博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

今更ですが中国鉄道大紀行

2010年05月06日 | TVドキュメンタリー
留学中にあちこち旅行していたもんで、帰国してからもう一度『関口知宏の中国鉄道大紀行』が見たいなあと思ってたら、折良く連休中からNHK-BSハイビジョンで春の旅編が再放送されてました。

ボチボチと録画して見てますが、見ながら思ったことをまとめると以下の通り。

○『三国志』にゆかりのある土地にやって来ても、『三国志』ネタを全力でスルーしているのが却って清々しくて良い。
○名前も聞いたことの無い街に立ち寄っているのが萌える。
○しかし街中の風景はどこも似たり寄ったりだなあと……

以前どこかで「中国・中国人の悪い所や汚い所をスルーしているのが許せん」というような感想を見ましたが、そういう人は同時期に同じくNHKで放映されていた『激流中国』を見てれば良かったのです。

しかし撮影中に、列車に乗り込むと自分の座席(あるいはベッド)に既に他の人が座って(寝て)おり、他の座席(ベッド)に変わらされるという経験をおそらく何度もしているはずなのに、その点を番組中でスルーしているのはいかがなもんでしょうか(^^;) これも中国鉄道の旅の醍醐味(?)なので、一度ぐらいは取り上げても良かったんじゃないかと。

秋の旅編の再放送は5月10日から開始とのこと。今度は長春にも立ち寄るはずなので、楽しみであります。
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4 コメント

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Unknown (さとうしん)
2010-05-07 20:30:27
>xihuanさま
「台湾なんかだとこの辺もうちょっとちゃんとしてるんだろうなあ」と思ってたら、台湾でもあるんですか(^^;)

>飯香幻さま
切符の手配なんかもスタッフか現地の旅行会社任せなんでしょうしね。こっちからしたら「鉄道の旅は切符を取るところから始まるんだ!」と強調したいところですが……

>ぐんままさま
そういや以前、自由席の切符しか持ってないのに、適当に空いてる指定席を乗っ取った記憶が……(もちろんその後に車掌さんがやって来て切符の差額を払いましたが)すんません、私も人のことを偉そうに言えた義理ではなさそうです(^^;)
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日本でも‥‥ (ぐんまま)
2010-05-07 10:21:58
>列車に乗り込むと自分の座席に既に他の人が座っており
 私、日本国内でも遭遇率高いかも‥‥。
 先日も、新幹線で私の指定の席に誰かが荷物を置いたままどこかに行ってて、しばらく困ってしまったさ。

>名前も聞いたことの無い街に立ち寄っているのが萌える。
 そうそう。
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Unknown (飯香幻)
2010-05-07 00:22:29
関口クンの場合、機材つきの取材スタッフ御一行様だったからねえ。案外醍醐味を味わい損ねているかも知れんな。
もっとも単独で旅をして出くわしても、ヤツなら適当に絵とか歌とかのネタにしてたかも。
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台湾でも (xihuan)
2010-05-06 23:31:42
>列車に乗り込むと自分の座席(あるいはベッド)に既に他の人が座って
台湾で、台湾鉄道に乗って九份へ行った時に、台北駅から全席指定の急行電車に乗った時に、すでに他人が自分の席に座っていて、切符を超せたらにこやかに席を空けてくれたことを思い出しちゃいました。
鉄道の旅のだいご味ですよね~
この番組好きなのでまた見たいと思います。
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