長谷川哲也『ナポレオン 覇道進撃』第1巻(少年画報社、2011年9月)
『獅子の時代』編から引き継いで新章に突入した長谷川哲也の『ナポレオン』ですが、これがもう最初から最後までひどい(^^;) 前シリーズより更にひどさのレベルがアップしてます。具体的にどうひどいかは以下に挙げるキーワードを参照して察してください。
ということで、今巻の内容を象徴するキーワード。
お誕生会
うさぎ狩りと見せかけて王党派を合法的に虐殺できるイベント。
レジオン・ドヌール勲章
地獄のような体験を人生最高の思い出に変えてくれる魔法のアイテム。
エマ・ハミルトンの裸体画
その所有者及び周囲の人々を死地に追い込む呪いのアイテム。
「争っている場合じゃない!ここはひとつ祖国のためにがんばろうじゃないか」
過去の恩讐を乗り越えさせ、かつての敵と味方を団結させる魔法の言葉。
「フランスは男性原理の時代だった」
こう言っておけば、どんなにひどいことをしても何となく納得してもらえるという魔法の言葉。
「愛が男を狂わせる」
こう言っておけば、どんなにひどいことをしても(以下ry
サン・ピエール村に残された借用書
ナポレオンにかかれば、ちょっといい話もかなりひどい話になってしまうという象徴的なアイテム。
「赤字だから増税するとか国債を発行するとかは子供(ガキ)だって言えるんだよ」
「自粛で何か良くなるとでも」
…………これはいったい誰に向けて言っているセリフなのか(^^;)
『獅子の時代』編から引き継いで新章に突入した長谷川哲也の『ナポレオン』ですが、これがもう最初から最後までひどい(^^;) 前シリーズより更にひどさのレベルがアップしてます。具体的にどうひどいかは以下に挙げるキーワードを参照して察してください。
ということで、今巻の内容を象徴するキーワード。
お誕生会
うさぎ狩りと見せかけて王党派を合法的に虐殺できるイベント。
レジオン・ドヌール勲章
地獄のような体験を人生最高の思い出に変えてくれる魔法のアイテム。
エマ・ハミルトンの裸体画
その所有者及び周囲の人々を死地に追い込む呪いのアイテム。
「争っている場合じゃない!ここはひとつ祖国のためにがんばろうじゃないか」
過去の恩讐を乗り越えさせ、かつての敵と味方を団結させる魔法の言葉。
「フランスは男性原理の時代だった」
こう言っておけば、どんなにひどいことをしても何となく納得してもらえるという魔法の言葉。
「愛が男を狂わせる」
こう言っておけば、どんなにひどいことをしても(以下ry
サン・ピエール村に残された借用書
ナポレオンにかかれば、ちょっといい話もかなりひどい話になってしまうという象徴的なアイテム。
「赤字だから増税するとか国債を発行するとかは子供(ガキ)だって言えるんだよ」
「自粛で何か良くなるとでも」
…………これはいったい誰に向けて言っているセリフなのか(^^;)
今回ネルソン関係の話は、エマの肖像画にスリスリする所からビクトルと一緒に海に落ちる所までずっとドン引きしっぱなしだったのですが(^^;)
ランヌと言えば、彼がカロリーヌに惚れてたというのは漫画での創作じゃなかったんですね……
はじめまして。
ネルソンの場合「愛が男を馬鹿にする」という感じですよね。
一説ではトラファルガーでネルソンを狙撃するのがビクトルだとも言われてますが、果たしてどうなるか。
どうもはじめまして!
>一説ではトラファルガーでネルソンを狙撃するのがビクトルだとも言われてますが、
えっ……!
でも今までの2人の絡みを考えるととてもありそうでイヤなんですが(^^;)
本シリーズの注目の一つは、今まで焦点が当たらなかった、シドニー・スミスをクローズアップさせたことかもですね。
アクラ包囲戦における、フェリポーやジェッザーとのやり取りもなかなかに強烈。
こうなってくるとイギリス系最後の敵であるウェリントンがいつ出てくるかも期待ですが。
シドニー・スミスはスピリチュアル系オカマという何だかよく分からないキャラにされてましたけど(^^;)
ウェリントンもネルソン、シドニー・スミスと同様に強烈なキャラ付けがされるでしょうけど、最大の見せ場がワーテルローということで、登場はだいぶ遅くなりそうですね。
スミスについては、やはり「こんな連中に革命を輸出しようなんて無駄」の部分が強烈ですね。
まさに「理念」など関係無い、イギリスの現実主義的外交が良く分かるというか。
ウェリントンが対ナポレオン戦線に初浮上するのは、スペイン戦線からみたいですが、それより早くとなると、おそらくはネルソンと唯一の邂逅を果たした場面になるかもですね。
いわば選手交代という感じで。
>「こんな連中に革命を輸出しようなんて無駄」
この作品、ネタ漫画と見せかけてこういう所が侮れないんですよね。
>おそらくはネルソンと唯一の邂逅を果たした場面
そんなエピソードがあるのですか…… ネルソンも早い時期から顔見せしてましたし、そんな話があるとなれば確実に突っ込んでくるでしょうね。
アクルが典型ですが、とにかく制海権を持つイギリスの優位ぶりが目立ちますよね。
後にマハンが着目したのも当然というか。
それであっても陸に対しての決定打にはならないわけで、とにかくスペインなど、あらゆる箇所でボディブローを打ち込みながら、陸での決定的な機会を伺うというか。
長谷川先生の所の掲示板にも参加中ですので、あちらの活性化のためにも、よろしければ御参加お願い致します。
大陸封鎖令にも耐え抜きましたし、ナポレオンの時代にあってもやはりイギリスは別格という気がしますね。
長谷川先生のサイトは、ブログの方はときおりチェックしているのですが……