『三国機密之潜龍在淵』第40~45話まで見ました。
鮮卑に包囲された盧龍城では兵士たちの間に郭嘉の死が徐々に知れ渡り、動揺が広がります。劉平は士気を高めるために、これまで身分を隠して城内に滞在していたのを、兵士たちに皇帝の身分を明かします。そして仮病の下半身不随をやめた許都の司馬懿は、荀彧・崔琰・賈詡の支持を取り付け、偽の虎符で援軍を調達して劉平らの立てこもる盧龍へと急行。
司馬懿、そして彼に合流した曹丕率いる援軍を得て鮮卑を打ち破る盧龍城の劉平たち。本作後半でようやく本格的な戦争シーンが出てきたわけですが、官渡の戦いは適当に済ましたのに、こういうオリジナルエピソードの戦いは力を入れて作るあたりなかなか憎いですw
司馬懿が偽の虎符で援軍を動員したことは結果オーライでお咎めなしになるはずが、許都に帰還後はあっさり掌を返されて投獄。劉平は司馬懿の釈放と引き替えに曹操に丞相の地位を与え、郭嘉の遺志を引き継いで曹操と手を結ぶ意向を伝えますが、曹操からは生前の郭嘉が確認した通り、いずれ伏寿を廃して彼の娘・曹節を皇后にすることを求められます。
そして物語開始の建安四年から十年近く経った建安十三年、曹操は荊州に出征。赤壁の戦いとなるわけですが、当たり前のように戦いの経過はスルー。もちろん結果は曹操の敗北に終わったわけですが、司馬懿はこれによって却って漢王室への圧迫や統制が強まるのではないかと予測します。
そんな中、曹植と河北の士人の領袖・崔琰の娘との婚礼が執り行われ、曹植に平原侯の爵位が与えられます。これで曹植の後継者の地位がほぼ固まったと面白くない曹丕ですが、妹の曹節が何やら秘密を抱えているらしいことを目ざとく探り当てます。

曹操の娘・曹節。劉平に片思いをし、その気持ちを抑えきれません。
で、死の間際の郭嘉から託された「天下の機密」を封じた袋のことを明かし、曹丕・曹植兄妹三人で袋を開け、実は今の皇帝が劉協の双子の弟で、密かに入れ替わっていたことを知ってしまいます。本来は曹操と劉平との対立がのっぴきならなくなった時に、彼の皇后に収まっているだろう曹節一人が袋を開けよというのが郭嘉の意図だったはずなので、彼が最後に犯したミスということになるでしょうか?はたまたこれも彼の計算の内なのでしょうか?
衝撃の真実を知った曹節の反応。「えっ、それじゃ陛下と皇后は義理の弟と兄嫁の関係……?」注目するのはそこかよ(困惑) まあ確かにそうなんですが……
曹節は伏寿に、曹植は劉平にそれぞれ正体を知ったことを打ち明け、内々に処理しようとしますが、おそらくは曹丕から事情を知らされた曹操が曹植と劉平との対面の場に踏み込み、正体を知ってなお劉平を評価し、彼とこれまで通り連携しようとする曹植に「お前には失望した」と宣告し、曹丕を後継者に据えることを決意。曹植が劉平に打ち明けたのは曹丕にそうせよと言い含められたからなのですが、このあたり曹丕のいいように動かされている感がありますね。
そして劉平の秘密を知る司馬懿を拘束・拷問。彼の擁立に関わったということで司馬氏ごと処分しようとしますが…… ということでこのドラマの面白いところは、知られてはいけないはずの劉平の正体が割とあっさり周囲にバレてしまうところですよね。秘密を隠す話ではなくて秘密が少しずつバレていく話になっているわけです。そのかわり秘密を知った者がこれまではいろんな事情で次々死んでいったわけですが……
鮮卑に包囲された盧龍城では兵士たちの間に郭嘉の死が徐々に知れ渡り、動揺が広がります。劉平は士気を高めるために、これまで身分を隠して城内に滞在していたのを、兵士たちに皇帝の身分を明かします。そして仮病の下半身不随をやめた許都の司馬懿は、荀彧・崔琰・賈詡の支持を取り付け、偽の虎符で援軍を調達して劉平らの立てこもる盧龍へと急行。
司馬懿、そして彼に合流した曹丕率いる援軍を得て鮮卑を打ち破る盧龍城の劉平たち。本作後半でようやく本格的な戦争シーンが出てきたわけですが、官渡の戦いは適当に済ましたのに、こういうオリジナルエピソードの戦いは力を入れて作るあたりなかなか憎いですw
司馬懿が偽の虎符で援軍を動員したことは結果オーライでお咎めなしになるはずが、許都に帰還後はあっさり掌を返されて投獄。劉平は司馬懿の釈放と引き替えに曹操に丞相の地位を与え、郭嘉の遺志を引き継いで曹操と手を結ぶ意向を伝えますが、曹操からは生前の郭嘉が確認した通り、いずれ伏寿を廃して彼の娘・曹節を皇后にすることを求められます。
そして物語開始の建安四年から十年近く経った建安十三年、曹操は荊州に出征。赤壁の戦いとなるわけですが、当たり前のように戦いの経過はスルー。もちろん結果は曹操の敗北に終わったわけですが、司馬懿はこれによって却って漢王室への圧迫や統制が強まるのではないかと予測します。
そんな中、曹植と河北の士人の領袖・崔琰の娘との婚礼が執り行われ、曹植に平原侯の爵位が与えられます。これで曹植の後継者の地位がほぼ固まったと面白くない曹丕ですが、妹の曹節が何やら秘密を抱えているらしいことを目ざとく探り当てます。

曹操の娘・曹節。劉平に片思いをし、その気持ちを抑えきれません。
で、死の間際の郭嘉から託された「天下の機密」を封じた袋のことを明かし、曹丕・曹植兄妹三人で袋を開け、実は今の皇帝が劉協の双子の弟で、密かに入れ替わっていたことを知ってしまいます。本来は曹操と劉平との対立がのっぴきならなくなった時に、彼の皇后に収まっているだろう曹節一人が袋を開けよというのが郭嘉の意図だったはずなので、彼が最後に犯したミスということになるでしょうか?はたまたこれも彼の計算の内なのでしょうか?
衝撃の真実を知った曹節の反応。「えっ、それじゃ陛下と皇后は義理の弟と兄嫁の関係……?」注目するのはそこかよ(困惑) まあ確かにそうなんですが……
曹節は伏寿に、曹植は劉平にそれぞれ正体を知ったことを打ち明け、内々に処理しようとしますが、おそらくは曹丕から事情を知らされた曹操が曹植と劉平との対面の場に踏み込み、正体を知ってなお劉平を評価し、彼とこれまで通り連携しようとする曹植に「お前には失望した」と宣告し、曹丕を後継者に据えることを決意。曹植が劉平に打ち明けたのは曹丕にそうせよと言い含められたからなのですが、このあたり曹丕のいいように動かされている感がありますね。
そして劉平の秘密を知る司馬懿を拘束・拷問。彼の擁立に関わったということで司馬氏ごと処分しようとしますが…… ということでこのドラマの面白いところは、知られてはいけないはずの劉平の正体が割とあっさり周囲にバレてしまうところですよね。秘密を隠す話ではなくて秘密が少しずつバレていく話になっているわけです。そのかわり秘密を知った者がこれまではいろんな事情で次々死んでいったわけですが……
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