『楊貴妃秘史』第25~30話まで見ました。
梅妃の陰謀により堕胎薬を飲まされた玉環はあえなく流産…… しかしその陰謀は高力士の察知する所となり、梅妃は幽閉されることに。その後、玄宗の三男である忠王が太子となり、太子の有力候補であった寿王は蜀への赴任を命じられます。
そうこうしているうちに長安に遣唐使が到来。正使の藤原清河は玄宗に阿倍仲麻呂の帰国と鑑真の招聘を求め、あっさりそれを許可する玄宗。……ええっと、確か鑑真は日本に行くことが許可されず、密出国という形で日本へと出航したという話だったはずでは…… ともあれ、宮廷にて遣唐使の見送りの宴が開かれることになりますが、下はその遣唐使御一行様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5a/aa2b04511185d5db37c25f89f524839f.jpg)
紋付き羽織と(画像には写ってませんが)袴を身につけ、公家っぽい冠をかぶるという異様な格好です(^^;) このドラマのスタッフに去年NHKで放映された『大仏開眼』でも見せて、当時の日本の貴族とか役人がどういう服装をしていたのか教えてあげたい気分になってきます。あるいは髪型をちょんまげにしていないことを褒めた方がいいのでしょうか?
で、玉環はこの宴で歌舞を披露することになっていましたが、それをすっぽかして遣唐使たちに差し入れる胡餅作りに精を出しておりました。それが玄宗の不興を買い、後宮を追い出されることに…… 少女時代に暮らしていた草廬で、旅から戻っていた李白とともに侘びしく暮らす玉環ですが、そうこうしているうちに中国を出航した遣唐使船が嵐に遭って難破してしまい、藤原清河や阿倍仲麻呂らは命からがら長安へと引き返します。その時に、玉環が彼らに差し入れた胡餅のお陰で漂流生活を乗り切れたことが判明。
何だか知らんが玉環エラい!ということになり、前後して後宮への復帰を許された玉環は貴妃の称号を与えられ、ここに楊貴妃が誕生するわけであります。ちなみにこの時に鑑真も日本に渡れなかったことになってますが、実際は副使大伴古麻呂の船に乗り込み、ちゃんと日本に渡来しております。先の出国許可の件といい、鑑真の扱いが適当すぎて泣けてきます(;´д⊂)
そして玉環の引き立てで楊が宮廷官吏として引き立てられることに。この時、朝廷では元々仲が良くなかった太子忠王一派と宰相李林甫一派との対立が激化。可毒国征伐から凱旋してきた王仙芝はかねてから親交のあった忠王に頼まれて李林甫排斥を玄宗に奏上しますが、これが玄宗の怒りを買ってしまいます。おまけに宮女である謝阿蛮との交際も明るみに出てしまい……
ということで、ここでついでに安禄山も初登場。まだまだ顔見せ程度ですが…… ちなみに安禄山を演じているのは香港映画や古装ドラマでお馴染みの徐錦江です。
梅妃の陰謀により堕胎薬を飲まされた玉環はあえなく流産…… しかしその陰謀は高力士の察知する所となり、梅妃は幽閉されることに。その後、玄宗の三男である忠王が太子となり、太子の有力候補であった寿王は蜀への赴任を命じられます。
そうこうしているうちに長安に遣唐使が到来。正使の藤原清河は玄宗に阿倍仲麻呂の帰国と鑑真の招聘を求め、あっさりそれを許可する玄宗。……ええっと、確か鑑真は日本に行くことが許可されず、密出国という形で日本へと出航したという話だったはずでは…… ともあれ、宮廷にて遣唐使の見送りの宴が開かれることになりますが、下はその遣唐使御一行様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5a/aa2b04511185d5db37c25f89f524839f.jpg)
紋付き羽織と(画像には写ってませんが)袴を身につけ、公家っぽい冠をかぶるという異様な格好です(^^;) このドラマのスタッフに去年NHKで放映された『大仏開眼』でも見せて、当時の日本の貴族とか役人がどういう服装をしていたのか教えてあげたい気分になってきます。あるいは髪型をちょんまげにしていないことを褒めた方がいいのでしょうか?
で、玉環はこの宴で歌舞を披露することになっていましたが、それをすっぽかして遣唐使たちに差し入れる胡餅作りに精を出しておりました。それが玄宗の不興を買い、後宮を追い出されることに…… 少女時代に暮らしていた草廬で、旅から戻っていた李白とともに侘びしく暮らす玉環ですが、そうこうしているうちに中国を出航した遣唐使船が嵐に遭って難破してしまい、藤原清河や阿倍仲麻呂らは命からがら長安へと引き返します。その時に、玉環が彼らに差し入れた胡餅のお陰で漂流生活を乗り切れたことが判明。
何だか知らんが玉環エラい!ということになり、前後して後宮への復帰を許された玉環は貴妃の称号を与えられ、ここに楊貴妃が誕生するわけであります。ちなみにこの時に鑑真も日本に渡れなかったことになってますが、実際は副使大伴古麻呂の船に乗り込み、ちゃんと日本に渡来しております。先の出国許可の件といい、鑑真の扱いが適当すぎて泣けてきます(;´д⊂)
そして玉環の引き立てで楊が宮廷官吏として引き立てられることに。この時、朝廷では元々仲が良くなかった太子忠王一派と宰相李林甫一派との対立が激化。可毒国征伐から凱旋してきた王仙芝はかねてから親交のあった忠王に頼まれて李林甫排斥を玄宗に奏上しますが、これが玄宗の怒りを買ってしまいます。おまけに宮女である謝阿蛮との交際も明るみに出てしまい……
ということで、ここでついでに安禄山も初登場。まだまだ顔見せ程度ですが…… ちなみに安禄山を演じているのは香港映画や古装ドラマでお馴染みの徐錦江です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/13/7a2077eea020ae1fea2ccc690adf3717.jpg)
すごく中国に傾倒しつつ、国産品でも中華帝国に負けない工芸品作って頑張ってた奈良時代の日本なのに。
相変わらず、すごいストーリー展開ですね。
Twitterの方でも拝見して、腹筋崩壊させてたのですが‥‥ひでぇ。
頼む、もう少しだけ調べてくれ~。
有職故実でなくていいから、なんか日本のドラマとか見て検証して~~!
>髪型
透けてるのを見るに、中国風のまげですね。
とほほ。
人名とか、清河や仲麻呂が長安に戻って来てから授けられた官名とか、そのあたりのことはちゃんと調べている形跡があるんですけどねえ。その調査能力がなぜ服装とか目に見える所に生かされないんでしょうか(泣)
>ぐんままさま
Twitterの方でも書きましたが、実は唐代の服装もこのレベルで適当にやってんじゃないかなあという疑惑が(^^;)
インドのまんがでは、玄奘が辮髪ですからねえ~(笑
そのまんが、大昔の朝日新聞の『週間世界の歴史シリーズ』とかに載ってたんですが、みんぱく辺りに購入して展示して欲しいです。
ちょんまげは、作るのも大変でしょうねw
*いつかの書き込みで書いてはった思いますが、
岩波新書の『シリーズ中国近現代史:革命とナショナリズム』、非常におもしろく読んでおります。
汪兆銘、最近は日本でも、汪精衛言うんですね。
しかし、この本、孫文の神戸演説がのってませんねえ、
「日本は西洋覇道の番犬となるか、東洋王道の牙城となるか」というたあれですね。
しかし、感動したところですが、人民の主観訴えてもねえ。
ぜったい、日本人は、日帝下では、西洋の覇道に与すると思います(^^;
神戸の華僑博物館?は行きはりました?
内容は、ええ学芸員がおらんのか、ぐちゃぐちゃでした。
当時の国民党員のIDなんか展示してて、
青天白日に、当時は感激しました。
いま、選挙で、わたしの住んでるところは、
とくにあの紋章が目立つので、はっきり飽き飽きです(苦笑
わたし勘違いして、この演説、「北伐途上で日本に立ち寄った」思てました。なんかにそう書いてあったぞ(^^;
しかし、孫文が死んだのは1925年3月で、
北伐が26年からやし、どないしても無理ですね。
あと、「連ソ・容共・扶助工農」て、
孫文の言葉でなく、
孫文死後に共産党が編集して作った言葉なんですね、
これも高校の教科書では分かりませんね。
孫文が共産党に入ってれば一番よかった(笑
ながながすみません、、あ、今日から正月です、
新年快楽!恭喜發財!
恭喜発財!今頃台湾では花火やら爆竹やらが鳴りまくりではないかと(笑)
>インドのまんがでは、玄奘が辮髪ですからねえ~(笑
インドでは最早「坊主=つるっぱげ」という常識が崩壊しておるのでしょうか……
>ちょんまげは、作るのも大変でしょうねw
実のところ、ちょんまげは他の歴史ドラマで何回か出て来るのを見たことがあるので、中国の歴史物ではちょんまげのカツラは常備されているものと思われます(^^;)
>岩波新書の『シリーズ中国近現代史:革命とナショナリズム』
すんません、このシリーズ、第一弾の『清朝と近代世界』だけ読んで、後は積ん読状態になっているのです……