『琅琊榜之風起長林』第23~28話まで見ました。
濮陽纓が地下に潜伏するとともに、彼を「掌尊」と仰ぎ、金陵に潜伏する「夜凌子」たちが動き始めます。「夜凌子」はもともと夜秦国で養成された少年少女の特務工作員のようなものだったのですが、疫病によって国が滅んだ後は、大梁と長林王府を恨む濮陽纓が「夜凌子」の長である掌尊の地位を継承したと僭称し、復讐のために彼らを動かしていたのでした。
林奚の世話係である雲姐もその一人で、「霜骨」の毒が塗られた短刀で平旌を傷つけます。実は雲姐の中の人は、前作で莅陽長公主を演じていた張棪琰です。
本作の夜凌子は前作の滑族に相当するような存在ですが、両方とも先般話題になったスリーパー・セルみたいな存在なんですよね。その実在については取り敢えず「本故事純属虚構」という言葉を噛みしめて貰いたいと思います。一方で荀飛盞は彼らに対して「可怜」と同情を寄せたりもしてるのですが……
「霜骨」の毒によって明日をも知れない状態になった平旌を救うには、濮陽纓の持つ「玄螭蛇」の胆が必要ということで、平章は彼の潜伏先を捜索。そして彼から「玄螭蛇」の胆を入手するも、平章自身も「霜骨」の毒に冒されてしまいます…… 一方、逃亡を重ねる濮陽纓は元啓によって刺殺。元啓は彼から荀皇后の弱みとなる詔書を入手します。
「霜骨」の毒の治療には「玄螭蛇」の胆とともに人間一人を犠牲にする必要があるらしく、済風堂の黎老堂主が平旌の治療法を探る林奚に「それは医術の原則に反する。諦めよ」と諭すと、林奚が「私が自分の身を犠牲にするのなら問題ないでしょう」と言い出し、「わ、わかった、誰も犠牲にしなくて済む治療法を一緒に探そう。な?」と焦りだすのに草w
林奚の尽力により誰の犠牲も出さず兄弟二人とも助ける治療法が編み出されますが、そこへ北境の急変を告げる拓跋宇が到来。北燕宮廷が大渝と同盟を結び、大渝軍が北燕領内を通過して大梁へと攻め込むのを認めたという報を伝えます。北境の防備に当たる父王が危ないということで、平章は自分の治療を諦め、手勢を率いて庭生の守る寧州へと急行。父王の危機は救われますが、自身は力尽きて陣没。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウと立場が重なる平章ですが、残念ながらこのドラマはザオラルもザオリクも存在しない世界なのです……
悲しみに包まれる長林軍の面々ですが、蒙浅雪が平章の子を懐妊していることが判明。大事を取って琅琊閣に送られ、無事に男児を出産。
そして平章への服喪を機に髪型を改めた平旌は、兄が自分を助けるために死んだと知り、兄に見合う人間になろうと志願して北境の甘州の防備へと出立。
それから一年。梁帝は疫病の収束を承けて衛山陵から金陵へと戻った後、病がちになり、自らの死期を悟ります。自分が死んだ後は何より長林王府の行く末が心配だということで、平旌を懐化将軍に封じ、叔父の寧王(前作の登場人物です)に長林王府の後見を託し、そして庭生を新帝の輔政に任じて息絶えます。この二人、死の間際まで熱く手を握りしめたりしてますが、やはり関係が『ゲーム・オブ・スローンズ』のロバート・バラシオンとネット・スタークとかぶるんですよね……
しかしこの二人の絆を荀皇后と荀白水が憂慮し……ということろで次回へ。今回も言侯絡みのシーンとか、前作の回想シーン、あるいは前作と絡むシーンがちょいちょい挿入されています。
濮陽纓が地下に潜伏するとともに、彼を「掌尊」と仰ぎ、金陵に潜伏する「夜凌子」たちが動き始めます。「夜凌子」はもともと夜秦国で養成された少年少女の特務工作員のようなものだったのですが、疫病によって国が滅んだ後は、大梁と長林王府を恨む濮陽纓が「夜凌子」の長である掌尊の地位を継承したと僭称し、復讐のために彼らを動かしていたのでした。
林奚の世話係である雲姐もその一人で、「霜骨」の毒が塗られた短刀で平旌を傷つけます。実は雲姐の中の人は、前作で莅陽長公主を演じていた張棪琰です。
本作の夜凌子は前作の滑族に相当するような存在ですが、両方とも先般話題になったスリーパー・セルみたいな存在なんですよね。その実在については取り敢えず「本故事純属虚構」という言葉を噛みしめて貰いたいと思います。一方で荀飛盞は彼らに対して「可怜」と同情を寄せたりもしてるのですが……
「霜骨」の毒によって明日をも知れない状態になった平旌を救うには、濮陽纓の持つ「玄螭蛇」の胆が必要ということで、平章は彼の潜伏先を捜索。そして彼から「玄螭蛇」の胆を入手するも、平章自身も「霜骨」の毒に冒されてしまいます…… 一方、逃亡を重ねる濮陽纓は元啓によって刺殺。元啓は彼から荀皇后の弱みとなる詔書を入手します。
「霜骨」の毒の治療には「玄螭蛇」の胆とともに人間一人を犠牲にする必要があるらしく、済風堂の黎老堂主が平旌の治療法を探る林奚に「それは医術の原則に反する。諦めよ」と諭すと、林奚が「私が自分の身を犠牲にするのなら問題ないでしょう」と言い出し、「わ、わかった、誰も犠牲にしなくて済む治療法を一緒に探そう。な?」と焦りだすのに草w
林奚の尽力により誰の犠牲も出さず兄弟二人とも助ける治療法が編み出されますが、そこへ北境の急変を告げる拓跋宇が到来。北燕宮廷が大渝と同盟を結び、大渝軍が北燕領内を通過して大梁へと攻め込むのを認めたという報を伝えます。北境の防備に当たる父王が危ないということで、平章は自分の治療を諦め、手勢を率いて庭生の守る寧州へと急行。父王の危機は救われますが、自身は力尽きて陣没。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウと立場が重なる平章ですが、残念ながらこのドラマはザオラルもザオリクも存在しない世界なのです……
悲しみに包まれる長林軍の面々ですが、蒙浅雪が平章の子を懐妊していることが判明。大事を取って琅琊閣に送られ、無事に男児を出産。
そして平章への服喪を機に髪型を改めた平旌は、兄が自分を助けるために死んだと知り、兄に見合う人間になろうと志願して北境の甘州の防備へと出立。
それから一年。梁帝は疫病の収束を承けて衛山陵から金陵へと戻った後、病がちになり、自らの死期を悟ります。自分が死んだ後は何より長林王府の行く末が心配だということで、平旌を懐化将軍に封じ、叔父の寧王(前作の登場人物です)に長林王府の後見を託し、そして庭生を新帝の輔政に任じて息絶えます。この二人、死の間際まで熱く手を握りしめたりしてますが、やはり関係が『ゲーム・オブ・スローンズ』のロバート・バラシオンとネット・スタークとかぶるんですよね……
しかしこの二人の絆を荀皇后と荀白水が憂慮し……ということろで次回へ。今回も言侯絡みのシーンとか、前作の回想シーン、あるいは前作と絡むシーンがちょいちょい挿入されています。
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