博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『碧血剣』その5

2007年02月09日 | 武侠ドラマ
『碧血剣』第19~25話まで見ました。

今回は五毒教編です。青青の父である金蛇郎君と五毒教とは深い因縁があり、そのため青青は五毒教によって攫われてしまいます。一方、宮廷では皇族の恵親王による皇位簒奪計画が密かに進められており、五毒教もそれに関わっていたことから、物語の舞台は紫禁城へと移ります。

五毒教教主の何鉄手は蕭淑慎という台湾の女優さんが演じてますが、このドラマ、黄聖依といい孫菲菲といいヒロインは容赦なく綺麗どころを揃えてますなあ(^^;) 今回は宮廷が舞台とあって明朝最後の皇帝・崇禎帝の出番が多いのですが、崇禎帝を演じているのは張紀中製作の金庸ドラマでおなじみの高虎です。『天龍八部』での純朴な虚竹役のイメージが強い役者さんですが、こちらも意外と悪くありません。少なくとも『神雕侠侶』でのクドゥ役よりはずっとハマっています(^^;)

原作では恵親王(誠親王)の謀反に加担して崇禎帝に刃を向けた安剣清ですが、ドラマ版では崇禎帝に忠義を尽くし、袁承志や阿九とともに崇禎帝を守ろうとしますが、紫禁城に乱入した玉真子によって瀕死の重傷を追わされてしまいます。そして謀反を阻止した後、袁承志の計らいによって別れた妻の安大娘や娘の小慧に見守られながら息を引き取ります。何か最後まで哀愁に満ちた格好いいキャラでしたね(T_T)

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