『大江大河』第37~42話まで見ました。
楊巡&戴嬌鳳は同じ電器市場で店を構える王叔と取り引きをしていましたが、その王叔が炭鉱に卸した製品に粗悪品が混じっていたことにより爆発事故がおこり、多くの死傷者が出たということで、王叔が警察に連行。更に復讐に燃える炭鉱員が電器市場を襲撃して破壊してまわり、楊巡が腕を負傷骨折、更に彼が取り扱っていた小雷家の電線自体に風評被害が及ぶという事態となります。
小鳳こと戴嬌鳳は自分に好意を寄せる金持ちの若旦那趙小波から当面の資金を借り入れますが、楊巡はこれを雷東宝から開業資金として借りていた金の返済に充てることにし、密かに入院先の病院を抜け出して単身小雷家へと向かいます。小鳳には彼女のアパートにその旨書き置きを残したはずが、それに気付いた趙小波がこっそり隠してしまったので、小鳳は楊巡が自分を見捨てて金を持ち逃げしたと思い込み、傷心のあまり楊巡のもとから姿を消し、趙と一緒になる道を選びます。
事情を知った雷東宝はチーム小雷家の一員老五と村の若者2人を助手に付けて楊巡を金州に戻らせます。楊巡は電器市場での商売を再開しようとしますが、一旦付いた悪いイメージを払拭できず、更には噂を聞きつけた炭鉱員が再度襲撃してくる始末。
そこで楊巡は市場のガラクタをかき集めて街中で焼却し、「杜絶仮貨、仮一賠十!」(粗悪品を根絶し、もし粗悪品があったら10倍にして弁償する)のキャッチフレーズで汚名挽回を図ります。その様子が新聞で報道されたこともあって評判となり、彼の手によって電器市場が再出発することとなります。偽物・粗悪品の追放ももう少し後の時代の課題を先取りしている感がありますが……
さて、金州化工では小輝こと宋運輝が程開顔と結婚し、また新車間の主任として公私ともに充実した生活を送っていますが、その新車間の高燃費が赤字のもとになっているということで、コスト面から燃費を低く調整するよう求める工場長の閔忠生(この人は現場に出ていた頃の小輝の上司でもありました)と、技術面から現状維持を求める小輝とが対立。原因は国家の政策方針により新車間で生産された製品の販路拡大と価格決定が工場側で行えないことにあったのですが、水書記が中央に折衝した結果、製品の海外販売権と価格決定権が認められ、燃費は現状維持でも問題ないということで解決を見ましたが、これにより小輝は閔忠生の恨みを買うこととなります。
で、水書記の思し召しにより、小輝は輸出科の科長と新車間の主任を兼ねることとなり、更に妻の程開顔が懐妊と喜びが重なります。開顔ちゃんは日本語学校に通って勉強しているようだけど、小輝に五十音表を覚えろと言われても「8時から見たいドラマの最終回がある」と言って勉強を後回しにするあたり、かなり性格が出ていますw 開顔が見ていたドラマは当時のヒット作らしい『尋找回来的世界』。
小雷家村では、陳県長改め陳書記(かつての徐書記と同じく県長から県委書紀に昇格)を得つつ村の幹部による汚職防止などを目的として村内の企業のグループ化を進めていきます。雷東宝は更に村の再開発を名目に電線工場拡大のための資金を引き出します。そして借金問題で因縁があった江楊電線工場がライバル企業の冠亜グループに買収されると聞くと、自分が工場設備を買い取ろうと、グループの経営者の韓と接触。
ここでその韓に絡まれていた食堂の女将韋春紅を助け、お礼にと彼女が村まで東宝を尋ねてきたことで、東宝が彼女と再婚するつもりだと東宝の母に誤解されたりします。実は東宝の母親やチーム小雷家の面々も東宝を再婚させようと、再婚相手を見繕ったり裏で動いていたようですが…… 今回は東宝が工場の従業員も村で雇い入れることで江楊電線工場の設備買収に成功したあたりで幕。いつの間にか小輝が業務用にパソコンを使うようになり、東宝の愛車が自転車からバイクに変わっていることで時代の流れを感じます(ただ、東宝クラスだと自動車を持っていて当たり前という時代になっているようですが)。
楊巡&戴嬌鳳は同じ電器市場で店を構える王叔と取り引きをしていましたが、その王叔が炭鉱に卸した製品に粗悪品が混じっていたことにより爆発事故がおこり、多くの死傷者が出たということで、王叔が警察に連行。更に復讐に燃える炭鉱員が電器市場を襲撃して破壊してまわり、楊巡が腕を負傷骨折、更に彼が取り扱っていた小雷家の電線自体に風評被害が及ぶという事態となります。
小鳳こと戴嬌鳳は自分に好意を寄せる金持ちの若旦那趙小波から当面の資金を借り入れますが、楊巡はこれを雷東宝から開業資金として借りていた金の返済に充てることにし、密かに入院先の病院を抜け出して単身小雷家へと向かいます。小鳳には彼女のアパートにその旨書き置きを残したはずが、それに気付いた趙小波がこっそり隠してしまったので、小鳳は楊巡が自分を見捨てて金を持ち逃げしたと思い込み、傷心のあまり楊巡のもとから姿を消し、趙と一緒になる道を選びます。
事情を知った雷東宝はチーム小雷家の一員老五と村の若者2人を助手に付けて楊巡を金州に戻らせます。楊巡は電器市場での商売を再開しようとしますが、一旦付いた悪いイメージを払拭できず、更には噂を聞きつけた炭鉱員が再度襲撃してくる始末。
そこで楊巡は市場のガラクタをかき集めて街中で焼却し、「杜絶仮貨、仮一賠十!」(粗悪品を根絶し、もし粗悪品があったら10倍にして弁償する)のキャッチフレーズで汚名挽回を図ります。その様子が新聞で報道されたこともあって評判となり、彼の手によって電器市場が再出発することとなります。偽物・粗悪品の追放ももう少し後の時代の課題を先取りしている感がありますが……
さて、金州化工では小輝こと宋運輝が程開顔と結婚し、また新車間の主任として公私ともに充実した生活を送っていますが、その新車間の高燃費が赤字のもとになっているということで、コスト面から燃費を低く調整するよう求める工場長の閔忠生(この人は現場に出ていた頃の小輝の上司でもありました)と、技術面から現状維持を求める小輝とが対立。原因は国家の政策方針により新車間で生産された製品の販路拡大と価格決定が工場側で行えないことにあったのですが、水書記が中央に折衝した結果、製品の海外販売権と価格決定権が認められ、燃費は現状維持でも問題ないということで解決を見ましたが、これにより小輝は閔忠生の恨みを買うこととなります。
で、水書記の思し召しにより、小輝は輸出科の科長と新車間の主任を兼ねることとなり、更に妻の程開顔が懐妊と喜びが重なります。開顔ちゃんは日本語学校に通って勉強しているようだけど、小輝に五十音表を覚えろと言われても「8時から見たいドラマの最終回がある」と言って勉強を後回しにするあたり、かなり性格が出ていますw 開顔が見ていたドラマは当時のヒット作らしい『尋找回来的世界』。
小雷家村では、陳県長改め陳書記(かつての徐書記と同じく県長から県委書紀に昇格)を得つつ村の幹部による汚職防止などを目的として村内の企業のグループ化を進めていきます。雷東宝は更に村の再開発を名目に電線工場拡大のための資金を引き出します。そして借金問題で因縁があった江楊電線工場がライバル企業の冠亜グループに買収されると聞くと、自分が工場設備を買い取ろうと、グループの経営者の韓と接触。
ここでその韓に絡まれていた食堂の女将韋春紅を助け、お礼にと彼女が村まで東宝を尋ねてきたことで、東宝が彼女と再婚するつもりだと東宝の母に誤解されたりします。実は東宝の母親やチーム小雷家の面々も東宝を再婚させようと、再婚相手を見繕ったり裏で動いていたようですが…… 今回は東宝が工場の従業員も村で雇い入れることで江楊電線工場の設備買収に成功したあたりで幕。いつの間にか小輝が業務用にパソコンを使うようになり、東宝の愛車が自転車からバイクに変わっていることで時代の流れを感じます(ただ、東宝クラスだと自動車を持っていて当たり前という時代になっているようですが)。