『長安十二時辰』第36~40話まで見ました。
前回明かされなかった張小敬が赦免された経緯ですが、どうやら「聖人」の思し召しで半日だけ赦免されたということのようです…… そして靖安司の不祥事をめぐって「聖人」の面前で太子と林九郎が争論したり、義子の何孚がテロに加担したことを問われた何執正が年のせいか居眠りしていたり、太子から「自分と林九郎のどちらが大事か」と問われた「聖人」が「林相ーーー!!」と絶叫したりと、地獄絵図が繰り広げられます。
そして「聖人」は太子に林九郎へ肉を取り分けてやるよう命じ、林九郎はこれ見よがしにトイレに行くと中座して太子を待たせ、各国の使者にその様子を見せつけます。何だか安史の乱で「聖人」が追い詰められるのが待ち遠しくなるような展開が続きますが……
一方、張小敬は灯楼への侵入に成功しますが、龍波とともに一足先に灯楼に足を踏み入れた李必は、両手を縄で縛られて吊り下げられ、魔王に捕まったお姫様みたいな状況になってます (^_^;)
張小敬は龍波に加担する灯楼設計の責任者毛順や魚腸、聞染と向かい合いつつ、灯楼内に仕掛けられた「麒麟臂」を切除しようと四苦八苦。そして彼が安西鉄軍第八団の一員として出征し、塞外の烽燧堡で立てこもった時のことが語られます。第八団の面々は孤立無援で食糧にも事欠く状態のまま戦いを継続していましたが、味方から見捨てられたことを知ってしまい、イチかバチかの敵陣への突撃で起死回生を図ります。戦地より帰還して数年後、自分たちは総大将の蓋嘉運将軍によっておとりにされていたことを知るのでした……
そうこうしているうちに灯楼を包囲していた元載と王韞秀は、張小敬の死罪が赦免されたと偽って不意打ちをかけるます。その際に聞染が王韞秀に人質に取られ、自ら頸動脈を斬り……と、展開がどんどん救いようがない方向にシフトしていきます。
今日一日で知り合って結婚を誓い合う仲にまで進んだ元載と王韞秀のカップル。このカップルも実在しているとのこと。
灯楼内の上層をかけのぼる張小敬は遂に龍波と対面。彼の正体が往時の第八団の戦友蕭規であったことを知ります。そして彼が死んだ聞染と互いに心を許しあっていたのも、丁老三がテロに加担したのも、聞染の父親聞無忌、そして丁老三と戦友同志であったからだとここで察せられるわけです。「誰の命令で動いている?」と問い詰める張小敬に対して、「動かしているのはオレ自身だ!」と返す龍波。いよいよ「闕勒霍都」案は政界の誰の陰謀でもなく、「蚍蜉」(原義は羽アリ。転じて虫けらぐらいの意味あいだと思いますが、「無敵の人」と意訳してもいいような気がします)による反乱ということがはっきりしてきましたね。
前回明かされなかった張小敬が赦免された経緯ですが、どうやら「聖人」の思し召しで半日だけ赦免されたということのようです…… そして靖安司の不祥事をめぐって「聖人」の面前で太子と林九郎が争論したり、義子の何孚がテロに加担したことを問われた何執正が年のせいか居眠りしていたり、太子から「自分と林九郎のどちらが大事か」と問われた「聖人」が「林相ーーー!!」と絶叫したりと、地獄絵図が繰り広げられます。
そして「聖人」は太子に林九郎へ肉を取り分けてやるよう命じ、林九郎はこれ見よがしにトイレに行くと中座して太子を待たせ、各国の使者にその様子を見せつけます。何だか安史の乱で「聖人」が追い詰められるのが待ち遠しくなるような展開が続きますが……
一方、張小敬は灯楼への侵入に成功しますが、龍波とともに一足先に灯楼に足を踏み入れた李必は、両手を縄で縛られて吊り下げられ、魔王に捕まったお姫様みたいな状況になってます (^_^;)
張小敬は龍波に加担する灯楼設計の責任者毛順や魚腸、聞染と向かい合いつつ、灯楼内に仕掛けられた「麒麟臂」を切除しようと四苦八苦。そして彼が安西鉄軍第八団の一員として出征し、塞外の烽燧堡で立てこもった時のことが語られます。第八団の面々は孤立無援で食糧にも事欠く状態のまま戦いを継続していましたが、味方から見捨てられたことを知ってしまい、イチかバチかの敵陣への突撃で起死回生を図ります。戦地より帰還して数年後、自分たちは総大将の蓋嘉運将軍によっておとりにされていたことを知るのでした……
そうこうしているうちに灯楼を包囲していた元載と王韞秀は、張小敬の死罪が赦免されたと偽って不意打ちをかけるます。その際に聞染が王韞秀に人質に取られ、自ら頸動脈を斬り……と、展開がどんどん救いようがない方向にシフトしていきます。
今日一日で知り合って結婚を誓い合う仲にまで進んだ元載と王韞秀のカップル。このカップルも実在しているとのこと。
灯楼内の上層をかけのぼる張小敬は遂に龍波と対面。彼の正体が往時の第八団の戦友蕭規であったことを知ります。そして彼が死んだ聞染と互いに心を許しあっていたのも、丁老三がテロに加担したのも、聞染の父親聞無忌、そして丁老三と戦友同志であったからだとここで察せられるわけです。「誰の命令で動いている?」と問い詰める張小敬に対して、「動かしているのはオレ自身だ!」と返す龍波。いよいよ「闕勒霍都」案は政界の誰の陰謀でもなく、「蚍蜉」(原義は羽アリ。転じて虫けらぐらいの意味あいだと思いますが、「無敵の人」と意訳してもいいような気がします)による反乱ということがはっきりしてきましたね。
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