『グレートウォール』(原題:『長城』)
※ 最初にお断りしておきますが、ネタバレあります ※
万里の長城は、実は60年に一度中国内地へと襲来する未知の怪物「饕餮」の侵攻を防ぐためのものだった!「ブラック・パウダー」(黒火薬)を求めてはるばる西欧から渡来したマット・デイモン演じる弓の名手ウィリアムと相棒トバールも、「饕餮」との戦いに巻き込まれ、張涵予演じる元帥、景甜演じる女将軍、アンディ・ラウ演じる王軍師らとともに「饕餮」と対峙することに……
張芸謀監督、マット・デイモン主演ということで、「どーせゲーム・オブ・スローンズの中国版みたいなのを作りたかっただけやろ?」(ゲーム・オブ・スローンズでは、やはり万里の長城を模した「壁」が登場し、未知の存在の侵攻を阻むために立てられたという設定になっている)と大して期待もせず見に行ったのですが、正直この作品を舐めすぎでしたね。『グレートウォール』(長城)なんてタイトルを付けておいて、まさか終盤で長城が無用の長物になる展開になるとは……
まじめに、万里の長城を立てた「壁の国」の先輩である中国から、トランプ政権への「一所懸命メキシコとの国境付近に長城なんて作っても無駄やで?m9(^Д^)」というメッセージが込められているのではないかと思ってしまいます。思えば実際の歴史でも、万里の長城があってもモンゴルや清朝の侵攻は阻めなかったわけで……
そして中国人キャストの中で、男性陣はまず張涵予が何だかよくわからない経緯で早々に退場し、アンディ・ラウは長城を守る禁軍の軍師という何だかよくわからない役回り、林更新(ケニー・リン)らイケメンも大して印象に残らない中で、景甜は出番が多く見せ場もあり、女優でありがちなお飾り的な扱いではまったくなく、彼女のハリウッド・デビューを強く印象づける作品になっています。景甜のハリウッド進出を見届けるぐらいの気持ちで見に行けば楽しめるのではないかと思います。
※ 最初にお断りしておきますが、ネタバレあります ※
万里の長城は、実は60年に一度中国内地へと襲来する未知の怪物「饕餮」の侵攻を防ぐためのものだった!「ブラック・パウダー」(黒火薬)を求めてはるばる西欧から渡来したマット・デイモン演じる弓の名手ウィリアムと相棒トバールも、「饕餮」との戦いに巻き込まれ、張涵予演じる元帥、景甜演じる女将軍、アンディ・ラウ演じる王軍師らとともに「饕餮」と対峙することに……
張芸謀監督、マット・デイモン主演ということで、「どーせゲーム・オブ・スローンズの中国版みたいなのを作りたかっただけやろ?」(ゲーム・オブ・スローンズでは、やはり万里の長城を模した「壁」が登場し、未知の存在の侵攻を阻むために立てられたという設定になっている)と大して期待もせず見に行ったのですが、正直この作品を舐めすぎでしたね。『グレートウォール』(長城)なんてタイトルを付けておいて、まさか終盤で長城が無用の長物になる展開になるとは……
まじめに、万里の長城を立てた「壁の国」の先輩である中国から、トランプ政権への「一所懸命メキシコとの国境付近に長城なんて作っても無駄やで?m9(^Д^)」というメッセージが込められているのではないかと思ってしまいます。思えば実際の歴史でも、万里の長城があってもモンゴルや清朝の侵攻は阻めなかったわけで……
そして中国人キャストの中で、男性陣はまず張涵予が何だかよくわからない経緯で早々に退場し、アンディ・ラウは長城を守る禁軍の軍師という何だかよくわからない役回り、林更新(ケニー・リン)らイケメンも大して印象に残らない中で、景甜は出番が多く見せ場もあり、女優でありがちなお飾り的な扱いではまったくなく、彼女のハリウッド・デビューを強く印象づける作品になっています。景甜のハリウッド進出を見届けるぐらいの気持ちで見に行けば楽しめるのではないかと思います。
ぶっちゃけあのバンジーが、張芸謀が映像的に一番やりたかったことではないかという感が… イケメンズは鹿晗が少し目立ってる程度でしたね…
本編見てから予告編等改めて見たりしましたが、あんな思わせ振りしといて林更新達男性陣、大して活躍していないし。
巨匠が大金掛けて、大真面目に…やはりおっしゃる通り美国の【壁】への、壮大なる警告なのでしょうか(^_^;)