博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『蘭陵王』その5

2013年11月16日 | 中国歴史ドラマ
『蘭陵王』第24~29話まで見ました。

結局雪舞との夫婦仲が修復されないまま、蘭陵王は鄭児とともに馬賊退治に向かうことに。鄭児は馬賊の人質となった王員外を助け出すためのおとり役です。一方、馬賊退治の後詰めが安徳王から太子に交替になったということで、雪舞は蘭陵王府に戻って来た韓暁冬とともに、こっそり蘭陵王の救援に趣きます。

しかし鄭児は2人が後を追ってきたことに感づき、雪舞らとこっそり接触して蘭陵王の進撃予定ルートを馬賊の逃走ルートだと偽り、あとは雪舞が馬賊を攻撃するつもりで爆薬を仕掛ける→蘭陵王の一隊が馬賊を進撃した時に炸裂し、馬賊を取り逃がす→雪舞の仕業ということで、彼女がますます不利な立場になるという流れ。きたないなさすがw

しかしこのあたりでさすがに蘭陵王の部将楊士深が鄭児を不審に思い始め、彼女のこれまでの悪事が露見。蘭陵王は鄭児に絶縁を宣言。山林に放置された鄭児は通りすがりの猟師たちに手込めにされてしまいます。その後後詰めにやって来た太子高緯に保護され、雪舞と蘭陵王への復讐を誓います。

雪舞の方はと言えば、こちらも逃亡に成功した山賊たちに捕らえられて上玉ということで奴隷市場に売り払われてしまいますが、そこをなぜか近辺まで募兵に来ていた宇文邕に助けられます。そして2人で故郷の白山村へと向かうことにします。しかし白山村は村ごと移転してしまった後で廃墟と化しており、雪舞の祖母も既に亡くなってしまっていることが判明します。悲嘆に暮れる雪舞ですが、夢の中で祖母と再会し、蘭陵王のもとに戻って守ってやるようにと諭されます。

そこでやはり彼女の後を追って蘭陵王も村へと到来。宇文邕と争いになりますが、その隙に雪舞がやはり村に来ていた馬賊の一味に人質に取られ、2人で彼女を助けるために協力し合います。何やこの少女漫画的な展開(´Д`;)

馬賊の一件が片付いた後、雪舞は夫を悲劇的な運命から救うため、安徳王らとともに政務からの隠退を薦めようとしますが、武成帝の方は 後継者に太子ではなく蘭陵王を据えようと迷い中。そして太子は鄭児や、文字通り豚小屋に放り込まれていた祖珽を呼び戻し、帝位簒奪を計画。



『百度百家』のドラマ蘭陵王の項目より。もう少し後の場面のものですが、高緯&鄭児。かわいい顔してやることは悪辣ですw
コメント (2)
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