博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『KANO 1931海の向こうの甲子園』

2015年01月30日 | 映画
『KANO 1931海の向こうの甲子園』

今まで他校との試合に勝ったことのない嘉義農林学校(嘉農)の弱小野球部。そんな中、同校の教員濱田の要請により近藤兵太郎が野球部顧問に就任。いきなり部員たちの前で「お前たちを甲子園に連れて行く」と宣言するのだった……

ということで見てきました。『海角七号』『セデック・バレ』と同じく魏徳聖氏の作品とのことですが、私は両作は未見。この作品を見るまで知らなかったのですが、戦前の甲子園には台湾・朝鮮・満洲と外地の出場枠があったんですね。その南方の外地である台湾代表の嘉農に対して、北方の内地の領土としては歴史の浅い北海道代表を対比させているのがミソでしょうか。

普通の野球物・感動スポ根物として見ようと思えば見られるような作りにはなっていますが、それでも時代と地域をひねったことにより、所々で(取り敢えず日本人にとっては)違和感が感じ取られるようになっていますね。(わかりやすい所ではパパイヤの例えとか……)このあたり、同時期に上映されている『バンクーバーの朝日』ではどんな感じになっているんでしょうかね。


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2 コメント

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Unknown (たぬきママ)
2015-02-01 11:56:34
隣の隣の市まで、見に行きましたよ。
ほとんど日本語の外国映画は、初めて見ました。一度も勝った事がないって、創部まもなかったからなのですね。あまり深く考えずに素直に感動してまいりました。
違和感を覚えたのが、日本女性の日本髪の結い方やその装飾品(^_^;)
ラストエンペラーの嵯峨浩さんの結髪も、アミダラ女王みたいでしたが。
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Unknown (さとうしん)
2015-02-01 14:52:43
>たぬきママさま
>日本女性の日本髪の結い方やその装飾品
私はそのあたりはさらっと流して見ていたのですが、違和感ありましたか(^^;)
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