『楊貴妃秘史』第31~36話まで見ました。
色々あって玄宗の不興を買った太子忠王ですが、玉環が弁護したり、いつの間にか太子付きの宦官に収まっていた李静忠が小細工したりして事無きを得ます。王仙芝も罪を赦され、謝阿蛮との交際もほとんど黙認状態になったようですが?
その後、玉環の3人の従姉に興味を持った玄宗は彼女らを後宮へと呼び寄せ、それぞれ秦国夫人・韓国夫人・虢国夫人の号を与えます。ことに玄宗が三姉妹の中で最も美人で才気煥発な虢国夫人にご執心なのに嫉妬と不安を隠せない玉環。シンデレラの意地悪な姉がその後もシンデレラを苦しめるとは、シンデレラ・ストーリーとしてはなかなか新しい展開と言えるかもしれません(^^;)
同じ頃、契丹征伐に出ていた安禄山が凱旋して玄宗に謁見し、あからさまにおもねる態度を示したことでご満悦の玄宗ですが、玉環はそんな安禄山に対して嫌悪感が隠せず、「あの者には気をつけて下さい」と忠告しますが、「余はあの者が気に入ってるのだ!」と、玄宗は却って玉環を不快に思うようになります。
更に玉環は玄宗と虢国夫人との密会を阻むため、驪山の離宮へと向かおうとした虢国夫人を砦の一室に監禁しますが、彼女は自力で砦から脱出し、高所から墜落して体がボロボロの状態にも関わらず根性で離宮まで辿り着きます。事の次第を知った玄宗はいよいよたまりかねて玉環を後宮から追放することに。
で、玉環は1年間宮廷を離れて暮らすことになりますが、ここで京劇の演目として有名な「貴妃酔酒」の場面が登場。でもこれって元々梅妃が絡んだ話だったはずでは…… 一方、虢国夫人は玄宗に密かに媚薬を飲ませたところ、それが原因で玄宗が人事不省に。何とか意識を取り戻した玄宗ですが、その後も虢国夫人が玉環に取って代わろうと後宮での地位を要求したりして、段々ウザくなってきたのか、彼女を実家に帰してしまいます。
楊氏の台頭を快く思っていなかった宰相李林甫は、ここぞとばかりに虢国夫人が不正に媚薬を入手した証拠をつかみ、彼女が玄宗の玉体を害そうとしたのだと告発。虢国夫人のみならず、彼女の姉たちや楊、玉環も関係者として取り調べの対象となります。楊一族に最大のピンチが訪れたわけですが、密かに宮中に忍び込んだ阿蛮が玄宗を説得。玉環は虢国夫人を玄宗から遠ざけようとしたのは嫉妬からではなく、彼女の性格を熟知していて早晩このような事件を起こすと見通していたからであるということになり、無罪放免。めでたく後宮への復帰が許されます。楊も新たに楊国忠の名が与えられ、重臣として抜擢されることに。
宮中での騒ぎをよそに、安禄山はいよいよ謀反をおこして皇帝となるという野心をむき出しにしていきます。まずは玄宗から与えられた貨幣の鋳造権を濫用し、わざと質の悪い貨幣を鋳造してこれを質のいい貨幣に替えるという商売に手を染めることに。この悪貨が都で流通し始めて問題となりますが……
ということで、ここまでおっとりした性格のまま数々の困難を乗り越えてきた玉環ですが、身内の虢国夫人がライバルになった途端に目付きが変わりました。マジで怖いです……
色々あって玄宗の不興を買った太子忠王ですが、玉環が弁護したり、いつの間にか太子付きの宦官に収まっていた李静忠が小細工したりして事無きを得ます。王仙芝も罪を赦され、謝阿蛮との交際もほとんど黙認状態になったようですが?
その後、玉環の3人の従姉に興味を持った玄宗は彼女らを後宮へと呼び寄せ、それぞれ秦国夫人・韓国夫人・虢国夫人の号を与えます。ことに玄宗が三姉妹の中で最も美人で才気煥発な虢国夫人にご執心なのに嫉妬と不安を隠せない玉環。シンデレラの意地悪な姉がその後もシンデレラを苦しめるとは、シンデレラ・ストーリーとしてはなかなか新しい展開と言えるかもしれません(^^;)
同じ頃、契丹征伐に出ていた安禄山が凱旋して玄宗に謁見し、あからさまにおもねる態度を示したことでご満悦の玄宗ですが、玉環はそんな安禄山に対して嫌悪感が隠せず、「あの者には気をつけて下さい」と忠告しますが、「余はあの者が気に入ってるのだ!」と、玄宗は却って玉環を不快に思うようになります。
更に玉環は玄宗と虢国夫人との密会を阻むため、驪山の離宮へと向かおうとした虢国夫人を砦の一室に監禁しますが、彼女は自力で砦から脱出し、高所から墜落して体がボロボロの状態にも関わらず根性で離宮まで辿り着きます。事の次第を知った玄宗はいよいよたまりかねて玉環を後宮から追放することに。
で、玉環は1年間宮廷を離れて暮らすことになりますが、ここで京劇の演目として有名な「貴妃酔酒」の場面が登場。でもこれって元々梅妃が絡んだ話だったはずでは…… 一方、虢国夫人は玄宗に密かに媚薬を飲ませたところ、それが原因で玄宗が人事不省に。何とか意識を取り戻した玄宗ですが、その後も虢国夫人が玉環に取って代わろうと後宮での地位を要求したりして、段々ウザくなってきたのか、彼女を実家に帰してしまいます。
楊氏の台頭を快く思っていなかった宰相李林甫は、ここぞとばかりに虢国夫人が不正に媚薬を入手した証拠をつかみ、彼女が玄宗の玉体を害そうとしたのだと告発。虢国夫人のみならず、彼女の姉たちや楊、玉環も関係者として取り調べの対象となります。楊一族に最大のピンチが訪れたわけですが、密かに宮中に忍び込んだ阿蛮が玄宗を説得。玉環は虢国夫人を玄宗から遠ざけようとしたのは嫉妬からではなく、彼女の性格を熟知していて早晩このような事件を起こすと見通していたからであるということになり、無罪放免。めでたく後宮への復帰が許されます。楊も新たに楊国忠の名が与えられ、重臣として抜擢されることに。
宮中での騒ぎをよそに、安禄山はいよいよ謀反をおこして皇帝となるという野心をむき出しにしていきます。まずは玄宗から与えられた貨幣の鋳造権を濫用し、わざと質の悪い貨幣を鋳造してこれを質のいい貨幣に替えるという商売に手を染めることに。この悪貨が都で流通し始めて問題となりますが……
ということで、ここまでおっとりした性格のまま数々の困難を乗り越えてきた玉環ですが、身内の虢国夫人がライバルになった途端に目付きが変わりました。マジで怖いです……
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