博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『1911』

2011年11月06日 | 映画
『1911』(原題『辛亥革命』)

ウィンストン・チャオ演じる孫文とジャッキー・チェン演じる黄興の2人を主役に据えて辛亥革命の流れを追った映画ですが、予想してたより歴史劇っぽい映画でしたね。というか、普通に途中で寝そうになりました(^^;) 正直なところ、題材か出演している俳優のどちらかに強い思い入れが無いと、相当退屈な映画ではないかと思います。中盤で黄興がいつものジャッキーアクションを披露するシーンがありましたが、あれはそのあたりを見越したサービス・シーンということでいいんでしょうか……

俳優さんと言えば、主演の2人以外にも、冒頭で出て来る秋瑾(寧静)や黄興の妻となる徐宗漢(李氷氷)、その他林覚明(胡歌)・汪兆銘(余少群。『蒼穹の昴』の主演俳優ですね)・醇親王載灃(李東学)、おまけに主題歌を歌っているのが韓磊(『康熙王朝』などの主題歌でお馴染み)と、中国映画・ドラマのファンにとってはかなり豪華な配役になってますね。まあ題材が題材ですし、これも『建国大業』なんかと同じく半強制的オールスター総出演映画なのかもしれませんが。

で、個人的にツボだったのは孫淳演じる袁世凱。この映画自体「汚いなさすが袁世凱きたない」でまとめられそうな内容なんですが、袁世凱が隠居先の洹水のほとりで漁夫のコスプレをしながら釣りに興じるシーンに思わず見入ってしまいました(^^;)(これについては「中原逐鹿の旅7日間 安陽~北京」を参照。)

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8 コメント

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Unknown (さとうしん)
2011-11-15 20:34:49
>たぬきママさま
私は公開初日に見に行きましたけど、結構お客さんが入ってましたよ。

霍青は新『三国』の魯粛役の人ですか。よく見てますね。まったく気付きませんでした(^^;) 調べれば他にも見覚えのある役者さんが見つかるかもしれませんが……
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Unknown (たぬきママ)
2011-11-15 08:19:50
平日の午後三時代……観客は私と年配の男性の2人だけ。
大丈夫何でしょうか?興行的には。
霍青さんは、譚人鳳という方の役です。まさに予定時間通り、ジャッキーの唯一のアクションシーンの直前に登場しました(笑)
大秦帝国2で孟嘗君、楚漢伝奇では張良だそうなので、その節はこちらさまの鋭いツッコミを楽しみにしております(^w^)

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Unknown (さとうしん)
2011-11-08 21:03:54
>たぬきママさま
新三国の魯粛さん……いったい誰の役で出てたんでしょうか。まったく気づきませんでした(^^;) キャスティングはムダに豪華なので、思わぬ所で知ってる俳優さんと出会えるかもしれませんよー。
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Unknown (たぬきママ)
2011-11-07 23:57:37
あなた様でも、睡魔が(^_^;)
私がよく出掛ける映画館じゃ前売り券さえ、取り扱っていないんですよね。全く、期待されておりません。
新三国の魯粛さん役の方が開始1時間19分頃登場するのを楽しみにしていたのですけど、行かない方がいいかしら(T_T)

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Unknown (さとうしん)
2011-11-07 20:52:57
>静香山人さま
要するに袁世凱役者がいつもの通り袁世凱を演じていたということでしょうか(^^;) ウィンストン・チャオも『宋家の三姉妹』で同じく孫文を演じてましたしね。
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Unknown (静香山人)
2011-11-07 09:54:02
孫淳、「走向共和」でも袁世凱を演じていました。その縁で出たのでしょうか。
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Unknown (さとうしん)
2011-11-06 22:11:12
>xihuanさま
実は私も西宮で見てきました!余少群も出てますし、『蒼穹の昴』『中原の虹』ファンにはそれなりに見所のある作品かもしれませんね。
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見てきました (xihuan)
2011-11-06 19:57:45
私も本日、西宮でこの映画を見てきました。
成龍の他に、私も見知った俳優さんを確認出来ました。
それからこのシーン
>袁世凱が隠居先の洹水のほとりで漁夫のコスプレをしながら釣りに興じるシーン

「中原の虹」で読んだ事がまだ記憶に残っていたのでふむふむって見てしまいました。
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