を捜査することを許されますが、岳父の薛庭松が事件の黒幕であることに気付いてしまいます。「大義親を滅す」で自分の政治的な後ろ盾でもある岳父を告発するか、家庭の安寧と今後の出世のために見て見ぬふりをするか選択を迫られる宋慈ですが、もちろん「大義親を滅す」の方を選択することに。やったッ!!さすが宋慈!おれたちにできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
前にも書きましたが、大事なことなのでもう一度書きます。中国で水戸黄門や遠山の金さん的な存在が使命を全うするのはまったく簡単なことではないのです。
しかし宋慈の試練はこれで終わりでは無かったのです。待て、次回(^^;)